OMEGA Geneve オメガ ジュネーブ
今回はブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店で販売しているアンティーク時計の1本をご紹介いたします。【オメガジュネーブ】1960年代頃に造られた時計です。ジュネーブシリーズは1950年代から1970年の約20年間生産されました。現在では生産終了している為、希少性が高く、また今の主流な時計のベースになった1960年代に制作された為にとてもお洒落ですね。
ジュネーブが誕生した1950年~1970年それは品質と精度を改良する為の努力が際限無く行われた時代
販売されていたのは1960年代1960年代は、機械式時計にとって黄金期と言われています。アンティーク時計において一番熱い時代です。あまりにもマニアックだと、オシャレとしての扱いが難しい事もありますが1960年代のオメガは違います。オシャレです。1950年代は、機械式時計のムーブメントの品質と精度を改良するための努力が際限無く行われた10年です。ロレックスはエクスプローラー、サブマリーナ、GMTマスター、そしてミルガウスを発表した。ブライトリングはナビタイマーをデビューさせ、ブランパンはフィフティ ファゾムス、そしてオメガはシーマスター、スピードマスター、レイルマスター、コンステレーションだけではなく、まだまだ多くのモデルを発表しています。そして1960年代〜1970年代が1950年代に誕生した時計たちをより進化させた正しく黄金時代。そのど真ん中に誕生したのがオメガジュネーブなんです。ジュネーブの歴史は1953年代まで遡ります。当時のオメガ社が時計の精度を競う天文台コンクールで数々の輝かしい功績を遺しました。このコンクールをきっかけに誕生したOEMGAのモデルは多岐にわたりますが、その中でも開催場所である”ジュネーブ天文台”を名に冠して登場したのがこのジュネーブでした。
ロレックスを凌ぐ機構の美しさ
オメガが開発した、この時代のムーブメントたちは、どれもOMEGA史上最高傑作と呼ばれるほどに完成度の高いものでした。OMEGAは世界に誇るこのムーブメントの量産体制を更に強化し、絶対的な信頼性とブランド力を確立させようとしていました。実は、量産体制を整えブランドの確立するにはジュネーブが必要だったのです。オメガの技術を、ジュネーブのドレスウォッチの美しさを使って、世界の中に広く普及させ、オメガのブランド力、信頼性を高め世界の時計ブランドの中でのプレゼンスを高めようとしたのです。当時世界が熱狂した時計です。そんなオメガジュネーブが現在、ブローチ時計修理工で各店で販売中です。またネット通販でもご案内しております。是非その手に取って1960年代当時の世界に想いを馳せてみて下さい。ご来店お待ちしております。
こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店のスタッフNです。
今回は1940年代アンティークウォッチHAMILTON(ハミルトン)cal.987Aボーイズサイズの手巻き式腕時計をご紹介したします。
HAMILTON(ハミルトン)とは
HAMILTON(ハミルトン)は1892年アメリカペンシルバニア州で創業されました。
創業翌年に作られた、『ブロードウェイリミテッド』という懐中時計が、時間の正確さを求めていた鉄道会社に採用され、それがステップとなり鉄道時計メーカーとして地位を確立していきました。
1900年前後に盛んだった鉄道業界に認められ政府認定で『アメリカ鉄道のタイムキーパー』と言われるほどに精巧な時計を製造し広く知られるようになりました。
第二次世界大戦中には、全ての生産ラインを軍用時計に切り替え、計100万個以上の軍用時計を生産し、アメリカ海軍に重用されました。
このエピソードは、現在に至るハミルトンのブランドと知名度を育てた大きな出来事の一つであると言えます。
1950年代に世界初の電池式腕時計、デザイン的にも卓越した『ベンチュラ』を発表するなど技術力にも定評があり、1928年のヤンキース優勝を記念した時計の売り出しをはじめ、近年では映画『Men In Black(メン・イン・ブラック)』モデルの時計を売り出すなど、話題を集めるメーカーとして人気があります。
時計の信頼性はもとより、いろいろなことに掛け合わせて話題を提供したり、昔から広告手法などもうまく、多くのライバルメーカーがクォーツ時代やその後に姿を消しているのに比べて、現在までハミルトンの名が残っていることにも納得です。
今回ご紹介するハミルトンCal.987A手巻き式腕時計は、そんな1940年代、広くエンターテイメントを通じて知られるようになる段階の変革期に製造された傑作の逸品です。
ケース径は約28mm、厚さ約10mmの現在主流のメンズと比較すると小ぶりなサイズ感でアンティークらしさを感じられます。
盤面の変色やスモールセコンドと長短針の鈍くなったゴールドカラーは眺めているだけで製造から80年以上経過した歴史に思いを馳せてしまいます。
盤面内にスモールセコンドで滑らかに秒針を刻んでいる様は、とても愛しく感じるデザインですね。
また、インデックスのアラビア数字のデザインはオリジナリティあふれる絶妙なシルエットで造られていて、個性をより一層発揮させております。
キャリバーは、当時のハミルトンの傑作であるCal.987Aの手巻きのムーブメントで巻き心地よく、定期的に触れたくなる機構です。
時計の心臓部にはペースを制御するチラネジ付きのテンプが採用されていて、裏蓋のつまみを指先で引っ張ると開けることで中の状態をご自身で見て観察することが可能です。
ケース素材は『GOLD FILLED(ゴールドフィルド)』という、総重量の5%以上の金張り加工がされていて懐かしくも魅力的な輝きに心奪われます。
ベルトはクロコダイル革でエメラルドグリーンの未使用のものを装着させておりますので、気持ちよくご着用いただけます。
目立つ深いキズや擦れ跡はありません。よく見るとリューズのヘッドの根本が若干歪んでいることが確認できます。
全体的に使用感を感じる状態ですがアンティーク・ヴィンテージ品としての趣は深くいつまでも眺めていられる魅力に溢れています。
日差は+15秒ほどで、80年以上時を経た今も変わらぬ動作で時を刻み続けています。
ボーイズですが現行の流行りのサイズよりも一回り小ぶりで女性の腕にも似合う大きさのフェイスです。
腕時計内部の機械をご自身でご覧いただけるので、メカニックに興味のあるお子様へのプレゼントとしてもぴったりかもしれませんね!
