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CARTIER (カルティエ )】ヴェルメイユ

マストラインの腕時計は1974年から2004年頃までの約30年間、生産されていました。素材にシルバーまたはヴェルメイユ(シルバーの上に金メッキ)を使用していることが特徴です。ヴェルメイユとは「スターリングシルバー(シルバー925)」に「18K」を貼り付ける加工方法のことを言います。いわゆる18金メッキのことなのですが、一般的なメッキと比べるとゴールドを厚く貼り付けています。そのため、長年愛用したとしてもすっかりメッキが剥がれてしまうということも少なく、綺麗なゴールド色を長く保つことができます。時計の裏ブタにもそれを示す意味の「VERMEIL(ヴェルメイユ)」「925(シルバー)」「PLAQUE OR G 20M(20ミクロンの金張り)」などの刻印がされています。ヴェルメイユを使用することによりコストダウンになり、しかしカルティエの高級感は損なわれることはありません。マストシリーズ のコンセプトとして掲げた「多くの人が持つことのできる高級ブランドモデル」はこのような努力のもと作られていました。

多くの人に愛されるカルティエ

マストライン限定ではありませんが、カルティエの腕時計にはリューズ部分に「ブルースピネル」が使用されているものが多くあります。ブルースピネルとは青い色をした宝石なのですが、採掘できるカラーは非常に幅のあるブルーカラー。モース硬度は7.5~8とされ、非常に耐久性に優れているため触る機会が多いリューズへのセッティングも安心感があります。ちなみに、ブルースピネルの石言葉は「優れた審美眼で物事を取捨選択し、大成する」といわれており、パワーストーンとしても人気の高い宝石です!カルティエにはもう一つこだわりポイントがあります。ローマインデックスの文字盤を採用しているカルティエの時計の多くには隠し文字が存在してることをご存知ですか?7や10を指すインデックス部分に、非常に小さく「CARTIER」と書かれているモデルがあります。ぱっと見るだけではわかりずらいポイントですが、近くで見ると見つけられ小さなこだわりもカルティエらしく素敵なデザインですね。

カルティエのアンティークウォッチをお探しならブローチ時計修理工房神田店へ

ブローチ時計修理工房では内部の洗浄や機械の調整だけではなく熟練の職人による磨きもおススメしています。是非オーバーホールと一緒にご依頼くださいませ。オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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