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ハミルトン(HAMILTON)ジャズマスターH32560のオーバーホールの修理依頼

修理ブランドHERMES エルメス

ハミルトンの自動巻き時計の分解掃除(オーバーホール)の依頼です。

ジャズマスターはハミルトンが創業された1890年代に発表されたモデルです。ジャズから発想を得てニューオーリンズで生まれました。アメリカならではのデザインとスイス製ETAムーブメントにより、見た目も機能も高水準にまとまっています。
「購入してから9年経ち、一度もオーバーホールしていない。また、1日1分ほど遅れる。」とのことでお預かりしました。
ハミルトンのジャズマスターのオーバーホール外装磨きは新潟万代ブローチ時計修理工房
お預かりしたときは動いていましたが、部品が壊れかけていても時計が動いているケースもあるので、慎重にオーバーホールしていきます。

オーバーホールとは?

オーバーホールは単に機会を分解・洗浄してきれいにするだけの作業ではありません。どちらかというと、人間の健康診断に近い役割を持っています。つまり、時計が健康かどうか、悪いところがないかも調べるのです。
機械を分解しながら、歯車の状態やゼンマイ・バネ・ネジ(クオーツ時計の場合はインシュレーター回路の動作チェックなど)に至るまで破損がないか診断し、油切れによる摩耗、擦れ跡など入念にチェックします。パーツに破損が無い限りは基本的に元のパーツをそのまま使います。
すべての部品を洗浄・点検し終えたら、次は元通りに組み上げていきます。この時に時計内部の負担がかかる場所、例えば常時稼働し続ける輪列や部品と部品がこすれあう部分に一つ一つ油を注していきます。油は用途ごとに様々な種類に分かれており、トルクがかかるところは重たく流れにくい油、高速で運動する部分には軽く柔らかい油、といったようにそれぞれ専用の油を注していきます。。細かな調整をくりかえし、時計内部に油が浸透していき、全パーツが組み上がった時、その時計は正確に時を刻み始めます。この油があることで部品の負担が軽減され、摩耗が防がれているのです。逆に言えば、油が切れてしまえば、摩擦は増してしまい、部品に負担がかかり摩耗してしまいます。ひどいときは、ばねが折れたり歯車の歯が欠けてしまうこともあります。現行モデルならば部品の交換ができますが、古いモデルだと部品が手に入らず修理不能になっていしまうこともあります。このようなトラブルを防ぐためにも、定期的なオーバーホールは必須といえるでしょう。

穴石にヒビを発見!ハミルトンジャズマスターのムーブメントの部品交換は新潟万代ブローチ時計修理工房

2番車からガンギ車までの輪列を押さえている2受けを取り外すと、なんと穴石が割れていました。おそらく、遅れの原因はこの割れではないかと思われます。時計の穴石は人口ルビーでできており、とても頑丈なため、滅多に割れることはありません。ですので、よほどの強い衝撃を受けたのだと考えられます。
壊れた部品をそのままにしておくとほかの部品にまで悪影響を及ぼすこともあるため、新しいものと交換いたしました。
幸い、今回は周りの部品に破損はなく、受けの交換のみで元気に動きだしました。
こういったトラブルを避けるためにも、大きな衝撃にはご注意ください。万が一、落としたりぶつけてしまった場合は新潟市紫竹山のbrooch(ブローチ)時計修理工房へお越しください。

オーバーホール¥30,250(税込)

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