日本の腕時計ブランドオリエント
こちらの写真のオリエントは神田店で店頭販売しています。
オリエントは、1901年に日本で創業したブランドです。本格的に腕時計の製造を始めたのは1950年からムーブメントに強いこだわりを持っています。今回はそんなオリエントの時計についてご紹介していきます。オリエントは東京上野で創業した吉田時計店が始まりでした。1934年に東洋時計製作所として時計の製造を開始し、1936年になると戦時体制にはいり時計の製造が出来なくなります。その後1950年に製造を再開しました。1951年に「オリエント時計株式会社」と社名を変えて2017年にセイコーエプソン社と統合しています。オリエントは機械式ムーブメントに強いこだわりがあります。電池で動くクォーツ腕時計は、1969年に登場しました。クォーツ式腕時計は、機械式腕時計に比べて精度が高くなり、製造コストも抑えられます。クォーツ式ムーブメントの人気が高まってくる中でオリエントは、1971年に46系ムーブメントを発表しました。パワーリザーブなどの機能を搭載しながら高い精度を保っています。機械式ムーブメントの製造はすべて手作業です。ネジの1本から全て秋田県の自社工場で作っています。2017年に製造した46系F7は、残りの動作時間を示すパワーリザーブインジゲーターと月齢表示を組み合わせたムーブメントです。文字盤上からムーブメントの一部が見えるセミスケルトンにも対応しているムーブメントは世界的に珍しいとも言われています。
オリエントとオリエントスターの違い
こちらのオリエントスターはスタッフの私物時計です。
オリエントの代表的なシリーズは「オリエント」と「オリエントスター」の2種類です。「オリエントスター」は1951年に誕生しました。「オリエントスター」のテーマは「着ける悦び」「魅せる喜び」「繋ぐ慶び」の3つです。フルスケルトンやセミスケルトンなどムーブメントの機能や魅せ方にこだわっています。「オリエント」は1950年の創業当初から存在するシリーズです。自社製ムーブメントと独創的なデザインを組み合わせています。「オリエントスター」と「オリエント」の違いは、搭載しているムーブメントや使用している素材です。どちらも「コンテンポラリーコレクション」などの発生モデルによってデザインや機能が大きく異なります。
オリエントのメンテナンス、アンティークウォッチをお探しなら神田店へ
今回ご紹介したオリエントは神田店のアンティークウォッチとして販売中です。当サイトからもご購入できますのでお気になる方は是非御覧ください。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、オメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。