BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 蒲田店 > 腕時計の品質??どうやって見る?【ブローチ(BROOCH)時計修理工房蒲田店】
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蒲田店の外観
こんにちは!ブローチ蒲田店です。唐突ですが金とかプラチナにはK24,K18とかPt900などの含有率を表した記号が刻印されてますよね。これとは別にホールマークというものが入っていることがあるんです。日本の造幣局の証明であることを示す日本の国旗、日の丸と1000分率で品位(純度)を表すひし形の中の数字と、例えば白金または白金合金を示すものだと”Pt”からになります。
腕時計でもそれに準ずるような、腕時計の品質を表すホールマークがあるんです。実用的な工業製品の性能や品質は、数値で判断することができますね。自動車であれば、燃費や馬力、最高速度を見れば能力が掴めるし、パソコンであれば、 CPUのスペックから性能を推測できますし、スマホもそうですよね、OSとかカメラの画素数とか、HDDレコーダーなら容量とチューナー数が決め手となりますね。いずれの場合も、まずは「数値化されたスペック」がモノ選びの指標になりますよね。
しかし腕時計の場合は数字だけでは良し悪しを判断できないし、わかりませんよね?例えば防水性能が高いほど深くまで潜れるが、それは「タフな腕時計」であって、良し悪しでは無いですし直結しないですね。ではよい腕時計を選ぶためにはどうすればよいのか?その指標になるのが、様々なホールマーク(認証)になります。最も有名なのはダイヤルに掲げられる『SWISS MADE』という文字です。これを製品に表記するためには、原材料の一定割合を国産(スイス)とする、あるいは生産コストの一定割合を国内で負担することなどを義務付けるスイスネス法をクリアしないといけない。時計の場合は「国内コストの少なくとも 6割を国内で負担しなければならない。また重要な製造過程の少なくとも1つを国内で行わなければならない」と定められている。つまりコストダウンを目的に中国などでたくさんのパーツを製作すると、SWISS MADEを名乗ることはできないのです。どうですか?へぇ~そうなんだ。という感じでですよね!確かにこのようなルールが決められていて、それを知っていると購入する側としては品質について安心出来ますよね!
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上の二つの写真にもちょっと見づらいかもしれませんが、6時側、ダイアルの下のほうに確かにSWISS MADEの文字がありますね!

SWISS MADEの時計のメンテナンスは、ぜひBROOCH時計修理工房蒲田店へ!

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