BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 神田店 > 【Frederique Constant】- 手の届くラグジュアリー – フレデリック・コンスタント
スタッフブログ

こんにちは、ブローチ時計修理工房神田店 新人スタッフの32です。

当店では、電池交換、オーバーホール、ベルト交換などのメンテナンス以外にも、アンティーク時計の展示販売も行っております。その時計たちも一本一本が、どのように誕生し私たちのお店にたどり着いてくれたのか。当店に来てからずっと気になっていたフレデリック・コンスタントのハートビートの歴史を、今回は皆さんと一緒にさかのぼってみたいと思います。

夫婦の思いが詰まった時計

フレデリック・コンスタントは、1988年にスイスのトネアで創業しました。スイスの高品質な腕時計を、手の届く価格で多くの人の手元に、というピーター・スタース氏とその妻であるアレッタ氏、ご夫婦の想いから誕生したブランドです。夫婦で設立されたとは、とてもかっこいいですよね!公私ともに支えあえるご夫婦なんて憧れてしまいます。そんなお二人が、30歳のころ、素晴らしいスイス製時計の数々に目を奪われましたが、まだ若いビジネスパーソンだったピーター氏とアレッタ氏にはとても高くて手が出せない代物でした。それなら、自分たちで手の届く価格のスイス製時計を作り、いろんな人に楽しんでもらいたい、と言うのが原点だそうです。デザイン・開発組立て・品質管理もすべて自社で行うマニュファクチュールブランドのフレデリック・コンスタント。本来であれば、マニュファクチュールだと高額なものが多い中、フレデリック・コンスタントには、それよりもはるかに手が届きやすい価格のモデルもあります。お二人の想いが、しっかりと現実化されている証拠ですね。

世界初のオープンダイヤル・ハートビート

1994年。時計内部の動きが、文字盤から見ることが出来る世界初のオープンダイヤルウォッチ【ハートビート】が、フレデリック・コンスタントから誕生します。私、32は、時計の心臓部にあたるテンプ部分が見えるモデルが大好きなんですが、そのモデルを世界で初めて誕生させたのがフレデリック・コンスタントだったんです!!これはいつか手に入れなくては。。。100年経っていないブランドは、若いと言われるスイス時計業界で創業からわずか6年でこのモデルを世に発表し、送り出します。業界に衝撃を与えたのは言うまでもないでしょう。そこからさらに革新を進め、約30種類の自社ムーブメントを発表し、2016年には日本のシチズン時計の傘下に入りました。これからも素敵な時計が生まれていくのは、もちろんのことですが、そんなフレデリック・コンスタントの礎の一部であるハートビート、是非一度、当店で直にご覧いただければと思います。

 

 

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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