ROLEX-ロレックス- デイトジャストのオーバーホールとポリッシュの依頼です。
ロレックス オーバーホール(分解掃除) ポリッシュ加工(外装磨き) 時計修理
今回はロレックスのデイトジャストをオーバーホールとポリッシュ加工の依頼でお預かりしました。
デイトジャストは文字通りデイトジャスト機能を備えた腕時計です。デイトジャスト機能とは夜中の午前0時ちょうどにカチッと日付が変わる機能のことです。この機能はかつてロレックスが発明した機能です。
では、作業の話に戻します。
~なぜオーバーホールが必要なのか~
オーバーホールとはムーブメント(機械)をパーツ毎に分解して洗浄をかけ再度組み直します。 洗浄することによって古い潤滑油を洗い流し、新しい潤滑油をさすことによって出来るだけ新品の状態に近づけます。この方法はパーツに破損が無い限り基本的に元のパーツをそのまま使います。定期的なオーバーホールはパーツの保護にもつながります。
時計の油は蒸発しにくいような成分でできていますがそれでも永久に使えるわけではありません。徐々に乾燥してきてしまいます。この状態を油切れと呼びます。油が切れた状態で無理に機械を動かすと歯車に負担がかかり、最悪の場合歯が欠けてしまいます。部品が破損した場合交換しなければならないため、通常料金に部品代が加わってしまいます。あらかじめご了承ください。
~外装磨きで購入当初のような輝きを!~
今回は同時進行でポリッシュ加工を施していきます。
ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。
研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。
↑こちらが研磨する前の状態です。ケース、バンド共に細かい無数の傷が見られます。
せっかくオーバーホールで内部が綺麗になったのに外装がこれでは、、、。磨いていきます!
↑こちらが作業後です!いかがでしょうか!細かい傷が消えてピカピカになりました!
打痕や深い傷はフォルムが崩れてしまうため完全には取り除けませんが、小傷や擦れ傷などがなくなっただけでこの輝き!
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
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