高級時計ブライトリング・カルティエ・ベル&ロスの時計修理事例をご紹介します♪
ブライトリングのコルト・スカイレーサーの電池交換
ブライトリングのコルト・スカイレーサーというモデルでケースは新素材ブライトライトというポリマーにファイバーを混ぜ合わせた樹脂系素材で出来てます。この素材はチタンの3分の1、ステンレスの6分の1という軽さにもかかわらず、強靭な硬さを持ち合わせてます。ブライトリングはヘビーなイメージがありますが、こんな軽量でカッコいいモデルもあるんですね。ブライトリング、タグ・ホイヤー等のスポーツモデルの電池交換も承っております。
Cartier must 21クォーツのポリッシュ(磨き直し)
カルティエ・マスト21の仕上げ直しのご依頼をいただきました。このモデルは1986年に発表されエレガントでスポーティーなデザインから人気を博しました。幅広のベゼルに大きくあしらわれたローマ数字とラバーと金属を組み合わせたスポーティーなベルトが特徴です。このマスト21はすでに製造が終了しており状態の良い個体を見かけることが少なくなってきました。今回長年の使用によってついてしまった傷をできる限り磨き直しピカピカにしてほしいとのご要望でポリッシュ再仕上げを行いました。皆様の時計も再仕上げをしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?
BELL&ROSS(ベルアンドロス)のクォーツ電池交換
BELL&ROSS(ベルアンドロス)BRS-64-CMBl クォーツ腕時計の電池交換を承りました。
今回お持ち込み頂きましたBELL&ROSS(ベルアンドロス)のモデルはBRシリーズで四角いケースの中に丸型のベゼルに盤面が収まっています。コックピットクロックを抜き出したようなデザインは時計好きの注目を集めるだけでなくラルフローレンが広告で起用するほどアイコニックなフェイスです。
BELL&ROSS(ベルアンドロス)のムーブメント
フェイス正面のネジはケースを通って背面のネジの受けになっていて、これを外すことでベゼルを外し盤面を取り出せるようになります。リューズを引き出し外した盤面を裏返すとムーブメントが露わになり、ここにある電池を交換して元に戻すことで電池交換完了です。
堅牢な造りのBELL&ROSS
ケースの全面と背面でムーブメントを挟み込む構造になっているので耐衝撃や着用して肌に密接する部分からの耐水性が高い堅牢な造りになっています。その分当日の電池交換等請け負えるお店も少ないのかな、という印象になっています。台東区エリア、浅草近郊、浅草線・銀座線沿線で時計修理店をお探しの人は是非お問合せ下さい。
ROLEXの歴史を感じるW&D【ウィルスドルフ&デイヴィス社】の刻印
ロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフは24歳の時アルフレッド・ジェームズ・デイヴィスと共同経営の時計会社を設立。1908年:「ROLEX」という商品名(ブランド名)が、スイスのラ・ショードフォンで商標登録され、時計の製造をはじめます。ここからロレックスの歴史が始まります。裏蓋に刻印されているW&Dはロレックスの歴史の中では重要な刻印と言えます。
Vintage ROLEX W&D 初期トレンチウオッチウオッチルーツを色濃く漂わせるロレックス
懐中時計のデザインを残しつつケースに375(18KYG)を使用するなどジュエリーとしてのロレックスも表現されている商品になります。文字盤にも繊細なギョーシェ彫りがほどこされ当時職人が一本一本手作業で彫刻しているものが多く、まさに芸術品の美しさです。
20~30年代デザインがお洒落なVintage ROLEX W&D 18kyg
30年代の繊細なデザインが新鮮なロレックス,フォーマルな装いにもカジュアルな洋服にもぴったり合わせられるかわいい時計です。BROOCH浅草店ではアンティーク時計のオーバーホールからケース、ブレスレットの磨きなどもお受けしています。
こんにちは。ブローチ時計修理工房蒲田店です。今回は日本が誇る時計ブランドセイコーから、現在蒲田店にて販売しておりますキングセイコーについてご紹介いたします。2022年に復活を果たしたキングセイコーとはどんな時計なのでしょうか?その歴史を見てみましょう。
1960年
1960年代、それは時計業界において最盛期といっても過言ではない黄金の時代でした。時計技師達が最も技術を競い、世に様々な技術革新やデザインが生まれた10年です。その時代においてセイコーは1960年日本の最高峰ブランド【グランドセイコー】を立ち上げます。現在でも日本トップクラスの時計として君臨しているグランドセイコーですがその翌年1961年キングセイコーは産声を上げました。最新の技術とお求め安い価格帯のバランスが取れた手の届く高級時計として販売されたのです。
1964年 2代目キングセイコーが販売されます。現在リバイバルされているキングセイコーはこの辺りの時計ですね。日付機能が付いたり様々な種類のキングセイコーが販売されました。そこから更に4年後の1968年キングセイコー初の自動巻き時計モデル【56KS】が販売。デイデイト機能が付いた時計などが販売されました。その後更に1971年最終モデルKSバナックが販売。
そして1975年 生産は終了します。1961年から数えて僅か14年間のみの生産期間でした。
蒲田店にて販売中 1963年頃製造された初期型モデル
