●修理を考えている時計をまず見積もりだけ出してみませんか?
もちろん可能です!!原因を探って、最善の修理方法をご提案させていただきます。
以下、時計見積もりの流れとなります。
①お持ちの時計をご持参ください。
②お持ちいただいた時計を見ながら修理内容をヒヤリング致します。必要であればその場で時計の裏蓋を開け、機械の状態を確認致します。(5~10分程)
③入力いただいた修理内容をもとにアトリエに届いた時計を診断。精度チェックや外装チェック、針回しやカレンダー送り等の動作確認を行います。
④専門の時計技師が内部を確認し、最終見積りを致します。確認後すぐにお客様にご連絡させて頂きます。
上記修理方法をお伝えし、ご了承いただきましたらご入金いただいて修理を進行致します。もちろん、他社様と比較検討される場合は、後日修理をご依頼にて問題ございません。
(時計の種類によって、③以降は見積もり料金をいただく場合がございます。詳しくは店頭スタッフまで問い合わせくださいませ。)
●日常でのお手入れ方法
1つ目は、日常生活でのお手入れです。当然ですが日々、腕時計を着けていると汚れや皮脂汚れがついてしまうため、こまめに汚れを落とす必要があります。
汚れを落とさずに放置してしまうと、サビや腐食につながってしまいます。
ステレンス素材を使ったベルトは錆びにくいですが、長年汚れが積み重なると落ちづらくなりますので、汚れを落とす習慣を身につけておきましょう。
●専門店によるお手入れ方法
2つ目の手入れは、専門店による定期的なオーバーホールを受けることです。オーバーホールとは、時計内部の機械を分解し点検洗浄することを指します。
腕時計は、100以上の小さな部品によって成り立っています。
部品に少しでも不具合があると、連結している他の部品にまで影響が及びんでしまうため、定期的に部品や内部に不具合が生じていないか点検をする必要があります。
また、裏蓋やリューズ部分の防水機能を果たしているパッキンもオーバーホールで点検し、必要であれば交換します。
オーバーホールをしないと、パッキンが劣化して時計内部に水が入ってしまう可能性があるからです。
車と同じように時計も、外観に違和感はなく通常通り使えていても内部の点検が必要です。
●ガラス、ケースのお手入れ方法
もっとも簡単で手軽にできるのが、布で汚れを拭き取る方法です。これは毎日、時計を外すときに習慣づけると良いでしょう。
やり方は、セーム革やマイクロファイバーなど柔らかい生地で、ガラスやケース、ベルト部分について汚れを優しく拭き取ります。
特に裏蓋部分やベルト部分は肌に直接触れるため皮脂汚れが溜まりやすい部分なので、こまめに拭くようにしましょう。
また「タオルで拭いても大丈ですか?」ということを聞かれますが、市販のタオルの場合、ステンレスが曇ってしまうこともあるため時計が傷つきにくい布地を選びましょう。
同じ理由で、シルバー素材の磨きクロスも一見ピカピカになるように見えますが、実際は時計の表面を削ってしまっているため、おすすめできません。
仕上げや磨き加工は専門技術がないと、ケースの形が変わったり傷がついてしまったりしまうため自己判断で使うのは、やめたほうが良いでしょう。
●金属ベルトのお手入れ方法
柔らかい布で汚れを拭き取っても、ベルトやリューズの隙間などには汚れが溜まりやすいです。
特に金属製のベルトは、小さな一つ一つのコマの隙間に皮脂汚れが溜まりやすく放置するとサビにつながってしまうため、注意が必要です。
ベルトの隙間といった細かい部分には、爪楊枝や歯ブラシを使って汚れを落とすのがおすすめです。
毛先の柔らかい歯ブラシや爪楊枝を、汚れを落としたい部分に当てて汚れをかきだすことで、皮脂や埃などの細かな汚れを落とすことができます。
このときの注意点は、力を入れてこすらないことです。ステレンス素材の丈夫な時計でも、力を入れてこすると傷になってしまいます。
●革ベルトのお手入れ方法
ベルトが革製の場合、固く絞ったタオルで汗や水滴などを拭き取ります。
靴やカバンと同じように革製品は使い続けると消耗が早くなってしまいます。
とくに夏場は汗がつきやすいため、夏は金属製ベルト、冬は革ベルトといったように使い分けると革ベルトを長持ちさせることができます。