スタッフブログ

こんにちは!BROOCH時計修理工房 万代店の新人スタッフWです。
今回は、「クロノグラフ」の基本的な使い方をご紹介していきます!

クロノグラフとは
タグ・ホイヤーのアクアレーサーというクロノグラフ時計

「クロノグラフ」という言葉は、ギリシャ語で”時間”を意味する「クロノス(Chronos)」と、”記す”を意味する「グラフォス(Graphos)」の合成語です。
クロノグラフとはストップウォッチ機能を搭載した時計のことを指し、時計機能と同一の動力源によってストップウォッチ機能も動作させます。

クロノグラフの使い方
タグホイヤーのカレラというクロノグラフ時計

クロノグラフは、初めての方からすると扱うのが難しいと思うので、基本的な使い方をご紹介します!

①ストップウォッチ機能

スタートは2時の位置にあるプッシュボタン(リューズの上)を押す。もう一度同じプッシュボタンを押すとストップ。4時の位置にあるプッシュボタンを押すとリセットできます。

②文字盤の見方

知らないと間違えやすい部分が、秒針とクロノグラフ秒針です。
クロノグラフの機械式時計の多くは普通の秒針の位置ではなく、インダイアルという小さなダイアルの方にあります。
秒針が止まっていると思っても、よく見ると小さなダイアルの方が動いていたりします!動いていればそちらが秒針です!
では大きい方の秒針は何なのかというと、そちらが計測時に動くクロノグラフ秒針です。
また他にもインダイアルがありますが、そちらは積算計です。
例えば積算計が30分計だったとすると、クロノグラフ秒針が一周(60秒)経過すると、1メモリ進んで、30分まで進んでいくという仕組みです!
12時間計もある場合は、30分計が2周すると12時間計が1メモリ進みます。
基本的な部分が分かるだけでも、クロノグラフが分からなかった方は興味が出てきたのではないでしょうか??
クロノグラフは複雑な機構で出来ている為、初めは難しいかもしれません。
しかし一度覚えてしまえば、クロノグラフ機能の無いシンプルな時計では感じることの出来ない「操作する事の楽しさ」や、「文字盤のスポーティさ」を体感できます!
ぜひ気になった方はもっと詳しく調べてみて下さい!

店頭でお待ちしております!

BROOCH時計修理工房 万代シティ店の入り口写真

BROOCH時計修理工房では、複雑な機構のクロノグラフの腕時計でも、電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度BROOCH時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは!蒲田店スタッフのTです!

今日は店頭に新しく加わっているアンティークウォッチの仲間、OMEGA De Ville(オメガ デ・ヴィル)のクォーツ式腕時計をご紹介します!


街や都会を意味するオメガDe Vill

アンティークオメガの新たな1本、DeVillは都会や街を意味する上質なオシャレな時計

沢山のシリーズを持つオメガのコレクションの中で、デヴィルは1960年に誕生しました!
De Vill(デヴィル)と言うのは耳で聞くだけだと「悪魔の事かな?」と思ってしまいますが、フランス語で「街」や「都会」を意味します。
その名に相応しくドレスウォッチとしてラインナップしたデヴィルは流行に左右されない、上質なクラシックな雰囲気を纏う世代も性別も問わず人気のシリーズです。


可愛らしくも上質なクラシックな雰囲気です
背面の見えない部分までオシャレで粋なオメガDeVillクォーツ式腕時計

こちらのデヴィルはクォーツ式、ゴールドプレーテッドのケースはサイズ約20mm径、厚さ約6mmと小ぶりなサイズ。
サイズが可愛らしくも見た目は煌びやか、シンプルな2針に落ち着いたクリーム色盤面のローマ数字が時を刻む様子は洗練されたお洒落さを演出して、貴女の手元を優雅に知的に飾ります。

オメガと「De Vill」のロゴが盤面とリューズに刻印されていて、裏蓋にはクォーツの印がされています。
ステンレスシルバー素材の蓋の表面はヘアライン加工がされていて、着用時には見えない部分にもオシャレを気遣う様子がデザインされています。

裏蓋を外した中は今も信頼あるETA社製のムーブメントを搭載していて、正確性とパーツ供給の高さから安心を感じられます。

ベルトは盤面のクリーム色に合わせてホワイトカラーの新品の物を付けています。


店頭でお待ちしています!
内部も安心のETA社製ムーブメントでお買い求めやすい時計に

こちらのOMEGA(オメガ)のアンティークDe Vill(デヴィル)クォーツ式腕時計は税込113,300円です。
これからの季節に白ベースのカラーにゴールドのフェイスカラーで爽やかながらも煌びやかな雰囲気で海や山、レジャー施設等へお出かけしてみませんか?
表参道や青山のようなDe Villの名前に相応しい街はもちろんですが、ハウステンボスやスペイン村やワールドスクウェアのようなコンセプトのはっきりしているお出かけ先にもピッタリだと思いますよ。
これほど綺麗で正確に動き続けているデヴィルはなかなか見ることが出来ません!
少しでも気になりましたら、是非ブローチ時計修理工房までお問い合わせ下さい。
ご連絡下されば数日間のお取り置きも対応致します。

お待ちしています!

