こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
今回は、アンティークウォッチRADO(ラド―) Artcolline 手巻き式腕時計Cal.407のご紹介をいたします。
RADO(ラドー)とは
1917年創業のラドー。スイスのレングナウにて、フリッツ・シュラップ(Fritz Schlup)氏、エルンスト・シュラップ(Ernst Schlup)氏、ウェルナー・シュラップ(Werner Schlup)氏の3兄弟が「シュラップ・アンド・カンパニー(Schlup & Co.)」を設立したのが始まりです。
創業から数十年のあいだオリジナルの時計は作らず、主にムーブメント制作に従事していました。
最初期の活動こそ地味だったものの、第二次世界大戦の終わりごろには世界有数のムーブメントメーカーのひとつとなっていたのです。
1947年、経済学者のポール・ルーテ―博士が経営に参加。これがきっかけで、シュラップ・アンド・カンパニーはオリジナルの腕時計開発へと舵を切りました。
1956年には初のオリジナルウォッチとなる「イグザクト」を発表。
翌1957年に社名を現在のラドー(Rado Watch Co. LTD)に変更すると、伝説的なコレクション「ゴールデンホース」を発表。続く1958年には「グリーンホース」をリリースし、日本を始めとする東アジアや南米、北米など卓越したマーケティングで市場を拡大。
1950年代末までに61カ国以上で販売を展開する国際的な時計ブランドへと成長を遂げた。
RADO(ラド―) Artcolline
こちら1940~1950年代に製造されたと思われる手巻き式のキャリバー407が搭載されたモデルです。
ベルトの装飾がとても印象的なデザインで、そのままブレスレットとしてもお使いできそうなほど複雑なデザインが施されております。
手巻き式のキャリバー407にもしっかりとラド―の碇マークが付いております。
その他にも金貼りでつくられたものや、ラウンドケースのモデルなどがありますが、現在ではなかなか市場に出回っていない珍しいモデルです。
現状のままでのお渡しにはなりますが、¥22000(税込み)と、大変お求めやすい価格となっておりますので、少しでも気になられましたら、是非店頭に実物をご覧くださいませ。
お待ちしております。
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
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