OMEGA スピードマスター トリプルカレンダー 175.0084 のオーバーホールとプッシュボタン交換。

修理ブランドOMEGA オメガ

オメガ(OMEGA、Ω)は、世界的に有名なスイスの高級腕時計メーカー。そして今回はオメガの代表作のスピードマスターが持ち込まれて来ました!しかも複雑なトリプルカレンダー機能付きスピードマスターマーク40!
今回のお客様は同じ職場の方が以前BROOCH時計修理工房にて時計修理をし良かったよ!との口コミでご来店くださったとても嬉しいご来店きっかけのお客様です!
トリプルカレンダー(月・日付・曜日表示)付きのOMEGAスピードマスター マーク40 175.0084
手巻き付きの自動巻きクロノグラフ、3つのインダイヤルは、30分積算計、トリプルカレンダー12時位置の小窓に月・曜日、日付はポインターデイト(12時位置)、24時間針、スモールセコンド(9時位置)、12時間積算計(6時位置)

これだけ多くの機能をスピードマスターのデザインに落とし込み高い視認性を両立したモデル。ケース直径が39mmで、現行のスピードマスターの42mmケースに比べて腕に馴染むサイズ感です。

今回お持ち込みのお客様は「クロノグラフのストップウォッチのスタートボタンが取れてしまったので直せますか?」とのご依頼でした。

写真の通り、2時側のストップウォッチスタートボタンの中のネジが折れてなくなっています。

少し分かり難いですが、何かの衝撃が重なったせいか4時側リセットボタンも上側に曲がってしまっていました。両側のプッシュボタンの交換と、しばらくオーバーホールをされていないということでしたので、プッシュボタン修理とオーバーホールをどちらも承りました。

スピードマスター・トリプルカレンダーのムーブメント Cal.1151。コート・ド・ジュネーブ(波目模様)とペルラージュ(鱗模様)で仕上げられて外装も美しいです。

針と文字盤を外した状態のCal.1151。
Cal.1151は、「ヴァルジュ7751」をオメガが自社でリファインしたムーブメントです。
「ヴァルジュ7751」とはヴァルジュー社が1973年に開発した自動巻クロノグラフ・キャリバー7750にトリプルカレンダーを付けた超複雑ムーブメントの事です。

修理後はプッシュボタン2つとも交換により復活しました。こちらの時計はお客様の大切な方との思い出の時計だそうで、時計師としても絶対に直したかったお預かり品でした。オーバーホールさせていただいたことで時計の精度も上がり、お客様に喜んでいただけました。