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MAURICE LACROIX-モーリス ラクロア-修理 オーバーホール。

修理ブランドMAURICE LACROIX モーリス ラクロア

モーリス ラクロア Xポントス・コレクション自動巻 デイデイト オーバーホール(分解掃除) 修理

巻き芯リューズごと抜けてしまう。」という事でお持ちになりました。

割と良く起きる「オシドリ」の破損を修理

お預かりしてリューズを触ってみるとスポッっと抜けてきてしまいます。通常腕時計は簡単な防水システムが採用されています。しかしそれはリューズ等の時計外部と内部を繋ぐ場所が完全に密閉されていての話です。この時計の様にリューズか完全に抜けてしまう場合、防水は殆ど無いのと同じになってしまい、湿気などの水分が時計内部に侵入してほっておいたら重大なトラブルを引き起こす可能性もあるのです。もしもお持ちの時計が同様の状態になっておられる場合はお早めにBROOCHまでお持ち込みください。熟練時計職人が適切な修理をご提案させていただきます。

さて、本題に戻って、時計の裏蓋を開けてみると、ムーヴメントの油切れによるオシドリ(リューズでの切り替えや巻き芯を押さえるための部品)動作の不具合が原因で巻き芯がリューズごと抜けてしまうという症状になっているようでした。

モーリスラクロア時計修理オーバーホールはBROOCH新潟磨きでケースもピカピカに

こういう症状の場合オーバーホール分解掃除は非常に有効な処置で、巻き芯以外の油切れ個所も油を指すことで時計全体のケアにもつながります。

代表格まで成長を遂げた希少モデル

お預かりした時計はモーリス・ラクロアのポントス・コレクション。ここ数年でモーリス・ラクロアを象徴するコレクションに成長したコレクションラインです。しかもこの文字盤は既に現行では確認できませんので限定か少量生産のレアモデルっぽいですね!
革新の文化と、根本にある「前進への情熱」に従いながら、常に商品の強化に努める同コレクション。新しいポントスのモデルでは、組み込まれる仕様が完全され、その姿勢が完璧に示されています。新しいポントス・コレクションでキーとなる側面は、新作すべてに貫かれているデザイン特性です。改良された新しいケースデザインでは、外観、質感、そして着け心地がより良いものとなっています。一新されたダイヤルに関しても、人目を引く改良点が盛り込まれています。

◆ムーブメント
自助巻ムーブメントML112

・機能:
-センター針による時分表示
-9時位置にスモールセコンド
-センターにクロノグラフ秒針
-12時位置に30分積算計
-6時位置に12時間積算計
-6時位置に日付表示窓

振動数:28800回/時、4Hz
パワーリザーブ:46時間
石数:25
調整:完全巻上げ後および24時間後に3姿勢にて調整
装飾:ロジウム加工のムーブメント

 

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