現在蒲田店にて店頭販売しているキングセイコーは恐らく1963年頃に作られた手巻き時計でとても希少性が高い初期モデルとなります。60年以上前の時計がしっかりと動いているのは流石セイコー。文字盤は中央から外にヘアライン加工された造りで、ダイヤルはバーインデックスを採用。ドルフィン針との相性は抜群で視認性と存在感は一見の価値ありです。
60年前の時計が現在も時を刻みお客様のお役に立てている事はとてもロマンのある事だと思います。最新の時計も良いですが今この時代に時計業界が最も熱かった1960年代の時計を身に付ける事が【粋】な買い物なのではないでしょか?是非オススメです。ご来店お持ちしております。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、オメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
こんにちは。ブローチ時計修理工房蒲田店 スタッフの32です。
ブローチ時計修理工房のスタッフブログを通していろいろなブランドの時計をレポートしてきましたが、今回はついに…!世界三大時計の一つであるAudermars Pigestーオーデマピゲーについてのご紹介です。私 32、なぜかドキドキです。
ブランド名は2人の名前から
オーデマピゲは、ヴァシュロンコンスタンタン・パテックフィリップと肩を並べる世界三大時計の一つで有名です。ちなみに私は、この仕事をするまでどのブランドも存じ上げませんでした。。。話を元に戻しまして、オーデマピゲの先駆けとなる時計工房は、1875年のスイスのジュウ渓谷にあるル・ブラッシュという町で誕生しました。なんと創業から今まで【同じ場所】で【創業者一家】が経営し続けています。有名メーカーでは、珍しいようです。代々受け継がれてきた伝統、誇り、そしてそれらを維持する高い技術が魅力であり、誕生してから145年以上経った今でもその魅力を根強い人気が証明しています。創設者のジュール=ルイ・オーデマは、時計工房を設立前から技術の高さに定評があり、周りから一目置かれる存在でした。そのためか、設立してまもなく有名時計メーカーから製造を依頼され、瞬く間に一人では手に負えないほどの仕事量に追われるほどの時計技師になります。人手を求めたオーデマは一人の人物に声を掛けます。それが、のちのブランド名にも名が入るエドワール=オーギュスト・ピゲです。オーデマは、彼と一緒に働くようになってからさらに精巧な時計を作ることに集中できるようになり、1882年についにのちに世界三大時計の一つとも謳われる【オーデマピゲ】というブランドを立ち上げ独立します。
有名時計デザイナーが生み出したオーデマピゲの象徴
現在進行形でチャレンジをし続けるオーデマピゲは、このブランドの象徴とも言えるロイヤルオークなしには語れないでしょう。1972年当時の最高責任者であったジョルジュ・ゴレイは、世界最大級の時計の見本市で今までに見たことが無い新しい時計を発表したいと考えていました。そこで、時計デザイナーのジェラルド・ジェンタに依頼し、ステンレス製の腕時計「ロイヤルオーク」を生み出しました。最初、オーデマがこのデザインを見た時はあきれかえっていたとか。ですがこのデザイナーは、この時すでにオメガのコンステレーションを生み出しており、のちにパテックフィリップのノーチラスをデザインする凄腕有名デザイナーでした。見事、ロイヤルオークのデザインは人々に受け入れられ、オーデマピゲの象徴ともなるモデルに成長します。当初ロイヤルオークは、直径39㎜というケースサイズで発表当初はそのケースの大きさに【ジャンボ】という愛称が着けられ、人々に愛されました。そしてその人気は、現代にも続いています。オーデマピゲは、100年以上経った今でも愛されている老舗高級時計ブランドです。多くの著名人やセレブ、時計愛好家に愛され、その人気は留まることを知りません。先輩スタッフにも持っている方がいらっしゃいます。もしお持ちのオーナー様がいらっしゃいましたら当店でその時計のエピソードをお聞かせください^^もちろん、当店でオーバーホールなどご依頼頂けます。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックス、オメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
BROOCH浅草店おすすめVintage ROLEX PRECISION 18kwg
ロレックスの歴史は創業者であるハンス・ウィルスドルフがウィルスドルフ&デイビス社を設立。イギリス・ロンドンのハットン・ガーデンに構え、時計の輸入販売を始める。1908年:「ROLEX」という商品名(ブランド名)が、スイスのラ・ショードフォンで商標登録され、時計の製造をはじめます。ここからロレックスの歴史が始まります。
スクエアーケースがモダンなロレックス「プレシジョン」
Rolex プレシジョンとは正確、精密を意味し、スイス公認のクロノメーター検査をパスしていなくても同等クラスの精度、品質を誇るムーブメントに表記されRolexの高い精度と信頼性を表現しケースにも素材に18金ホワイトゴールドを使用しベゼルにも装飾を施すなどジュエリーとしての一面も表現しています。
60年代デザインがお洒落なVintage ROLEX PRECISION 18kwg
60年代の繊細なデザインが新鮮なロレックス・プレシジョン、シンプルなスクエアーケースに装飾を施し女性らしさを感じさせるデザインが特徴的です。フォーマルな装いにもカジュアルな洋服にもぴったり合わせられるかわいい時計です。BROOCH浅草店ではアンティーク時計のオーバーホールからケース、ブレスレットの磨きなどもお受けしています。