JUNKERS automatic オーバーホールと風防交換のご依頼です。

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今回はJUNKERS automaticのオーバーホールと風防交換のご依頼をいただきました。

「JUNKERS(ユンカース)」とはドイツの航空会社のことです。戦闘機「ユンカースJu7」や「ユンカースJu52./3m」 という旅客機をヨーロッパ各地で普及させ、有名になった航空会社です。

「ユンカース」の時計のデザインは、ユンカース社の戦闘機や旅客機などの コックピットの計器をイメージしたものです。ユンカース社の航空機やその計器類をモチーフとした腕時計を商品化したのは、ドイツのミュンヘン・イスマニングの時計メーカー・ポインテック社です。

ポインテック社の腕時計ユンカースと、航空会社ユンカースとは直接関係はないようなのですが、ユンカース社の戦闘機やコックピットの計器類をイメージした数々のデザインは、ドイツの伝統技術の継承したデザインになっています。

JUNKERS automatic ユンカース オーバーホール、分解掃除、風防交換は新潟市 万代バスセンター2FBROOCH ブローチ時計修理工房におまかせください!

ではさっそくこちらの「JUNKERS」をオーバーホールしていきたいと思います。

まず、オーバーホールとは、、、、時計内部のムーブメントを分解・洗浄し、新しい機械油を注しながら組み上げる作業のことです。人に例えて言えば「人間ドック」、車に例えて言えば「車検」のようなものです。分解掃除をすることで、故障の原因となる目に見えない部分の汗や汚れを取り除き、磨耗した部品や、防水性を保つために不可欠なパッキン類を交換し、健康で快適な状態に調整することができます。

腕時計にはクオーツや機械式をはじめさまざまな種類がありますが、ゼンマイを動力とする機械式の腕時計は構造が複雑で、時間の経過とともに防水性などの性能や時刻の精度が劣化していきます。そのため、時計を長持ちさせるには、3~5年程度を目安にオーバーホールに出すのが望ましいとされています。クオーツ式の腕時計であっても、時計内部の部品は使用するうちに劣化していきますので、ブランドが推奨するタイミングでオーバーホールに出すと良いでしょう。 また、機械式・クオーツ式を問わず、仮に動作に異常がなかったとしても、腕時計の内部で部品の劣化や消耗が進んでいることがあります。その場合でもやはり3~5年に一度はオーバーホールをすることをおすすめします。オーバーホールをすると、時計のコンディションをベストな状態に戻せるので、寿命を延ばすことにもつながります。

今回はオーバーホールだけでしたが、当店は同時進行でポリッシュ加工を施すことができます。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て美しい状態になります。

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

 

ステンレス素材は確かに頑丈ですが、汗や皮脂などの汚れをそのままにしておくと、腐食してしまうこともあります。腐食してしまった部品は我々時計師でも直すことは不可能です。特に何十年も前に製造されたモデルであれば、なお気を付けなければなりません。部品も新しく仕入れることもできないので、今あるものを大切につかっていくしかありません。保管する際はなるべく汚れを落としてから保管されることをお勧めします。

機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

オーバーホール ¥27,000(税別)