HAMILTON-ハミルトン- Ref.H133100 オーバーホールと革バンド交換のご依頼です。
修理ブランドHamilton ハミルトン
ハミルトン オーバーホール(分解掃除)、革バンド交換 修理
今回はHAMILTON ハミルトン(クオーツ式)のオーバーホールと革バンド交換のご依頼をいただきました。
ハミルトンはアメリカンクラシックを代表とするウォッチメーカーです。1892年の創業以降、高い製造技術に裏打ちされた実用性とファッション性で多くの人々をとりこにしてきました。
なかでも、今回お持ちいただいた「ボルトン」は、発表から80年以上もの間男女問わず愛され続けるロングセラーモデルです。
ゆるやかに美しいカーブを描く、独創的なフォルム。初代「ボルトン」発表当時のニューヨークを中心に流行したアール・デコ調のデザインを想起させるケースは、今見ても驚くほど新鮮です。いわゆるトノー型やレクタンギュラーケースとも異なり、柔らかさと力強さが絶妙にマッチ。『ハミルトン』特有のケース形状といえば真っ先に盾形の「ベンチュラ」を思い起こすかもしれませんが、よりクラシカルな面持ちの「ボルトン」もまたブランドの象徴といって過言ではないでしょう
ではさっそくオーバーホールしていきたいと思います。
~オーバーホールって?~
まずオーバーホールとは、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
機械式の場合は4~5年に一度、クオーツ式の場合は7~8年に一度行うと良いと言われています。
クォーツ時計は油の状態が悪いままお使いになっても一旦は問題はりませんが、時計が駆動するのに多くの電力を消費するので、通常2年以上は持つはずの電池が1年や半年で切れてしまったり、内部の歯車に負担がかかっていることも少なくないため、摩耗パーツが通常よりも早くダメになってしまう可能性があるなどの問題点があります。油が切れた状態で無理に機械を動かすと歯車に負担がかかり、最悪の場合歯が欠けてしまいます。部品が破損した場合交換しなければならないため、通常料金に部品代が加わってしまいます。あらかじめご了承ください。
今回は革ベルト交換も一緒に承りました。
↑こちらが交換前の革ベルトです。
一応革ベルトも消耗品となります。見ての通り日頃からご使用されている分、表面が剥がれてきたり、色あせてしまっています。
このままお使いになられると切れてしまったりして腕に装着することもできなくなってしまうため今回のベルト交換依頼は時期的にもちょうど良かったのではないかと思います。
↑交換後です!同系色でも新しくするだけで印象もがらりと変わりますね!
今回はお客様のご要望で似ているものにしましたが、当店には様々な材質、サイズ、カラーのものを置いてありますので新調したいなと思った際は是非お越しくださいませ!
また、当店では既製品の販売の他にフルオーダーでベルトをお作りになることもできます!
上記の写真の様に様々な素材、形、サイズ、カラーがあり、一からお作りすることができます!時計本体の色や形に合わせて自分だけのオリジナルベルトが作れるなんてワクワクしませんか?
ベルト交換をお考えの方はフルオーダーも視野に入れてみてはいかがでしょうか!!
今回はオーバーホールとバンド交換のみの作業でしたが、当店では他にもポリッシュや電池交換、コマ調整など様々な作業、修理を行うことが出来ます。
機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。それは機械式でもクオーツ式でも同じです。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度BROOCH時計修理工房へご相談にいらしてください。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007
オーバーホール | ¥27,500(税込) |
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革ベルト | ¥3,850(税込) |