SEIKO-セイコー-ホールクロック(柱時計) Ref.605B オーバーホールのご依頼です。

修理ブランドSeiko セイコー

SEIKO-セイコー- ホールクロック(柱時計)Ref.605B オーバーホール(分解掃除) 修理

今回は、普段とは少し違ったご依頼をいただきました。
出張修理です!
セイコー、ホールクロック(柱時計)オーバーホールのご依頼です。このホールクロック、高さが200m程あるので持ち運べませんよね。そこで特別に出張修理をすることになったわけです。(今後もご依頼があれば出張修理する事があるとかないとか。。。)
セイコーホールクロック(柱時計) Ref.605B オーバーホール(分解掃除)は新潟市にあるブローチ時計修理工房までご依頼ください。

ホールクロック、振り子時計の仕組み

そもそも振り子時計とは、かのガリレオ・ガリレイが発見した振り子の等時性(一定の周期で揺れる性質)を応用した時計で、ゼンマイや錘の下降などを動力源とし、振り子の等時性によって調速される脱進機によって制御され、時を刻みます。振り子時計の脱進機は振り子の等時性に影響を与えないように工夫されており、動力源から伝えられる運動エネルギーをごくわずかずつ、かつ振り子の往復運動が減衰しないよう振り子に伝え、振り子の運動を歯車の1歯毎の回転に変換するという仕組みになっています。
振り子時計は水平を取ってオーバーホール(分解掃除)をしないといけないので、なかなか大がかりな修理になりそうです。さすがに枠ごとは持ち帰れないので。。。
そして、ホールクロックの魅力と言えば、鐘の音ですよね!
こちらの鐘は、1時で1回、2時で2回というふうに時間の数だけ鐘の音が鳴り、30分を知らせる鐘が1回鳴る仕組みになっております。

いざ、オーバーホール(分解掃除)!


こちらがムーブメントになります。

今回は水平を保ちながらの作業になるので、こういった装置でオーバーホール(分解掃除)していきたいと思います。
ホールクロックといえども、基本的なオーバーホールは腕時計と同じです。
機械を分解し、専用洗浄機にて洗浄したのちに組み立てます。ですが、単に分解して掃除をするだけではありません。故障になりうる箇所を徹底的にチェックし、調整します。そのうえで、専用洗浄機にて洗浄し、稼働箇所に油を注します。全てのパーツをチェックし注油をしながら組み直します。とても精密に作られている時計において小さな故障個所は他のパーツへのダメージを与えることになるからです。

修理工房では順調に動いてくれた時計ですが、このまま無事に作業が終わることを祈って、取り付け作業に向かいます。

やはり時計修理工房とは環境が違うためタイミング調整が必要でした。水平感が違ったため振り子の振りに誤差が生じたのでしょう。。
ですが、タイミング調整もうまくいき今回の出張修理は無事終了致しました。

~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

今回はいつもとは違った、出張修理作業でしたが当店では、オーバーホール、外装磨き、ベルト交換、ベルトの長さ調整(穴あけなど)、磁気抜き、水入り(ガラスの水滴)の除去・乾燥などの各種修理も承っております。また、破損した部品のお取り寄せして交換させていただくことも可能です。
ご使用の時計に何かありましたら新潟市紫竹山のbrooch(ブローチ)時計修理工房へお越しください。