OMEGA TURLER


こんにちは!ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。今回紹介するアンティーク時計はOMEGA TURLER【オメガ チューラー】レディースアンティーク手巻き時計です。こちらの【TURLER】のロゴが入った所謂Wネーム時計。さて【チューラー】とはどんなメーカーなのでしょう?

TURLERとは?


スイスTURLER(チューラー)はスイスの老舗高級宝飾店です。国内ではダブルネーム表記の時計において認知されています。チューラースイス老舗宝飾店のオリジナルブランドダブルネームは主に高級ウォッチのIWC.オメガ、オーデマと名だたるブランドがここの店から売ってもらいたく、又、セレブの集まる宝飾店なので、通常付けるだけで販売するより多く売れるため、この店とタイアップしたくてダブルネームの時計が販売されます。そんなスイスの老舗時計宝石店ですが、実は日本に縁がちょっとあるメーカーなんですね。創業は1883年と今から140年近く前で日本では明治時代の頃です。時計宝石店として順調に信頼を積み上げてきたチューラーは1970年日本の大阪で万博が開かれた【大阪万博】で日本に日時計をプレゼントしているんです。現在でも代々木公園に寄与された日時計が置いてあります。さらにヨーロッパで初めて日本人を販売員として雇用した会社でもあります。


当店にて販売している【オメガ チューラー】cal.620を採用しております。文字盤にはしっかりと【OMEGA】と【TURLER】の文字が入ってダブルネーム表記になっています。特徴的なのが角張った【ラグ】の部分です。角みたいでとてもカッコいいですね。ゴールドのケース、ゴールドのラグゴールドの文字盤、ゴールドの針、ゴールドのダイヤル、ゴールドのリューズ。全てが黄金に包まれたこちらの時計はドレスシーンに最適です。


BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
当店でも販売している『アンティークウォッチ』ですが、そもそものアンティークウォッチの定義はいったいどのようなもののことを指すのか、を調べてみました。

アンティークウォッチとは


『アンティークウォッチ』には、実際のところ様々な定義がありますが、とても歴史の古い懐中時計時代のものから、1960年代頃までにつくられた機械式時計のことを主に指します。
古くは懐中時計から、クラシカルな雰囲気や、レトロなつくりの腕時計などなど。
毎日じっくりとゼンマイを巻き上げる感触を楽しみながら、時計がチッ、チッ、チッ、と元気に動いている音をたのしめる。
そういったことがアンティークウォッチの在り方なのではないでしょうか。

懐中時計の歴史

がっしりと重厚感のあるつくりの懐中時計や、繊細な彫刻が施されているまるで美術品のような懐中時計もあります。
腕時計の初期時代の非常に個性的なデザインの腕時計や、全盛期時代の華やかなものまで多種多様な腕時計が存在しています。
つくられた時代が違えば、デザインが違い、素材も異なってきます。
そしてその時代ごとに、技術的にできること・できないことといった制限もあり、時計の外観も年代が異なると大きく変わってきます。
古くは、ひとつひとつを職人の手作業によって仕上げていたため、生産できる本数も限られていた時代。
そして量産できる時代になった時代とはいえ、それでも手作業の一歩先という時代のものや、生産性よりもデザインやつくりを重視したもの。
60年代に入ると、生産できる本数もかわり、それに伴いデザインやつくりも簡素化されていきます。
しかし、それが昭和年代の特徴であるかのようなレトロ感を漂わせています。

ROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740の文字盤

こちらは1960年代アンティークウォッチのROLEX(ロレックス)プレシジョン Ref.5740

 

時代を追っていくと、時計のケースひとつや装飾をとっても大きな違いがあり、古くは彫刻などが多用されていた装飾が、型を取る形での装飾に変わり、もともと単調な丸や長方形であったものが、曲線を描いたものや、特殊な形のものが現れてくるなど、技術の違いが時計のデザインの違いにはっきりと現れてきます。
その時代ごとに違う時計の形やデザインを、ありのままに受け入れて楽しんだり、骨董品やアンティーク雑貨を楽しむように、その時計が培ってきた風格を楽しむことができます。
現代の時計とは全く違う、それでいて現代から見ると、とても斬新でかつ新鮮なつくりをもつものがアンティークウォッチなのです。

1960年代OMEGA(オメガ)カットガラスcal.485手巻き式腕時計です。

こちらは1960年代アンティークウォッチのOMEGA(オメガ)カットガラス 511.166 cal.484

 

アンティークウォッチはBROOCH時計修理工房にて販売しております!


