ロレックス デイト・ジャスト モデル16233のオーバーホール&ポリッシュ。

修理ブランドROLEX ロレックス

 

 

 

今回のご依頼はロレックスのデイトジャストです。その名の通り午前0時になると同時にカレンダーが切り替わるデイトジャスト機能を搭載した実用性の高い腕時計です。

5年程前に他のお店でオーバーホールしたが、だいぶ遅れるようになったのでオーバーホールしてほしい。」と持ち込まれました。

調べてみると、手でゼンマイを巻いてみるとガリガリと巻き上げ車が引っかかる音がし、全体的にオイルの状態も悪くオーバーホールの必要な状態でした。また全体的に細かい傷が見られたので、ポリッシュしたのち洗浄します。

オーバーホールとはムーブメント(機械)をパーツ毎に分解して洗浄をかけ再度組み直します。 洗浄することによって古い潤滑油を洗い流し、新しい潤滑油をさすことによって出来るだけ新品の状態に近づけます。この方法はパーツに破損が無い限り基本的に元のパーツをそのまま使います。定期的なオーバーホールはパーツの保護にもつながります。

 

今回は同時進行でポリッシュ加工を施します。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て購入した直後のような美しい状態になります。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

 

バフーモーター

こちらがバフモーターです。専用の研磨剤をつけて使用します。

 

 

オーバホール後の時計です。表面の細かい傷が消え光沢が出て購入した直後のような美しい状態になっています。ステンレス素材は確かに頑丈ですが、汗や皮脂などの汚れをそのままにしておくと、腐食してしまうこともあります。腐食してしまった部品は我々時計師でも直すことは不可能です。特に本モデルのような何十年も前に製造されたモデルであれば、なおきおつけなければなりません。部品も新しく仕入れることもできないので、今あるものを大切につかっていくしかありません。保管する際はなるべく汚れを落としてから保管されることをお勧めします。

 

機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

オーバーホール料金         ¥28.000

ケース&ブレスポリッシュ料金    ¥10.000