BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > Hamilton ハミルトン > HAMILTON-ハミルトン-Ref.H385150 オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、マキシン交換 時計修理

HAMILTON-ハミルトン-Ref.H385150 オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、マキシン交換 時計修理

修理ブランドHamilton ハミルトン

HAMILTON-ハミルトン-Ref.H385150 オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)マキシン交換 修理

今回のご依頼は、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)マキシン交換の3本立てです。
まず、マキシンが折れてリューズが取れてしまっていたので、マキシンを修理します。マキシンがないと針回しやゼンマイの操作など、まともにオーバーホール(分解掃除)が出来ないので、、、

マキシンが折れ込みリューズの中にはいってしまっています。こういった場合当店では、折れた巻真の中心に穴をあけてそこに金属の棒を挿入して回しながら引き抜きます。

キレイに折れ込んがマキシンを除去する事が出来ました。

では、オーバーホール(分解掃除)に移ります。

オーバーホール(分解掃除)とは、、、

時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」、車に例えて言えば「車検」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、4~5年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。
クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり4~5年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

リフレッシュ!外装磨き!

最後は、ポリッシュ加工(外装磨き)です。
ケース、ブレス共にご依頼頂いたので、ピカピカに仕上げたいと思います!

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。 新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。BEFORE

まずは、ケースとブレスですがなかなかの使用感で傷だらけです。。
かなり傷を落とさなければ綺麗な鏡面仕上げにならなそうですが、形が崩れてしまいそうなので、ギリギリのラインを攻めつつ慎重に磨いていきます。

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。 新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。AFTER

丸みを帯びたり、だれることなく綺麗に磨けたのではないでしょうか。

ブローチ時計修理工房では、どうやってみがいているのか。


基本的にはバフモーターという機械を使い、磨いていくのですが、ズレたり凹凸が出来たりすると綺麗な仕上がりとは言えなくなるので、集中力を高めて作業します。
硬めのフェルトバフで全体のキズを取り除きます。この時の傷の取り具合がこの後に繋がっていくので大事な一段階目です。
あまり深い傷を追ってしまうと、形状自体が変わってしまう恐れがあるのでバランスも見ながら慎重に研磨していきます。
二段階目は、少し硬さを落とし、柔らかめのフェルトバフで磨いていきます。
この段階である程度の光沢を出します。この時、表面に凸凹が出ないよう注意しながら研磨していきます。
最後に、布バフで鏡面に仕上げます。バフの回転を上げ一気に仕上げます。
サテン仕上げはバフモーターの一番右にあるスポンジバフという筋の付くバフを使用します。斜めに筋が入らないように気を付けながらサテン加工を施していきます。この作業で鏡面仕上げとの綺麗なコントラストが決まるので重要な作業になります。
このような作業工程でブレスを磨いていきたいと思います。

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。

こちらもかなり傷だらけです。ここまで磨きがいがあるとテンションがあがります!
このブレスを硬めのフェルトで傷取りをすると!

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。

こういった仕上がりになり、この段階では、傷こそ取れたものの鏡のように輝いてはいません。
この下地からバフの硬さ、回転数を調整しながら鏡面のように磨いていき、スポンジバフでサテン加工を施すわけです。

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。

サテン加工が施されるとブレスの印象が一気に変わりますね!

新潟市にあるブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)を承っております。

~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~

当店では、電池交換はもちろん、オーバーホール、外装磨き、ベルト交換、ベルトの長さ調整(穴あけなど)、磁気抜き、水入り(ガラスの水滴)の除去・乾燥などの各種修理も承っております。また、破損した部品のお取り寄せして交換させていただくことも可能です。
ご使用の時計に何かありましたら新潟市紫竹山のbrooch(ブローチ)時計修理工房へお越しください。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007

オーバーホール(分解掃除)¥25,300(税込)
ポリッシュ加工(外装磨き)¥11,000(税込)
マキシン交換¥3,300(税込)
閉じる