懐中時計の魅力
皆さまこんにちは、スタッフKです。最近懐中時計欲が爆増中でヤフオクを漁る日々を送っています。今日は皆さまにも懐中時計の素晴らしさを知ってほしく、微力ながら魅力を伝えられればと思います。
まず第一に懐中時計の魅力はなんといっても「ムーブメント」だと個人的には思っています。時計好きであれば誰しもが機械式のムーブメントに惹かれるのではないかと思っていますが、美しいムーブメントを追求した先に私はアンティーク懐中時計に辿り着いてしまったのです。
現行の時計でいうと、ランゲゾーネやパテックフィリップ、独立時計師のフィリップデュフォーなどのムーブメントの見た目が非常に好みです。面取りされたブリッジ、大きなルビー、彫刻、美しいコートドジュネーブ仕上げ、スワンネックや、青焼きされたネジ!とにかく装飾に凝ったムーブメントは私の心をくすぐります。
アメリカの懐中時計メーカー
しかし社会人1年目の私には高すぎて手が届きません…10年後も恐らく届かないでしょう。「それでも美しいムーブメントが欲しい!」そんな私のような者の願いを叶えてくれるのがアンティーク懐中時計なのです。今日は当時最高品質のムーブメントを作っていたアメリカの懐中時計をいくつかご紹介していきたいと思います。
・Howard(ハワード)
・Waltham(ウォルサム)
・Elgin(エルジン)
・Illinois(イリノイ)
などがあります!当然この他にも数多くの懐中時計メーカーがあり、どのメーカーもかなり高品質な機械を作っていました。どれが一番好きかというのは難しすぎて選べませんがハワードはかなり好きです!ハワードはウォルサムの創業者の一人であるEdward Howard氏が創業しました。ウォルサムの兄弟メーカーという立ち位置のため差別化を図ろうと高級懐中時計の製造に特化します。後にケースを製造していたキーストンが買収するのですが引き続き良い懐中時計を作り続けていました。
実物写真
言葉でうんちく言っても仕方ないので実物を見てもらいましょう!
いかがでしょうか!先ほど高級時計の特徴として並べた項目がほぼ全て揃ったこの美しいムーブメントを!ちなみに左がIllinois(イリノイ)、右がHoward(ハワード)の懐中時計です。ふたつとも阿佐ヶ谷店時計師長谷川さんの私物なのですが、ご親切に写真を取らせていただきました。
うーん、、カッコイイですね、、、。懐中時計なので日常的に使う事は難しいと思いますが、家に飾って毎日見つめるだけでも幸せになれますね。皆さまもぜひ懐中時計の沼に一緒にハマりましょう。ではまた。