OMEGA-オメガ-Ref.321.104.450.02.001 スピードマスターのオーバーホールの依頼です。
修理ブランドOMEGA オメガ
オメガ オーバーホール(分解掃除) 時計修理
オメガのスピードマスターのオーバーホールの依頼です。
「5年ほど前に購入したが一度もオーバーホールしておらず、半年前に針が止まった。」とのことでお預かりしました。
購入して5年なのでオーバーホールの時期としてはベストタイミングですが、針が止まってしまったというのが少々心配ですね、、。
部品の破損などがなければいいのですが、、。
~人類と共に月面に降り立った時計~
1969年に人類が初めて月に降り立った際、アポロ11号のクルーが着用していたのがスピードマスターでした。このときのモデルはムーンウォッチと呼ばれ、キャリバーを代えながら現在でもスピードマスター・プロフェッショナルとして生産され続けています。このあまりにも有名な伝説的エピソードがスピードマスター最大の魅力であり、長年にわたり人気を維持し続けている一番の要因といえるでしょう。ですが、実はこの時計はモータースポーツ用の時計として開発されたものなのです。そのため、クロノグラフとタキメーターが備わっています。タキメーターとは乗り物などの平均の速度を計るための機能です。1kmを走るのにかかった時間を計り、針か止まったところのベゼルの目盛りを読むことでその平均速度がわかります。
では、作業の話に戻します。
~オーバーホール(分解掃除)とは、、?~
時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」、車に例えて言えば「車検」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。
腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、4~5年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。
クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり4~5年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。
ムーブメントはこんな感じです。
時計の油は蒸発しにくいような成分でできていますがそれでも永久に使えるわけではありません。徐々に乾燥してきてしまいます。この状態を油切れと呼びます。油が切れた状態で無理に機械を動かすと歯車に負担がかかり、最悪の場合歯が欠けてしまいます。部品が破損した場合交換しなければならないため、通常料金に部品代が加わってしまいます。あらかじめご了承ください。
今回のご依頼はオーバーホール(分解掃除)だけでしたが、当店では他にも様々な修理・作業が行えます。
~ブローチ時計修理工房で行える修理・作業!~
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業や、
折れ込んでしまったネジやピンの除去、湿気や水滴が入ってしまった時計の乾燥などありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、それぞれ理由があると思いますが、その時計が壊れてしまったら悲しくなりませんか?
壊れたら買い換えたらいい。そう思う方も中にはいらっしゃるかもしれません、ですが壊れないように定期的にメンテナンスすれば一生ものです!もし壊れてしまっても直せます!
お使いの時計に不具合等ありましたら是非一度ご相談だけでもブローチ時計修理工房へお持ちください。
BROOCH時計修理工房 紫竹山店 新潟県新潟市中央区紫竹山3丁目8-33 TEL 025-246-0007
BROOCH時計修理工房 万代シティ店 新潟県新潟市中央区万代1丁目6−1 シティバスセンタービル 2F TEL 025-246-0007
オーバーホール | ¥44,000(税込) |
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