BROOCH神田店で取り扱っているROLEXカットガラスK14WGをご紹介いたします。
とても小さな盤面で華奢なデザインの時計で可愛らしいです。盤面の周りにカットガラスが施されており、宝石などを埋め込んでいるわけでもないのにキラキラと輝いております。上品で奥ゆかしい輝きです。ムーブメントは手巻き式となっております。当店で扱っているこの商品。紹介しようと調べていたのですが、同じものが見つからず、苦戦していたのですが、恐らく遠い昔に誰かがカスタマイズをして贈った物ではないかということに気がつきました。盤面は同じ物はあったのですが、チェーンが一致するものがありませんでした。当店のはチェーンがハート型になっております。当店のは裏面も文字が彫られているのに対して見つけた物は文字が彫られていませんでした。うらには”to”の文字が刻まれています。日付のような数字もあります。64年でしょうか。ハートのチェーンからみて恋人へのプレゼントかと思われます。約60年の時を得て現在も残っているなんてロマンティックですね。この考察が合っているかどうかは別としてアンティークにはこういった楽しみ方もありますね。是非ともご来店の際はアンティーク時計もご覧くださいませ。
BROOCH宝石・時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
ハイビートを代表するムーブメントとしてはゼニスが供給する【エル・プリメロ】
テンプが往復するテンポは時計によって違います。ややこしいのは、そのテンポを表すのに3種類の方式があり、しばしば混在している点です。機械式時計の脱進機は、テンプの往路と復路でそれぞれ 1回ずつガンギ車を解放します。このため時計の世界では古くから、テンプの往復回転を片道で 1振動と数える特殊な単位が使われてきました。これが第1の方式で、1秒間に何振動するかで「5振動」や「8振動」と数えることが多いのですが、 2番目の方式として1時間あたりの振動数で表すこともあり、この場合は「1万8000振動」や「2万8800振動」と数字が3600倍になります。さらに最近では、振動数の国際単位であるHzで表す第3の方式も増加。 Hzは1秒間あたりの往復振動数で表すため、5振動は2・5Hz、8振動は4Hzと、数字が半分になります。
「ハイビート」と「ロービート」
一般に8振動以上を「ハイビート」、未満を「ロービート」と呼んでいます。ハイビートを代表するムーブメントとしてはゼニスが供給する〝エル・プリメロ〟やセイコーの〝 9S85〟(共に10振動)、ロービートではユニタスが開発し現在はETAが供給する〝cal.6497-1〟(5振動)などがよく知られています。
長所と短所
文字盤の目盛をどれだけ細かく刻もうが、歯車の組み合わせで秒針の動きをどこまで細分化しようが、機械式時計が計測できる時間の最小単位はテンプの振動数を超えられず、5振動は5分の1秒、10振動は10分の1秒まで。つまり、振動数が多い方がより細かい時間まで計れるということです。さらに、振動数が増えれば天輪の回転速度も速くなって遠心力が高まるため、等時性もより安定しやすくなります。こう書くと、あらゆる点でハイビートの方が優れているように聞こえますが、振動数だけで優劣は決まらず、必ずしもそう言い切れないのが機械式時計の奥深いところですね。ハイビートには、テンプの往復回数が多い分だけエネルギーを消費して「パワーリザーブ(ゼンマイ動力の持続時間)」が短くなり、部品の摩耗も進みやすいという短所もあるのです。一方、ロービートには逆の長所と短所があるわけで、結局はどちらも一長一短。今日では精度に優れたロービートや、パワーリザーブと耐久性が改善されたハイビートも多いので、振動数だけで一概に優劣はつけられません。
もちろんBROOCH時計修理工房では、ハイビートを代表するエルプリメロやロービートの多いアンティークウォッチのオーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
Gucci103ブレスウォッチの電池交換
私物の時計(Gucci 103 ブレスウォッチ)を使って電池交換をしてみました。10年位ほったらかしだったので中も外もかなり汚れていました。こちらはネジで留まっているタイプのものだったので4個所のネジを外して電池を交換するだけで簡単に出来ました。こうして自分の時計を改めてみると、お客様が普段いかにご自身の時計を大事にキレイにあつっかているのかがわかりました。反省です。これからは時計を大事に扱う事プラス丁寧に扱います。
BROOCH時計修理工房では、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、オーバーホール(分解洗浄)、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
ベルト交換について ブローチ(BROOCH)時計修理工房神田店
アルファロメオの腕時計を新品のベルトへ交換しました。
新品のベルトへ交換前の状態
最近大分涼しくなってまいりました。暑さも弱まり汗をかく事もだいぶ少なくなり、ベルト交換には打って付けのタイミングかと思われます。そのおかげか連日ベルト交換のお客様が来店しております。今回はMORELLOATO(モレラート)のベルトに交換していただきました。ベルト交換をすると今までのご自身の時計の雰囲気もガラリと変わります。腕時計は、単品で見てると一見奇抜かなと思ったり、少し派手かも知れないと思っても、いざ身に付けるとしっくりきたり、良いアクセントになっていたりするのでいいですね。革ベルトですと使い込むうちに光沢が出たり、色が変化していくのも楽しみのうちの一つです。是非とも今のこの季節にベルト交換なさってみてはいかがでしょうか?
