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ロレックス・バブルバックとは?
ロレックスは1933年、世界で初めて完全防水性能を持つ自動巻腕時計を開発・発表しました。その時、作られた完全防水自動巻き腕時計のことを総称してバブルバックと呼びます。
完全防水にしたことで搭載するムーブメントなどの厚みが増してしまい、機構を収めるケースを開発しなければなりませんでした。そこでロレックスが開発したのがバブルバックという厚みを持った裏蓋。裏蓋の厚みが泡のように膨らんでいることからバブルバックと呼ばれるようになりました。
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ただバブルバックというのはユーザーによる愛称であり、正式名称はオイスターパーペチュアルです。
1933年に発売されてから1955年までの約20年間作られましたが現行では使用されていなくアンティーク時計にのみに見ることが出来ます。
特殊な形状であるがためロレックスファンに絶大な人気を誇っています。
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バブルバックのモデルは1stから6stの全部で6段階のモデルに別れていきます。写真の機構はおそらく1946年に発表された6thモデル。従来の設計を一新し様々な点に改良が加えられています。
この構造により裏蓋の形状が綺麗なラウンド型になり、バブルバックに相応しいふっくらした泡のような優しい形を描いています。6thモデルがバブルバックの最後のモデルで、1955年に製造終了になるまでこのモデルが使用されました。
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