スタッフブログ

OMEGA TURLER


こんにちは!ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。今回紹介するアンティーク時計はOMEGA TURLER【オメガ チューラー】レディースアンティーク手巻き時計です。こちらの【TURLER】のロゴが入った所謂Wネーム時計。さて【チューラー】とはどんなメーカーなのでしょう?

TURLERとは?


スイスTURLER(チューラー)はスイスの老舗高級宝飾店です。国内ではダブルネーム表記の時計において認知されています。チューラースイス老舗宝飾店のオリジナルブランドダブルネームは主に高級ウォッチのIWC.オメガ、オーデマと名だたるブランドがここの店から売ってもらいたく、又、セレブの集まる宝飾店なので、通常付けるだけで販売するより多く売れるため、この店とタイアップしたくてダブルネームの時計が販売されます。そんなスイスの老舗時計宝石店ですが、実は日本に縁がちょっとあるメーカーなんですね。創業は1883年と今から140年近く前で日本では明治時代の頃です。時計宝石店として順調に信頼を積み上げてきたチューラーは1970年日本の大阪で万博が開かれた【大阪万博】で日本に日時計をプレゼントしているんです。現在でも代々木公園に寄与された日時計が置いてあります。さらにヨーロッパで初めて日本人を販売員として雇用した会社でもあります。


当店にて販売している【オメガ チューラー】cal.620を採用しております。文字盤にはしっかりと【OMEGA】と【TURLER】の文字が入ってダブルネーム表記になっています。特徴的なのが角張った【ラグ】の部分です。角みたいでとてもカッコいいですね。ゴールドのケース、ゴールドのラグゴールドの文字盤、ゴールドの針、ゴールドのダイヤル、ゴールドのリューズ。全てが黄金に包まれたこちらの時計はドレスシーンに最適です。


BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
当店でも販売している『アンティークウォッチ』ですが、そもそものアンティークウォッチの定義はいったいどのようなもののことを指すのか、を調べてみました。

アンティークウォッチとは


『アンティークウォッチ』には、実際のところ様々な定義がありますが、とても歴史の古い懐中時計時代のものから、1960年代頃までにつくられた機械式時計のことを主に指します。
古くは懐中時計から、クラシカルな雰囲気や、レトロなつくりの腕時計などなど。
毎日じっくりとゼンマイを巻き上げる感触を楽しみながら、時計がチッ、チッ、チッ、と元気に動いている音をたのしめる。
そういったことがアンティークウォッチの在り方なのではないでしょうか。

懐中時計の歴史

がっしりと重厚感のあるつくりの懐中時計や、繊細な彫刻が施されているまるで美術品のような懐中時計もあります。
腕時計の初期時代の非常に個性的なデザインの腕時計や、全盛期時代の華やかなものまで多種多様な腕時計が存在しています。
つくられた時代が違えば、デザインが違い、素材も異なってきます。
そしてその時代ごとに、技術的にできること・できないことといった制限もあり、時計の外観も年代が異なると大きく変わってきます。
古くは、ひとつひとつを職人の手作業によって仕上げていたため、生産できる本数も限られていた時代。
そして量産できる時代になった時代とはいえ、それでも手作業の一歩先という時代のものや、生産性よりもデザインやつくりを重視したもの。
60年代に入ると、生産できる本数もかわり、それに伴いデザインやつくりも簡素化されていきます。
しかし、それが昭和年代の特徴であるかのようなレトロ感を漂わせています。

ROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740の文字盤

こちらは1960年代アンティークウォッチのROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740

 

時代を追っていくと、時計のケースひとつや装飾をとっても大きな違いがあり、古くは彫刻などが多用されていた装飾が、型を取る形での装飾に変わり、もともと単調な丸や長方形であったものが、曲線を描いたものや、特殊な形のものが現れてくるなど、技術の違いが時計のデザインの違いにはっきりと現れてきます。
その時代ごとに違う時計の形やデザインを、ありのままに受け入れて楽しんだり、骨董品やアンティーク雑貨を楽しむように、その時計が培ってきた風格を楽しむことができます。
現代の時計とは全く違う、それでいて現代から見ると、とても斬新でかつ新鮮なつくりをもつものがアンティークウォッチなのです。

1960年代OMEGA(オメガ)カットガラスcal.485手巻き式腕時計です。

こちらは1960年代アンティークウォッチのOMEGA(オメガ)カットガラス 511.166 cal.484

 

アンティークウォッチはBROOCH時計修理工房にて販売しております!


