OMEGAスピードマスター オーバーホール&ポリッシュのご依頼です。

修理ブランドOMEGA オメガ

OMEGAスピードマスター オーバーホール&ポリッシュのご依頼です。

OMEGAスピードマスターといえば、スピードマスターといえばNASAの宇宙飛行士たちとともに人類で初めて月面に降り立った腕時計としてとても有名ですね。このエピソードばかりが有名になっていますが、実はこのスピードマスターはモータースポーツ用に開発されたモデルなのです。ベゼルにタキメーターを装備しており、乗り物の平均速度を図ることができます。ちなみにこのタキメーター、文字盤ではなくベゼルにタキメーターを搭載したのはスピードマスターが世界初でもあります。世界初のことを二つも同時にやってのけたのです。さらには、オリンピックのオフィシャルタイムキーパーなど、数々の偉業を成し遂げ、その名は全世界に轟いてます。

今回のご依頼内容は、「リューズを回しても、リューズが回り続けている」という内容でした。

ここで考えられることは、

リューズの巻き真の空回り、歯車パーツの破損、ゼンマイ切れなどが予想されます。

熟練の時計師になると中の機械を見ずとも手ごたえや音でおおよその診断が可能です。

この手ごたえは、『ゼンマイ切れ』で間違いなさそうです。

新しいゼンマイが解けないように慎重に交換しゼンマイ切れの修理は完了です。

オーバーホールというのは、単に分解し汚れを除去するだけではありません。

分解と同時に、歯車の状態やゼンマイ・バネ・ネジに至るまで破損がないか診断し、油切れによる摩耗、擦れ跡など入念にチェックします。パーツに破損が無い限りは基本的に元のパーツをそのまま使います。

異常が見当たらなければ、組み直して行くのですが、その際に時計内部で負担のかかる箇所、例えば、常に動き続けるゼンマイ、テンプ。パーツとパーツが接触する部分。こういった箇所ひとつひとつに油を指していきます。細かな調整をくりかえし、時計内部に油が浸透していき、全パーツが組み上がった時、その時計は正確に時を刻み始めます。

続いてポリッシュ加工をしていきます。

Before

今回は風防(ガラス)も磨いていきます。風防は高温になるバフモーターでは溶ける危険性があるので慎重に磨いていきます。

After

風防の光沢が戻り、ケースも輝きを戻しました。

Before

ブレスレットやクラスプ部分に無数の傷が見られます。

こちらも研磨していきます。研磨にはバフモーターという機材を使います。

こちらがバフモーターです。

硬いフェルトバフから徐々にやわらかいバフへと移行していき、仕上げに布バフで鏡面にしていきます。

鏡面に仕上げ終えたらスポンジバフで、サテン加工を施していきます。

After

同じライティングの下で撮影しても明らかにポリッシュ仕上げ後は輝きを放ってます。

*アプリ加工などは一切しておりません。

ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。こうすることで鏡面仕上げとサテン仕上げのコントラストが美しく仕上がるのです。

オーバーホール&ポリッシュのみならず、BROOCHではさまざまなご依頼を承っております。

電池交換はもちろんのこと、ベルト交換・コマ取り(足し)・バネ棒交換・夜光塗料の塗り直し・防水テスト・パッキン交換などなど、、、(一部抜粋)

精密機械といえる腕時計は、パーツのちょっとした磨耗や欠けで機能が落ちてしまいます。そのために、定期的なオーバーホールが大事になっていきます。そして、機能だけではなく見た目の美しさもポリッシュ加工で保ってはいかがでしょうか。では、また何か気になる事がありましたら、気軽にBROOCH時計修理工房にお越し下さい。

オーバーホール料金 ¥33,000(税別)
ケース&ブレスポリッシュ料金 ¥10,000(税別)