BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 蒲田店 > 【東京蒲田・ブローチ(BROOCH)時計修理工房】腕時計の電池の寿命は何年?
スタッフブログ

BROOCH(ブローチ)時計修理工房蒲田店です。

みなさん、クオーツ式腕時計の中に入っているボタン電池の寿命はどれくらいかご存じですか?
「前回止まった時よりも、今回のほうが何となく早く止まった気がする。」
でも、そもそも電池交換をしてからどれ位の期間動くのものなのか、分からない方は案外多いかもしれません。

クオーツ式時計は2年~3年で電池の寿命が来て止まりますが、交換することで再び動きます。
電池の寿命は、平均的には2~3年ほどと言われています。
日付(デイト)や曜日(デイ)・クロノグラフなどの他機能が多いほど早く消耗してしまいます。

腕時計の止まったままでの放置は危険?

電池切れによって止まった腕時計をそのまま引き出しに眠らせていませんか?
それ、実はとても危険です!
電池の液漏れや歯車のが固まってしまうなどのリスクがあります。
一度電池の液漏れや油固着が発生すると、厄介です。電池から漏れ出したアルカリ性の液体は、時計の部品を腐食させます。その場合、オーバーホール(分解掃除)や部品交換などの高額の修理費がかかってしまいます。
液漏れが発生していても、電池の周りの汚れをふき取って、電池交換をして動作する場合もありますが、その後の使用で、漏れ出していた成分や汚れの残りが歯車などの部品にひっかかり、わずかな期間で再び止まってしまうことも、稀にあります。
大切な時計がたった一度の電池の液漏れで高額修理になってしまうのは悲しいですよね。
そのため、電池切れで止まってしまった時計は、遅くとも6か月以内には時計屋さんで電池交換することを強くお勧めします。

電池の持ちを長持ちさせる方法は?

電子レンジなどの電化製品に腕時計を近づけると、腕時計が磁気を帯びる「磁気帯び」という状態になってしまいます。
(通帳やクレジットカードなども磁気帯びで使用できなくなったご経験があるのではないでしょうか?あの現象と同じです)
クオーツ式時計が磁気帯びしてしまうと、部品同士が磁石のようにくっつき合い、正常に動作しなくなってしまい、電池の消耗が激しくなります。スマホやパソコンも磁気を発生するため、近くでの腕時計の保管はお勧めしません。

また、防水機能がある時計だとしても、高温多湿はなるべく避けて保管してください。温度差によって腕時計の機械の中の金属の変形したり、湿気によって金属のサビや腐食の発生の原因になり、電池の消耗を激しくする可能性が高まります。

 

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