 

蒲田店外観

BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは!スタッフTです!
時計のデザインのお話になると外せないジェラルドジェンタ氏
「時計界のピカソ」とも呼ばれるほど革新的なデザインを生み出す天才デザイナー。
最近お店で出会った、彼が手掛けた時計のシリーズをご紹介します。

星に馳せる想いオメガコンステレーション
オメガコンステレーションのフェイスの湾曲が美しいCラインは今も人気が高いジェラルドジェンタ作品のひとつ

コンステレーション(constellation)は英語で星座を意味しているオメガの人気シリーズ
盤面や裏蓋等に星や天文台が刻印されているドレスウォッチとして現在もリリースされ続けています。

刻印されている星や天文台はデザインアクセントとして記載・刻印されているのではなく意味合いがあり記されています。
1952年に誕生したコンステレーションは当時「世界一正確な時計」として知名度が高く、時計精度の規格「クロノメーター」の水準をクリアし、
時計の精度を競う「天文台コンクール」で優秀な成績を記録して星のモチーフを取り入れるようになりました。

コンステレーションはじまりのデザインは12面体の斬新な文字盤を有するデザインでした。
ジェラルドジェンタ氏がデザインを受け持ったのは1967年、ドレスウォッチが市場の中心だった中でデザインされたコンステレーションは上品さを売りにした設計。

オーバル型のケースとコインエッジのベゼルが大きな特徴になっている洗練された雰囲気のケースはその流れるフェイスラインから
「Cライン」と呼ばれジェラルドジェンタ氏の最初のヒット作として広く認知され時代と共に人気が高まっていきました。

1970年にはクォーツ式に、1982年にはコンステレーション・マンハッタンと呼ばれるデザインにリニューアルされていき、
ジェンタデザインの遺伝子を受け継いで今もリリースされ続けているのでコンステレーションとの出会い率はなかなか高いかもしれません。


永遠の美しさCartier(カルティエ)パシャ
Cartier(カルティエ)パシャは発案時から思い切ったリデザインがされていると思われる現在の形にしたのはジェラルドジェンタ氏が携わったからかもしれない

カルティエの「パシャ」はもともとは1931年頃にトルコの太守(パシャ)がカルティエに「プールでも着用して使用できる時計が欲しい」と
依頼してできた防水時計が元になっていると伝えられています。その当初の形状は角形でタンク寄りのデザインだったそうです。

1943年には現在のパシャの原型でラウンド型のリューズカバーがついたデザインが発表、
長い時を経て1985年に防水時計の中でも高級シリーズとして再度製造されそのリデザインの際にジェラルドジェンタ氏が携わっているそうです。

リューズカバーがアイコニックでスピネルの装飾に加え、フェイスにもカバーがあるデザインのものには
ダイヤカット石で美しく装飾され、機能性と見た目両面からの美しさを表面化させて現在もリリースされ続けている代表シリーズになっています。


高い知名度も雲上級ロイヤルオーク
ジェラルドジェンタ氏を語るときに外せないロイヤルオークはそのデザインから知名度も人気も欲しいままにし続けている

そしてジェラルドジェンタ氏の話が出ると外せない時計ナンバー1はこちらロイヤルオークではないでしょうか。
「3大ブランド」や「雲上」と呼ばれるブランド「オーデマピゲ」のロイヤルオークはラグジュアリースポーツとしても人気高いコレクションで知名度も随一の時計です。

ロイヤルオークは軍艦の名前から由来していて、潜水士のヘルメットからインスパイアされ時計のフェイスデザインに用いられたと言われています。
ジェンタ氏の他の作品では船の窓の形状から着想を得て時計のデザインに取り入れたり、船をルーツとしてデザインされるケースが多くあるようにも感じられます。

「出来る限り軽やかに」をデザインモットーにしながらもアクティブマインドに寄り添って出来たロイヤルオークはラグジュアリースポーツと
評されるに相応しい薄さに、8角形に収めながら美しいと感じられる余白を取り入れステンレスを宝石の域にまで昇華させた素敵な時計になっています。

ジェラルドジェンタ氏は後に自信のブランドを持ち「レトロファンタジー」というディズニーキャラクターを納めたデザインの時計をリリースしてありもしています。
もちろんその他にも数々の有名ブランドのデザインを手掛けてきているので、それらの時計と出会うのを楽しみにしています。

もしそんな時計たちと会ったら是非またご紹介したいと思いますので楽しみにお待ちください。
それまで良き時計ライフをお過ごしくださいませ!

