今回はロレックス(ROLEX)のオーバーホールの依頼です。

修理ブランドROLEX ロレックス

今回はロレックス(ROLEX)のオーバーホールの依頼です。

 

「父から譲り受けたもので、最後にオーバーホールしてから7年経っている。」とのことでお預かりしました。

ロレックス ROLEX デイトジャスト cal.68274  オーバーホール 、分解掃除は新潟市 万代バスセンター2FBROOCH ブローチ時計修理工房におまかせください!

オーバーホールはただ部品を分解してから洗って組み立てるだけの作業ではありません。分解する段階で不具合の原因になっている個所を見つけ出すという、人間に置き換えると定期健診・健康診断のような役割も持っています。たとえば、分解していきながら部品に破損がないかチェックして、歯に欠けがないか、汚れは溜まっていないか、油が切れていないか、部品に擦り傷がついていないかなども確かめます。

 

中の機械を分解してみるとかなり汚れが溜まっていました。この汚れは部品同士がこすれて出てきたものと、乾いて固着した油が混ざったものです。これらは歯車が動くうえで大きなパワーロスにつながります。特に機械式時計はクオーツ時計よりも強いテンションが部品にかかっているため、汚れの量もかなり多いです。そのためクオーツ式よりも短い間隔でのオーバーホールが必要になるのです。

 

オーバーホールは部品に破損がない限り元の部品をそのまま使って組み立てていくことになりますが、もし破損した部品がある場合は新しいものに交換する必要があります。その場合はオーバーホール料金とは別に、部品の代金がかかります。組み立てる際は、時計が動くときに負担のかかる個所に油を注します。クオーツ時計は機械式と比べて力が弱いため全体的に軽い油を注していきます。ただしリューズの根元の時間合わせやカレンダー合わせを切り替える機構には、大きな負荷がかかるため、重い油を注します。

 

時計は初めから最後まで一気に組み立てていくのではなく、段階ごとに動作チェックをしながら進めていきますこうすることで、組み立てていく段階でも不具合や組間違いを見つけることができるからです。

 

 

機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。それは機械式でもクオーツ式でも同じです。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

 

 

 

今回はやりませんでしたが当店ではオーバーホールと同時進行でポリッシュ加工(外装磨き)を施すことができます。

基本的にはバフモーター

 

という機械を使い、磨いていくのですが、ズレたり凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。

 

まずは、硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。この時の傷の取り具合がこの後に繋がっていくので大事な一段階目です。

あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。

二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。

この段階である程度の光沢を出します。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。

最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。

サテン仕上げはバフモーターの一番右にあるスポンジバフという筋の付くバフを使用します。斜めに筋が入らないように気を付けながらサテン加工を施していきます。この作業で鏡面仕上げとの綺麗なコントラストが決まるので重要な作業になります。

 

 

オーバーホール ¥38,000(税別)