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こんにちは、ブローチ時計修理工房神田店です。
本日は、ブローチ一押しの【Dバックル】についてご紹介したいと思います。

Dバックルとは

【Dバックル】ブローチ一押しのDバックルとは?

みなさま、Dバックルの事はご存知でしょうか。なかなか、日常生活では意識しないと目につきにくいと思いますが、これがとても大活躍のアイテムなんです。正式名称「FOLDING-CLASP(フォールディング・クラスプ)」、もしくは「DEPLOYMENT-BUCKLE(デプロイメント・バックル)」といい、通称【Dバックル】と呼ばれているこのアイテムは、簡単に言うと「革ベルトも金属ベルトのように付け外しを簡単にすることが出来る」アイテムです。金属ベルトは、ほとんどのものが、腕から外した状態でも繋がっており、クッションなどを噛ませて置いておくことが多いのに対し、革ベルトは、当然ですが繋がっていませんので、このような状態で置いておけます。

ゼニスのアンティーク時計ヴィンテージ

ですが、これが要因となり、付け外しの際に腕から滑り落ちてしまった。なんて経験もあると思います。それを未然に防ぐことが出来、なおかつ一度ベルトの装着サイズを決めてしまえば、通常の革ベルトの付け外しよりもベルトの穴を使わなくなるため、ベルトも長持ちするという優れものです!高級時計メーカーでは、革ベルトのモデルには付いていることが大半になってきています。

宝石商の王、カルティエが生み出した発明品

【Dバックル】ブローチ一押しのDバックルとは?

このDバックルは、1909年にカルティエが特許申請をして世に発表しました。宝飾店の発想をフルに活用し、「貴金属を叩いてバネ性を持たせる」という宝飾店だからこそのアイデアでDバックルは生まれました。ジュエリーの台座にはシルバーを主流に使っていた時代に、酸化してしまうのを避けるために初めてプラチナを採用したのもカルティエです。一途には一途の、多種多様には多種多様の魅力と発想がありますね。

【Dバックル】ブローチ一押しのDバックルとは?

ブローチ修理工房神田店では、全四色【シルバー・ゴールド・ブラック・ローズ】のDバックルのご用意がございます。店頭には、見本として内三色の「シルバー・ゴールド・ブラック」がございます。ベルト交換の際には、合わせてぜひご検討くださいませ。Dバックルにされたオーナー様やスタッフは、「もうDバックルなしだったころには戻れない!」というお声も届いております。ぜひ、次回のベルト交換の際は、ご体感ください。

BROOCH時計修理工房 神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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