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、オメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
こんにちは。ブローチ時計修理工房蒲田店です。今回はオメガスピードマスターについて、どんな時計なのかご紹介しようと思います。NASAの公式装備品に選ばれ、人類初の月面着陸に同行したことで「ムーンウォッチ」の愛称で親しまれてきたオメガのアイコンウォッチ、「スピードマスター」長い間オメガの看板時計として君臨している訳はどういった事なのでしょうか?支持され続け多くの人に愛用され続ける理由を見てみましょう。
初代スピードマスター
オメガがスピードマスターを世に送り出したのは、1957年。今から60年以上前の事。1950年~1960年頃というのは、近代時計史において非常に意義深い時代です。ロレックスではサブマリーナ、ブライトリングではナビタイマー、ロレックスのGMTマスターと現在においても活躍しているシリーズが世にお披露目された所謂【スポーツウォッチ】でした。オメガはこの時代「マスターシリーズ」として新作を発表。【シーマスター】【レイルマスター】そして【スピードマスター】でした。当初はモータースポーツ用の時計として誕生しました。初代は宇宙とはなんの関係も無いんですね。ちなみにスピードマスターは、ダイヤルではなく外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。当時画期的だったこのデザインは、レーサーの視認性を高めたと共に、デザイン面でも以降のクロノグラフに多大な影響を与えました。
これが後々に1stモデルと呼ばれるようになります。
2代目スピードマスター
初代スピードマスターから2年後、スピードマスターはデザインを変更したセカンドモデルを発表。針がアロー型からアルファ型に変更。主にセカンドモデルと呼ばれ、実は初めてオメガの時計で宇宙に行った時計なんですね。
3代目スピードマスター
2代目スピードマスターから更に数年後、第三世代が登場します。この時のモデルチェンジは針の形状がアルファ針から白ペイントのバトン針へと変更されています。これによりさらに視認性が高まりました。そしてこの世代が月面調査に使われたモデルである事はとても有名ですね。アメリカとソビエトのロケット競争が激化していたこの時代。NASAは宇宙での過酷な環境にも耐えうる丈夫な腕時計を探していました。宇宙飛行士のための腕時計を求めるNASAが行ったテストは、70℃で48時間(さらに93℃で30分)の高温、-18℃を4時間までの低温での検査をはじめ、高熱の蒸気を当てられたり、40Gの負荷をかけられたり、急激な温度変化や気圧変化にさらしたりといった、非常に過酷なテストでした。オメガの他にCal.30chを搭載したロンジン、バルジュー72を搭載したロレックスなど、10社ほどの時計が集められたそうですが、このNASAのテストを経て、最後までクロノグラフ機能が稼働していたのは、オメガのスピードマスターだけだったと言います。
4代目スピードマスター
そして1965年、スピードマスターは第4世代に突入します。ケースは左右非対称に、リューズガードが3時側に取り付けられる形になります。そして、この年NASAは宇宙飛行士標準装備としてスピードマスターを正式採用。1966年からオメガに正式に発注することになります。
5代目スピードマスター
1968年、スピードマスターは第5世代に突入しました。外装に変化はありませんでしたが、搭載ムーブメントがCal.321からCal.861へと変更されました。クロノグラフのクラッチが複雑な形状のコラムホイール式から合理的なカム式へ、テンプのひげゼンマイが平ひげに変更され、振動数は18,000から21,600とハイビートに。精度の安定化を図りやすくなっています。
以降もスピードマスターは世代を超えて愛され続け現在のモデルに行き着く流れになるのでした。現行モデルとほぼ形は変わらず愛され続けるのには、スポーツウォッチ始まりから宇宙、月面調査に耐えうる実績があったからに他なりません。そして今後も10年20年50年100年とその偉業を称えながら進化して行く事でしょう。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、オメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。