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BROOCH時計修理工房 神田店の外観

BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。
今回は、時計屋さんで実際に行われている時刻合わせ・時刻調整をご紹介します。
時計は、日付のある3針クオーツ式時計を題材とします。日付の無い時計に関しては、以下の記事を御覧ください。

時計屋さんの時刻合わせをご紹介します(日付無しクオーツ)【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】

日付の無いもの・あるものでは手順が少し変わりますし、押さえるべき大事なポイントがあります。それでは実際の流れを見てきましょう!

時刻合わせ手順

時計屋さんの時刻合わせをご紹介します(日付ありクオーツ)【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】

時刻合わせの流れは以下の通りです。

①昼の12時にセットする
②日付を合わせたい前日まで早送りする
③秒針がゼロ(12時)を向いたらリューズを引く
④現在の日付かつ、現在の時刻にプラス1分したところまで針を廻す
⑤現在の時刻と重なる瞬間にリューズを戻す

①針を廻して昼の12時にセットします。
12時に針が向いていても、通常午前か午後か分かりません。そこで針廻しをして、日付が変わるのを確認し、昼の12時にセットします。
カレンダーが次の日に移行しなければ正午、つまり午後を指してるということが分かりますね。
なぜ昼の12時に合わせるのかというと、日付早送り禁止時間帯というものが存在するからです。後ほど詳細を記載します。

②日付を早送りして本日の1日前の日付に合わせます。
なぜ1日前に合わすのかというと、ちゃんと針回しで0時で日付が切り替わるかの再確認、午前午後を区別する、などの理由でそうしています。それらが明らかな場合は最初から合わせたい日付にしても大丈夫です。

③~⑤は日付の無いクオーツ式時計の時刻合わせと同じになります。日付の無い時計に関しては、以下の記事を御覧ください。

時計屋さんの時刻合わせをご紹介します(日付無しクオーツ)【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】

日付早送り禁止時間帯とは

時計屋さんの時刻調整をご紹介します(日付ありクオーツ)【ブローチ(BROOCH)時計修理工房 神田店】

実は日付には、早送りをしてはいけない時間帯が存在します。時計にもよりますが、基本的には20時から翌朝4時まで、日付が変わる前後数時間です。この時間帯のことを、日付早送り禁止時間帯と呼びます。なぜこのような時間帯が存在するのかというと、歯車の造りにあります。
0時を迎えるとき、時計内部の歯車は日付を変更しようと動いています。その際に、日付の早送りをしてしまうと、0時で日付を進めようとする歯車と、カレンダーの歯車が噛み合ってしまい、故障や部品の破損が起こり得るのです。
先程、針廻しで昼の12時に合わせると書きましたが、それはこれが理由でした。皆さん時刻合わせの際は気を付けましょう。私も気を付けます!

時計修理はBROOCH時計修理工房へご相談ください

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いかがでしたでしょうか。日付のあるクオーツ時計の時刻合わせをご紹介しました。時計を身に付けるのであれば、ぴったり時刻を合わせておくことをオススメします。時計が進んだり遅れたときにすぐに症状に気がつくことができますからね。
最近はソーラー時計や電波時計の時刻合わせを教えてほしいというお客様の来店も見受けられます。こちらは時計によって設定が様々ありますので、ぜひお店にお持ちください。

当店では、電池交換オーバーホール等、多くの修理を承っております。
その他時計に関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。
お待ちしております。

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