BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 阿佐ヶ谷店 > 自分で電池交換したけれど動かない症状について【東京阿佐ヶ谷・BROOCH時計宝石修理工房】
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電池交換をしたのですが、動きませんでした。なぜでしょうか。

油切れ、漏液、汚れなどの原因が考えられます。止まったまま放置していますと電池が液漏れし、オーバーホールが必要になる場合もあります。
また、電池から液が漏れだし腐食が進むと機械を破壊しまいます。
そのため時計が動かなくなる訳です。
こうなってしまうと残念ながらオーバーホールしても直りません。
現行のモデルであれば新しい機械の手に入るのでムーブメントの交換が可能ですが、
アンティークや限定品などになるとムーブメントの入手は非常に困難になります。
そのため、大切な時計を長く使っていただくために電池が止まりましたら1か月以内を目途に電池交換を行うことをオススメします!

例えば、電池が止まってから2年放置している時計をお預かりするとします。
この場合は、漏液を起こしている可能性が高いです。
電池交換を行ったが時計が動かない場合は、通常だと他の原因を探さないといけません。
ですが問診を行うことで、漏液により中の機械が錆びてしまっているのではないかといった原因が考えられます。
ですので、時計修理でお預かりする前は、作業を円滑に進める為・より良い状態でお客様に時計をお返しする為に問診を行っております!

電池の液漏れが時計の内部に浸透すると故障の原因になり場合によっては修理が困難になる可能性もあります
※デジタル時計の場合、電池交換後に「リセット作業」をしないと正常に動作しなくなります。
リセット作業とは、AC回路を指定の方法でショートさせ機械を再起動させる事です。
電池を入れても液晶が付かない場合は、リセット作業をする事で液晶が表示されるようになります。


未使用で引き起こされる場合、保管状態(高温・高湿など)や外部要因(落下、ショートなど)が原因としてあげられます。
また、輸送中に衝撃が加えられ変形したことや、保存環境が悪くサビや破損、メーカーが推奨する使用期間を超えた保管によって液漏れ(漏液)することなども考えられます。

使用中・使用後では、”過放電”が主な原因です。”過放電”は、時計が動かなくなったままの状態で電池を抜かずにおいておくなど、機器を作動させることができる電圧以下まで過度に放電された状態などが原因で起こります。
”過放電”された電池は、電池内部でガスが発生します。
大量のガスが発生して内部に溜まり電池内部の圧力が上昇すると、電池が破裂してしまいかねない危険な状態になりますので、電池が破裂しないよう、規定の圧力を超えると弁が作動し、ガスが外部に放出されるような仕組みになっています。
このガスが放出される際に、どうしても電解液が一緒に外部に漏れ出ててしまい、液漏れ(漏液)が起こってしまうのです。

ブルガリ ビー・ゼロワンムーブメント電池交換時の画像

~液漏れ(漏液)を起こさないために~
液漏れ(漏液)などを起こさないうちに、使い切った電池は早めに時計から取り出すことが大切です。
そのため、電池が無くなり時計が止まってから長期間放置するのではなく、時計が止まってからすぐ、あるいは時計の針が遅れる(まだ電池を使い切っていない状態)などの症状が出たタイミングで、お早めに電池交換を行っていただくことが大切です。
また、時計を長期間使わない場合は、時計から電池を取り出した状態で保管しておくと良いかもしれません。

皆様は「大切な時計」の行きつけメンテナンスショップはございますでしょうか。
私たち人も人間ドックがあるように、時計も調子のよくないところを定期的にメンテナンスしてあげることが大切です。
ブローチ時計修理工房では、皆様の大切な時計を、熟練の時計技師がメンテナンスいたします。

時計の電池交換の際は、ぜひお早めに当店へ時計をお持ちください!電池交換以外にも、オーバーホールやポリッシュ、ベルト交換などその他各種修理承っております。





BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

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