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ROLEX-ロレックス- GMTマスターの オーバーホール

修理ブランドROLEX ロレックス

ROLEX-ロレックス- GMTマスター オーバーホール(分解掃除)修理

 「リューズゼンマイが巻く事ができない。」「時計が動かない。」という事で、ご相談を受けました。

 原因は、角穴車の歯が数枚欠けたためゼンマイが巻けず、その欠けた歯が機械内部に入り込んでしまった事による止まりでした。

ローレクスの分解掃除オーバーホールは定期的に行いましょう

角穴車の交換とオーバーホールが必要でした。

無事パーツも手に入り新品と交換出来ました。

分解修理!オーバーホールとは。

 オーバーホール(分解掃除)というのは、単に分解し汚れを除去するだけではなく、時計機械の故障箇所所を診断し、修理することも担っております。
 分解と同時に、歯車の状態やゼンマイ・バネ・ネジ(クオーツ時計の場合はインシュレーターや回路の動作チェックなど)に至るまで破損がないか診断し、油切れによる摩耗、擦れ跡など入念にチェックして修理します。パーツに破損が無い限りは基本的に元のパーツをそのまま使います。

 異常が見当たらなければ、洗浄しクリーニングしたパーツを組み直して行くのですが、その際に時計内部で負担のかかる箇所、例えば、常に動き続ける輪列、パーツとパーツが接触する部分。こういった箇所ひとつひとつに油を指していきます。
 細かな調整をくりかえし、時計内部に油が浸透していき、全パーツが組み上がった時、その時計はオーバーホールが完了し正確に時を刻み始めます。

空を舞う時計「GMTマスター」

  GMTマスターはロレックスがアメリカン空港の国際線で働くパイロットの為に開発されました。

 この時計にはロレックスで唯一の、異なる場所の時刻を同時に把握する機能が備えられています。GMTマスターは、エクスプローラーやサブマリーナ―ほどの人気を獲得する事が出来ませんでしたが、2007年にステイタス性を押し出したモデルチェンジを機に現行モデルを代表する人気スポーツモデルとなりました。
 この人気が引き金となり、旧型、ヴィンテージモデルともに再注目され、特に鮮やかなカラーリングの2トーンベゼルに人気が集中しています。

 1953年パン・アメリカン航空(パンナム航空)は国際線旅客機を投入し、その運行を行うパイロットは2つのタイムゾーンを把握可能な腕時計を必要としていました。その翌年の1953年、エクスプローラーやサブマリーナを発売したロレックスの高い技術力にを高く評価した、パンナム航空は、ロレックスに国際線パイロットのための腕時計開発を依頼しました。
 これをきっかけにしてロレックスは、新たなプロフェッショナルモデルの開発に着手することになった。それから二年後の1955年にGMTマスターのファーストモデルが発表され、パンナム航空のオフィシャルウォッチとして採用されました。その運用実績から他の航空会社でも運用されるようになり、多くのパイロットたちから高い評価を受けました。
 GMTマスターは、その後もモデルチェンジを繰り返し、さらに実用性の高いモデルへと進化していく事となりました。

 1982年3つのタイムゾーンを把握可能なGMTマスターII が誕生しました。当時は、2つのモデルを区別するため、GMTマスターI には「黒」・「赤青」の2タイプが用意され、GMTマスターII には「赤黒」ベゼルだけが用意されました。

 GMTマスターは、エクスプローラーやサブマリーナ―ほどの人気を獲得する事が出来ませんでしたが、2007年にステイタス性を押し出したモデルチェンジを機に現行モデルを代表する人気スポーツモデルとなりました。

半永久的に使用して頂きたい

 機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。もちろんクオーツ時計も定期的なメンテナンス手入れをすれば二世代、三世代と世代を超えて受け継いでいくことも可能です。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

 ブローチ時計修理工房ではオーバーホール、ポリッシュ加工だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換など、時計修理全般承っております。

 

BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007

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オーバーホール¥44,000(税込)
角穴車(正規品)¥11,000(税込)
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