BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 阿佐ヶ谷店 > 【東京阿佐ヶ谷・BROOCH時計宝石修理工房】今回はロレックス・バブルバックのご紹介を致します!!
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ROLEX_アンティーク正面 写真は阿佐ヶ谷 店にて販売中のロレックスパーペチュアル。

ロレックス・バブルバックとは?


ロレックスは1933年、世界で初めて完全防水性能を持つ自動巻腕時計を開発・発表しました。その時、作られた完全防水自動巻き腕時計のことを総称してバブルバックと呼びます。
完全防水にしたことで搭載するムーブメントなどの厚みが増してしまい、機構を収めるケースを開発しなければなりませんでした。そこでロレックスが開発したのがバブルバックという厚みを持った裏蓋。裏蓋の厚みが泡のように膨らんでいることからバブルバックと呼ばれるようになりました。

バブルバック_裏蓋 まん丸が可愛い裏蓋ですね
バブルバック_裏蓋2 中華鍋の底をひっくり返したような綺麗な丸みです。

ただバブルバックというのはユーザーによる愛称であり、正式名称はオイスターパーペチュアルです。
1933年に発売されてから1955年までの約20年間作られましたが現行では使用されていなくアンティーク時計にのみに見ることが出来ます。
特殊な形状であるがためロレックスファンに絶大な人気を誇っています。

バブルバック_横 UFOにも見えますね

ロレックスムーブメント

バブルバックのモデルは1stから6stの全部で6段階のモデルに別れていきます。写真の機構はおそらく1946年に発表された6thモデル。従来の設計を一新し様々な点に改良が加えられています。
この構造により裏蓋の形状が綺麗なラウンド型になり、バブルバックに相応しいふっくらした泡のような優しい形を描いています。6thモデルがバブルバックの最後のモデルで、1955年に製造終了になるまでこのモデルが使用されました。

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