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こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
当店でも販売している『アンティークウォッチ』ですが、そもそものアンティークウォッチの定義はいったいどのようなもののことを指すのか、を調べてみました。

アンティークウォッチとは


『アンティークウォッチ』には、実際のところ様々な定義がありますが、とても歴史の古い懐中時計時代のものから、1960年代頃までにつくられた機械式時計のことを主に指します。
古くは懐中時計から、クラシカルな雰囲気や、レトロなつくりの腕時計などなど。
毎日じっくりとゼンマイを巻き上げる感触を楽しみながら、時計がチッ、チッ、チッ、と元気に動いている音をたのしめる。
そういったことがアンティークウォッチの在り方なのではないでしょうか。

懐中時計の歴史

がっしりと重厚感のあるつくりの懐中時計や、繊細な彫刻が施されているまるで美術品のような懐中時計もあります。
腕時計の初期時代の非常に個性的なデザインの腕時計や、全盛期時代の華やかなものまで多種多様な腕時計が存在しています。
つくられた時代が違えば、デザインが違い、素材も異なってきます。
そしてその時代ごとに、技術的にできること・できないことといった制限もあり、時計の外観も年代が異なると大きく変わってきます。
古くは、ひとつひとつを職人の手作業によって仕上げていたため、生産できる本数も限られていた時代。
そして量産できる時代になった時代とはいえ、それでも手作業の一歩先という時代のものや、生産性よりもデザインやつくりを重視したもの。
60年代に入ると、生産できる本数もかわり、それに伴いデザインやつくりも簡素化されていきます。
しかし、それが昭和年代の特徴であるかのようなレトロ感を漂わせています。

ROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740の文字盤

こちらは1960年代アンティークウォッチのROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740

 

時代を追っていくと、時計のケースひとつや装飾をとっても大きな違いがあり、古くは彫刻などが多用されていた装飾が、型を取る形での装飾に変わり、もともと単調な丸や長方形であったものが、曲線を描いたものや、特殊な形のものが現れてくるなど、技術の違いが時計のデザインの違いにはっきりと現れてきます。
その時代ごとに違う時計の形やデザインを、ありのままに受け入れて楽しんだり、骨董品やアンティーク雑貨を楽しむように、その時計が培ってきた風格を楽しむことができます。
現代の時計とは全く違う、それでいて現代から見ると、とても斬新でかつ新鮮なつくりをもつものがアンティークウォッチなのです。

1960年代OMEGA(オメガ)カットガラスcal.485手巻き式腕時計です。

こちらは1960年代アンティークウォッチのOMEGA(オメガ)カットガラス 511.166 cal.484

 

アンティークウォッチはBROOCH時計修理工房にて販売しております!


 

蒲田店外観

BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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