BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 神田店 > ウォッチとクロックの違い!?【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】
スタッフブログ

ブローチ時計修理工房にて電池交換、パッキン交換を承っています。
みなさん、こんにちは!ブローチ時計修理工房神田店です。ウォッチとクロックに違いがあるってご存知でしたか?私は何となくの区別はわかりました。クロックとウオッチは別物で、時計は携帯用のウォッチの誕生で、機械の構造も産業形態も大きく変わりました。日本語ではさまざまな時計を総称する言葉として「時計」という呼称が存在するのですが例えば英語では、置いた状態で使う掛・置・目覚まし時計をクロック(clock)と呼び、携帯用の腕・懐中時計をウォッチ(watch)と呼ぶそうです。飲み会の時などに豆知識として使えそうですね!(笑)あとクロック(clock)の意味を調べたところ、人の顔、(靴下の足首のところにある)詩集、縫い取り飾り、とこんな意味もありました。

ウォッチ(watch)

オメガ修理事例

ウォルサム(WALTHAM)懐中時計のオーバーホール
ウォルサム修理事例

クロック(clock)
置時計の写真

欧米では流通も異なり、クロックは日本で言えば荒物屋・インテリア雑貨屋で、高級ウォッチは宝飾店、低価格ウォッチは日用雑貨店で販売しています。1600年頃から懐中時計が流行り始め、1900年頃から腕への装着が流行になって、精密さや装着の良さ、デザインが重視されるようになりました。近年では、クロックはインテリア性が、ウォッチではファッション性が問われています。ウォッチでは機械が小さくなると携帯性が高まって喜ばれ、活躍の場が広がりますが、精密さはさらに高いレベルを要求されます。ちなみに規格でも、クロックの製造規格はミリメートル単位ですが、ウォッチの製造図面はミクロン( 1000分の 1ミリメートル)単位で引かれます。それはそうですよね、手首に乗るくらいの大きさのケースの中に精密機械が搭載せれているんですもんね。
製造国では、クロックはドイツ、フランス、オランダなどで隆盛を極め、ウォッチは英国、米国、スイスなどで多数がつくられました。しかし昔は先端産業だったのですが、時計以外の産業が発展した近年は、スイスを除く欧州では産業としては衰退しています。日本は、国としても、メーカーとしても、両品目に加えて設備時計までを製造しているという点で、世界では稀な存在の「時計大国」なのです。知ってましたか?確かにSEIKO、グランドセイコーなどは世界のブランドに引けを取ってないですもんね。


時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。時計の修理も承っております。その他、電池交換オーバーホール等、多くの修理を承っております。お探しの懐中時計、腕時計を探すことなども出来ます。お待ちしております。

閉じる