BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 【BROOCH時計修理工房・万代シティ店】”市民のための時計”を作り続ける日本の時計メーカー「シチズン(CITIZEN)」
スタッフブログ

こんにちは!新潟にあるBROOCH時計修理工房万代シティ店です。
ブログをご覧いただき、ありがとうございます!

いつも電池交換オーバーホールなど、時計修理の為に当店をご利用いただき、誠にありがとうございます!皆様のご期待に添えるよう精進してまいりますので、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

さて、今回のブログでは、日本が誇る時計メーカーシチズン(CITIZEN)」についてご紹介いたします。

シチズンの歴史は、1918年に東京で前身となる「尚工舎時計研究所」が創立したことから始まります。その後、1930年に”市民に愛されるように”という想いを込めて、市民を意味する英単語”シチズン(CITIZEN)”から名前を取り、「シチズン時計株式会社」を創設しました。

1976年、世界初である太陽電池充電のアナログクオーツ式腕時計「クリストロン ソーラーセル」を開発、1993年には世界初となるヨーロッパ、英国、日本に対応した多局受信型アナログ式クオーツ電波時計を生み出しました。さらに2003年には、フルメタルケースの電波時計を開発します。一般的に、アンテナ内蔵式の電波時計には合成樹脂やガラスを外装の一部に使用するのが通常でしたが、電波を通しにくい金属ケース(フルメタルケース)を採用するという画期的なモデルでした。

シチズンは、10万年に1秒の誤差といわれる原子時計をもとに送信される標準電波を受信し、自動的に時刻やカレンダーを修正する”電波時計”を世界に先駆けて開発しています。独自の光発電技術”エコ・ドライブ”は、ソーラーセルで発電した電力を動力源に駆動する技術を発展させた、シチズンを代表する技術で、完全に充電すれば光がなくとも半年以上駆動し続けるという高い性能を有しています。”エコ・ドライブ”は、他のメーカーに先んじてアナログ式光発電時計を開発したシチズンだからこそ生み出せたものであり、高い技術力を証明する技術のひとつとも言えます。

2011年には、人工衛星から時刻情報を受信し、地球上のどこにいても時刻やカレンダーを自動で修正するという革新的な技術をもつ”エコ・ドライブ サテライトウェーブ”を発表しました。この技術はその後も発展を続け、2015年にはGPS衛星からの位置情報取得を加えたエコ・ドライブGPS衛星電波時計「エコ・ドライブ サテライトウェーブ F900」を開発します。サテライトウェーブGPS内に搭載された位置情報取得機能により、常にその場所の現在時刻と同期でき、さらには全世界にあるタイムゾーンのほぼ全てに対応しているという高度な技術が搭載されています。

世界を舞台に活躍するシチズンは、全ての部品を自社製造することで、上記の技術開発を実現しています。常に新しい技術の開発に取り組める環境のもと、光発電と電波受信分野のパイオニアとして、非常に優れた技術を持つ時計を生み出し続けているブランドです。

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