 

蒲田店外観

BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。

ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは!スタッフTです!
時計のデザインのお話になると外せないジェラルドジェンタ氏
「時計界のピカソ」とも呼ばれるほど革新的なデザインを生み出す天才デザイナー。
最近お店で出会った、彼が手掛けた時計のシリーズをご紹介します。

星に馳せる想いオメガコンステレーション
オメガコンステレーションのフェイスの湾曲が美しいCラインは今も人気が高いジェラルドジェンタ作品のひとつ

コンステレーション(constellation)は英語で星座を意味しているオメガの人気シリーズ
盤面や裏蓋等に星や天文台が刻印されているドレスウォッチとして現在もリリースされ続けています。

刻印されている星や天文台はデザインアクセントとして記載・刻印されているのではなく意味合いがあり記されています。
1952年に誕生したコンステレーションは当時「世界一正確な時計」として知名度が高く、時計精度の規格「クロノメーター」の水準をクリアし、
時計の精度を競う「天文台コンクール」で優秀な成績を記録して星のモチーフを取り入れるようになりました。

コンステレーションはじまりのデザインは12面体の斬新な文字盤を有するデザインでした。
ジェラルドジェンタ氏がデザインを受け持ったのは1967年、ドレスウォッチが市場の中心だった中でデザインされたコンステレーションは上品さを売りにした設計。

オーバル型のケースとコインエッジのベゼルが大きな特徴になっている洗練された雰囲気のケースはその流れるフェイスラインから
「Cライン」と呼ばれジェラルドジェンタ氏の最初のヒット作として広く認知され時代と共に人気が高まっていきました。

1970年にはクォーツ式に、1982年にはコンステレーション・マンハッタンと呼ばれるデザインにリニューアルされていき、
ジェンタデザインの遺伝子を受け継いで今もリリースされ続けているのでコンステレーションとの出会い率はなかなか高いかもしれません。


永遠の美しさCartier(カルティエ)パシャ
Cartier(カルティエ)パシャは発案時から思い切ったリデザインがされていると思われる現在の形にしたのはジェラルドジェンタ氏が携わったからかもしれない

カルティエの「パシャ」はもともとは1931年頃にトルコの太守(パシャ)がカルティエに「プールでも着用して使用できる時計が欲しい」と
依頼してできた防水時計が元になっていると伝えられています。その当初の形状は角形でタンク寄りのデザインだったそうです。

1943年には現在のパシャの原型でラウンド型のリューズカバーがついたデザインが発表、
長い時を経て1985年に防水時計の中でも高級シリーズとして再度製造されそのリデザインの際にジェラルドジェンタ氏が携わっているそうです。

リューズカバーがアイコニックでスピネルの装飾に加え、フェイスにもカバーがあるデザインのものには
ダイヤカット石で美しく装飾され、機能性と見た目両面からの美しさを表面化させて現在もリリースされ続けている代表シリーズになっています。


高い知名度も雲上級ロイヤルオーク
ジェラルドジェンタ氏を語るときに外せないロイヤルオークはそのデザインから知名度も人気も欲しいままにし続けている

そしてジェラルドジェンタ氏の話が出ると外せない時計ナンバー1はこちらロイヤルオークではないでしょうか。
「3大ブランド」や「雲上」と呼ばれるブランド「オーデマピゲ」のロイヤルオークはラグジュアリースポーツとしても人気高いコレクションで知名度も随一の時計です。

ロイヤルオークは軍艦の名前から由来していて、潜水士のヘルメットからインスパイアされ時計のフェイスデザインに用いられたと言われています。
ジェンタ氏の他の作品では船の窓の形状から着想を得て時計のデザインに取り入れたり、船をルーツとしてデザインされるケースが多くあるようにも感じられます。

「出来る限り軽やかに」をデザインモットーにしながらもアクティブマインドに寄り添って出来たロイヤルオークはラグジュアリースポーツと
評されるに相応しい薄さに、8角形に収めながら美しいと感じられる余白を取り入れステンレスを宝石の域にまで昇華させた素敵な時計になっています。

ジェラルドジェンタ氏は後に自信のブランドを持ち「レトロファンタジー」というディズニーキャラクターを納めたデザインの時計をリリースしてありもしています。
もちろんその他にも数々の有名ブランドのデザインを手掛けてきているので、それらの時計と出会うのを楽しみにしています。

もしそんな時計たちと会ったら是非またご紹介したいと思いますので楽しみにお待ちください。
それまで良き時計ライフをお過ごしくださいませ!

閉じる