OMEGA DE VILLE


こんにちは!ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店で御座います。今回紹介致しますアンティーク時計はコチラ、【OMEGA DE・VILLE】オメガ デ・ヴィルです。オメガの中でも歴史あるモデルDE・VILLEシリーズですね。主にファッションウォッチとして現在では販売されていますが元々は【シーマスター】の1部として発表された時計でした。時代は1960年代、元々シーマスターは薄型のダイバーズウォッチとして開発されたモデルですが当時の時計界はスポーツウォッチよりもドレスウォッチに需要が集中していたため、優雅さと気品を備えた薄型ドレスウォッチとしてデヴィルが独立したとされています

   流行に左右されないデザインとクラシックなスタイル


デヴィルのシンプルで流行に左右されないデザインとクラシックなスタイルは、年齢性別問わず高い支持を集めています。デヴィルはフランス語で”街・都会”を意味する”DeVille”が由来です。薄型で美しく整ったそのあり様は今後何年経っても変わる事の無い魅力としてユーザーを魅了し続ける事でしょう。

進化し続けるモデル


そんなデヴィルシリーズですが現行デヴィルはどのモデルもコーアクシャルムーブメントが搭載されているため、精度・耐久性・耐磁性・メンテナンス性、どれをとっても申し分ない機能性を有しています。特にコーアクシャル機構を搭載していることによって維持費が一般的な機械式時計の1/2に抑えられているのは大きなメリットといえるでしょう。そしてデヴィルの特徴として現行モデルでも厚みは最小限に抑えられています。

当店で販売しているデ・ヴィルはCal625の恐らく1970年代~1980年代の手巻き時計です。状態は良好でオーバーホールメンテナンスを終了している形でのお渡しで御座います。シーマスターから派生したドレスウォッチの定番。是非その手に取って確かめてみて下さい。


ROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは。神田店 新人スタッフの32です。この世界に入ってまだ日が浅いため知識が追い付かず日々学ぶことだらけです。温かく見守っていただけますと幸いです。皆様にご紹介できるだけの知識がまだないので、今回は私の時計との思い出をお話したいと思います。

初めて買った時計はFOSSIL


私が生まれて初めて自分で購入した時計が、この時計でした。20代前半の方が少し背伸びをして購入するには、ちょうどいいFOSSIL。この時計は、学生時代にアメリカへ研修に行ったときに出会いました。一目惚れでした。でも店頭でお迎えするかすごく悩みました。当時学生だった私にとって時計はとても高価なもので、普段つけるタイミングが少ないのに私が買っていいものなのか。などなどお店で凄く頭を抱えたのを今でも覚えています。

この機会を逃したらもう出会えないよ

そんな時、現地のスタッフさんがこう言ってくださいました。洋服でもバッグでもいろんな場面でよく言われる言葉ですが、まさかそれを海外の現地の方に言われるとは思ってもいませんでした。もちろん、英語で。どこの国でも一期一会は大事にされているんですね。良く聞く言葉でしたが当時の私には凄く刺さり、この一言で私はこの時計をお迎えしました。一緒にいた友人たちには、かなりびっくりされました。


時計にメンテナンスが必須ということを知るのは、ここから数年後の話です。当時は思い出があるお気に入りの時計が止まってインテリアでいいと半ばあきらめていました。ですが、メンテナンスの機会がありしていただきました。今日も元気に動いてくれています。なにごとも時すでに遅くなる前に、定期的にメンテナンスは大事なんだと実感しました。もし、ここまで読んでくださった方の中にメンテナンス先を探されているかたがいらっしゃいましたら一度、当店へいらしてください。そして、私たちにその時計とお客様が長く一緒に過ごすお手伝いをさせて頂けたらこんなに嬉しいことはありません。

神田店の外観
BROOCH時計修理工房では、腕時計のオーバーホール(分解掃除)電池交換、パッキン交換、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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