スイスメイドの若手ブランド モーリス・ラクロア
皆さん、モーリス・ラクロアというブランドをご存じでしょうか。スイスはチューリッヒで1975年に腕時計を販売し始めたブランドで今も変わらずにチューリッヒに拠点を置いているブランドです。ブランド自体は、1889年に同じくスイス・チューリッヒで歴史は始まりました。腕時計ブランドとしては、再来年で50周年を迎えるモーリスラクロアは、スイス時計の中ではまだまだ若手のブランドですが、時計愛好家たちをうならせるほどの時計を生み出しています。今回は、そんなモーリスラクロアがどのようなブランドなのか、紐解いていきます。
もともと、時計製造に参入する前は、絹などの貿易会社として歴史はスタートしました。日本で絹と言えば、皆様ご存じ「富岡製糸場」。当時の絹貿易時代は、取引があったそうです。その後、1961年に時計組み立て工房がスタートし、それをきっかけに、時計を「製造する」という事にも力を入れていきました。そして、1975年モーリス・ラクロアとして初めての自社ブランドから腕時計を世に発表し、腕時計ブランドとしての歴史をスタートさせました。
職人たちのアイデアの源は3つのテーマ
どんな時計ブランドにも、信念・テーマなどを掲げています。モーリスラクロアには、職人たちが大切にしてきた3つのテーマがあります。それは、「パワー」「プライド」「情熱」です。とてもシンプルですが、時計を生み出すには欠かせない、大切なワードたちですよね。この3つのテーマが、軸となり、柱となり、探求心を忘れず、職人たちが新しいデザインを生み出す原動力を担ってきました。
モーリス・ラクロアの時計は、ひと工夫されているデザインが多いのも特徴です。今回、お預け頂いているこちらのモーリスの時計を見て頂くとわかるように、あまり見ないデザインですよね。この時計には、12時間表記の時刻と合わせて、6時側には「カレンダー」、そして3時側付近には「24時間表記の月と太陽が描かれた時刻」もあります。遊び心もありますが、カラーリングは、シルバー系で統一されており、ビジネスシーンでも使える絶妙なデザインです。この時計で相手との話が広がることもありそうですよね。この様にモーリス・ラクロアは、持ち主を飽きさせないデザインとスイス時計なのに10万円前後の価格から手に入れられるというコストパフォーマンスの高さが魅力的な理由の一つなのです。
いかがでしたでしょうか。今回は、モーリス・ラクロアのご紹介でした。ブローチでは、モーリス・ラクロアのオーバーホールやポリッシュを承っております。お困り事御座いましたら、お気軽にご相談ください。
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