世界三大時計ブランドとは?
こんにちは!ブローチ時計修理工房蒲田店 スタッフNです。
今回、よく耳にする世界三大時計ブランドについてご紹介していこうと思います。
腕時計は実用性だけでなく、ステータスや資産としての一面もあります。
腕時計ブランドは今日数多く存在しますが、高級腕時計として最も高い知名度を誇るといえば、なんといっても『ROLEX(ロレックス)』なのでしょう。
「エクスプローラーⅠ」や「デイトナ」、「サブマリーナ」、「GMTマスター」等、知名度もあり魅力的なモデルが揃っており、『成功者の証』とも呼ばれています。
ですが、上には上がいるもので、時計業界における存在感が他のブランドと一線を画すことから「雲上ブランド」とも呼ばれていることもあります。
それが『世界三大時計ブランド』なのです!
日本では以外に知られていないように見受けられますが、そんな時計業界の御三家について、ここでご紹介していきます。
『PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)』
1839年、スイスのジュネーヴに誕生した、世界最高峰の時計ブランドです。
『世界三大時計』の中でも頭一つ抜けた存在であり、ヴィクトリア女王などの王侯貴族から、ウォルトディズニーやチャイコフスキーなど、文化芸術に精通した方々からも愛されていました。
特徴としましては、なんといっても保証された永久修理で一生使い続けられるといった点です。
また、中古での市場価値も高く保たれており、資産としてお持ちになるにも価格変動が少なく、安心感がありますね。
代表的なモデルとしては、「カラトラバ」「ノーチラス」「アクアノート」「ゴンドーロ」「グランド・コンプリケーション」などが挙げられます。
「カラトラバ」は一切の無駄がないデザインで、今日のラウンド型の腕時計の模範ともなっています。
時代に左右されないシンプルな形状かつ、この上ないエレガントな魅力が詰まっていますね。
『VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン コンスタンタン)』
創業は1755年と世界最古のマニュファクチュール(自社一貫製造)であり、スイス時計を代表する存在です。
ムーブメントも自社で製造しており、卓越した技術で生み出されるコンプリケーションウォッチにも定評があります。
また、独創性のあるデザインも多くの人たちを惹き付けていて、マルタ十字はブランドのシンボルとなっております。
代表的なモデルとしては、「オーヴァーシーズ」「パトリモニー」「ヒストリーク」などが挙げられます。
私の個人的な好みではございますが、左右非対称の独特なデザインが目を惹くアシンメトリカル1972がとても魅力的に思います。
一見シンプルなデザインの中にある絶妙な非対称な形状が個性的で素敵です。
『AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)』
定番デザインのステンレススチールを世界で初めて採用し、世界で最も薄い懐中時計の発明など、現在の時計業界に大きな影響を与えました。
さらには、1875年の誕生から今日までどこにも買収されず、独立性を保っているという希少な存在でもあります。
そのため、大手企業の意向に染まることなく、本来のオーデマピゲらしさを存分に感じることが出来ます。
代表的なモデルとして、「ロイヤルオーク」「ジュールオーデマ」「ミレネリー」「ハイジュエリー」などが挙げられます。
ここでも私の個人的な好みを…ミレネリーです!
なんといってもオフセンターに置かれた文字盤の配置、特徴的な楕円形のオーバルケースが魅力的なのです。
このケースはオーデマピゲのデザイナーのオッタヴィオ・ガルシア氏がイタリア・ローマの「コロッセオ」からインスピレーションを受け開発されたと言われております。
オフセンターに置かれたダイヤルをみたらいいのか、表面で大胆に動き回るテンプをみたらいいのか、心を揺さぶられますね!
今回、世界的に人気、知名度のある世界三大時計ブランドをご紹介いたしました。
どのブランドも『雲上ブランド』と呼ばれるのにふさわしいデザイン性と実用性の両方に優れた格式高いブランドとして有名です。
高い価格のコレクションが多いですが、それに見合うだけの価値がある腕時計だからこそ、世界中のユーザーから愛されているのですね。
今回ご紹介した「パテックフィリップ」「ヴァシュロン コンスタンタン」「オーデマ ピゲ」はもちろんのこと、ロレックス、オメガなどの海外ブランド、腕時計のメンテナンスショップをお探しならぜひブローチ時計修理工房におかませください。【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。