1860年、ジョヴァンニ・パネライによってフィレンツェに「オフィチーネ・パネライ」を設立。
 時計工房兼フィレンツェ初の時計学校が誕生する。
 イタリア海軍のための時計メーカーとしてスタートし、歴史上初めて軍事用のダイバーズウォッチを作ったと言われています。
 数多くの技術は世界中で評価され、またイタリアならではの高いファッション性で数多くの著名人に愛され、不動の人気を得ています。
 パネライの代名詞でもある『デカ厚』は瞬く間に一大旋風を巻き起こし、他ブランドも挙って主要モデルのサイズアップに踏み切ったのは記憶に新しい。
 近年では完全自社製のムーブメントを次々に発表しており、ファッション時計の枠を飛び出し、マニュファクチュールブランドへと進化を遂げています。
 代表的なモデルは「ルミノール」「サブマーシブル」「ラジオミール」「ルミノール1950」などがあります。
 
 
 パネライの歴史を振り返ると、1936年にイタリア海軍向けにラジオミールが試作され、その後ラグやリューズの形状が変更されて、1950年頃にルミノールとして進化したと言われています。
 こういった背景から見ても、パネライの中でもラジオミールはクラシカルなライン、ルミノールはよりモダンなラインという位置づけです。
 パネライは「デカ厚」のイメージを持たれる方が多いと思いますが、実は薄型の時計もあります。その薄型パネライのほとんどがラジオミールから発表されています。  
 このように見た目は非常によく似た2つのモデルですが、分かりやすいデザインの違いがあるということが分かります。
 あと、ルミノールには「ダイバーズ」モデルの「サブマーシブル」という派生デザインもあります。  
 
 
 
 ルミノールかラジオミールかを選らんだ後は、「従来ケースデザイン」か「新型ケースデザイン」か選ぶ必要があります。
 文字通りですが、近年、ルミノールにもラジオミールにも新型ケースデザインが投入されたのです。
ルミノール1950は1950年代当時のルミノールに着想を得て造られており、ルミノールに比べ立体的なデザインが特徴です。
 また、リューズプロテクターには「REG.T.M.」入っており、これはパネライがリューズプロテクターの特許を取得していることを示しています。
 さらに、ルミノール1950にはルミノールの日付モデルに採用されている日付拡大レンズがないので、拡大レンズを好まない方にもおすすめです。
 
 
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