グランドセイコーGS(Grand Seiko) 9F62-0AB0 の電池交換。

修理ブランドGrand Seiko グランドセイコー

グランドセイコー キャリバー9F62の電池交換依頼です。

新潟市のブローチ時計修理工でグランドセイコーの電池交換

グランドセイコーの電池交換は新潟市のブローチ時計修理工

う~~~~~ん、これは、さすがにGS!と言わざるを得ません。とってもキレイな機械です。裏蓋を開けた瞬間の何とも言えない上品な佇まいには唸ってしまいます。クォーツのムーブメントでここまで仕上げにこだわっている会社は時計の本場スイスなどの舶来品でもほとんどありません。

グランドセイコーは通称GS(ジーエス)と呼ばれます。セイコーは日本国内でも屈指の腕時計メーカーですが、そのセイコーの中でGSだけはセイコーのロゴでは無く時計の名称であるグランドセイコーのロゴで運営されているのです。今回お預かりした時計は12時位置のロゴはSEIKOですが、現行のモデルはこの位置にグランドセイコーと書いてあり、6時位置には記載なしのシンプルな見た目に仕上げてあるのです。

GSは正確に時を刻み、時間を読み取りやすく、一生寄り添えること。そんな当然とも言える腕時計の本質を問い続けた先にセイコーがたどり着いた究極の腕時計です。9Fの9は究極の究だなんていわれてるほどです。それが9Fクオーツなのです。

・瞬時に切り替わる瞬間日送りカレンダー

カレンダー機能の付いている時計はそれほど珍しくありません、しかし普通は11:30頃少しづつ日付の歯車が動いていくものが多く、変更前にはもはや半分くらい数字が窓から外れてしまっているクォーツ時計を見たことのある方は多いのではないでしょ言うか?しかしGSは電池交換後の時刻合わせでも午後12時を跨いだ瞬間に「カチッ」と切り替わります。通常の使用中では午後11:59分の段階では日時が切り替わる予兆を全く感じさせない拘りようなのです。

・機械式時計のような太く堂々とした重い針を回すための動力源

写真を見てもらってもわかる通り、堂々とした太い針。時間針と分針のかっこいい見た目は他にはありませんね!

・秒針が目盛りを正しく示す指示精度の向上

写真上では秒針は8秒のあたりを指しています。伴って分針を見ると、、、22分から少し進んだ場所に在ります。まさに8秒の位置を指しているのです。これは驚きの動きですね!

という具合に9Fクォーツムーブメントは従来のクオーツでは考えられなかった数々の新機軸を盛り込んで、これまでの「薄くて軽いクオーツ」という常識を覆しているんですね!まさに世界最高峰の性能を誇るのです。

裏蓋を開けて機械を見ます。機械も見られる事を前提にしているのか、各パーツともきちんとした仕上が施されています。通常クォーツムーブメントはスケルトン仕様にすることは無いため機械を見られる前提で仕上げる事はしません。しかしどうでしょうかこの見た目は!?金色のパーツなどはヘアーライン仕上の艶消しラインがパーツを跨いでも連続するようにしてある様に見えます。

GSの仕上げに対する異常なまでのこだわりが見て取れます。

追記:ところで見ていただくと分かるようにコイルの位置が外側に配置されています。多くのクォーツ時計がこうした配置になってはいますが、腕時計の電池交換で裏蓋を開ける際に不注意でコイルを傷つけてしまったのであろうトラブルで時計をお持ち込みになる方が最近増えているように感じます。腕時計の電池交換は簡単なようで、それこそこだわって進めればいくつものチェックポイントがあるものです。未熟な技術の作業者の場合、裏蓋を開ける際にコイルを傷つけてしまう事がある様です。

先日、時計が不動になったとオーバーホールお越しになったお客様の時計は、明らかにコイルが破損していました。しかし前のお店では「電池を入れたけど動きません」と言われたそうです。そのお客様は結局ムーブメント交換対応させていただきました。そのケースは恐らく裏蓋を開けた際にコイルが破損したのではないか?と推測されました。そんな事もありますので大切な記念の品物は信頼できる技術を持ったお店に任せることをお勧めいたします。

電池交換料金       ¥1.500