ムーブメントを鑑賞しながらの晩酌もオススメ致します!
もちろん一点ものになりますので、少しでも気になられたら是非実物を見にいらしてくださいませ!
お待ちしております♪
BROOCH時計修理工房ではアンティークウォッチを多数取り揃えております!
BROOCH時計修理工房では、腕時計の電池交換、パッキン交換だけでなく、オーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)、コマ調整、バネ交換、ベルト交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
いつもありがとうございます。
ブローチ時計修理工房万代店です。
新潟は快晴日も多く店の前には人通りも多くなり、とても賑わっています!梅雨はいつ来るのかとそわそわしながらも、徐々に夏に近づきつつある中、気温も上昇してきましたが、皆様は日頃どんな時計を身に着けてらっしゃるでしょうか?
今回は簡単に金属以外の時計の衣替えが出来るベルトについてご紹介していきたいと思います!
革ベルトの種類と特徴について
牛革やワニ革などの天然皮革によって作られる革ベルトは現在、金属ベルトと同じくらいスタンダードなブレスレットになっています。
なんといっても最大の特徴はラインナップが豊富にあり、革の素材だけでもメインとなる、ワニ・牛・水牛・リザードなどの他にもテジュー・オーストリッチ・シャーク・ピッグ・ペッカリー・パイソン・ヒポ・キャメル・チンギアーレ・イール・などがあります。
さらにはアザラシやオットセイなど海洋生物の革を利用した「シールスキン」という革まであります!かわいいアザラシやアシカも、国や地域によっては害獣として駆除される対象になっていて、その副産物としてシールレザーが作られるということもあります。先程紹介させていただいた牛や豚は世界中で養殖されているので、皮も比較的簡単に入手可能ですが、アザラシやアシカなどの海洋生物は野生のものを捕獲するため、流通量も少なく、希少性も高くつくようになっています。
当店でお預かりした革ベルトのツエッペリンの時計
ツエッペリン100周年を記念して作られた時計です!飛行船「LZ1」をイメージされて作られた時計で、乗り物のメーターのような時計の外観を、カーフレザーで装飾しています。この時計を見た際、モデルとなった飛行船に乗って冒険して見たくなるような時計でした!
ラバーベルトとは
ラバーベルトは革ベルトよりも汚れが付きにくい素材となっており、夏場などに汗をかくと革ベルトは変色してしまうことがありますが、ラバーベルトはそんな心配とは無縁です!このベルトは沢山汗をかいても汗が吸収されない為、涼しげな夏の装いや、スポーツウオッチに採用されることが多いです。注意点として、汗や汚れは簡単に落とせるのですが、放置しておくと匂いが残りやすいのも特徴となっています。
当店でお預かりしたラバーベルトのルミノックスの時計
この時計はケースにカーボン素材を採用し、ベルトもラバーベルトを採用することで頑丈でありながら軽量化をしており、ちょっとやそっとの衝撃では壊れないタフな性能の時計となっています!さすが軍隊にも供給されていたブランドだと思わされる時計です。
ナイロンベルトとは
ナイロンベルトはカジュアルなデザイン性と装着感の軽さに定評があるものとなっており、傷や汚れが付きにくい為普段使いに向いたベルトとなっています。外圧に強く型崩れもしにくいという特性もあります。革ベルトと同じくカラーバリエーションが豊富にあり、ベルト自体のファッション性も高いモノとなっています。ナイロンベルトの最も人気なベルトが「NATOベルト」です。元々は軍事同盟「NATO軍」の時計用に作られたベルトでした。NATOベルトはカジュアル時計に数多く採用されており、元々が金属ベルトの時計でもカジュアルさを付与する事ができるベルトとなっています。
デメリットとしてはカジュアルさに重きを置いたベルトになっている為、どうしても高級感は軽減されてしまう為、ビジネスシーンでは不向きになってしまう点です。
サテンベルトとは
サテンベルトとは、サテン生地(朱子織)で作られた光沢感のあるベルトとなっています。特徴としては滑らかな肌触りに、上品な光沢感を伴う高級感が漂うベルトとなっています。主にレディース時計に採用され、価格も手ごろな物が多いです。デメリットは生地の特性上繊細であるが故、摩擦に弱く変色しやすいという点です。雑に扱うとすぐに生地が傷んでしまうので、丁寧に扱うことが長く扱うコツとなっています。
ウレタンベルトとは
ウレタンベルトとは「水に強く衝撃に強い」というラバーベルトに似た特性を持つ時計ベルトとなっています。パーツの柔らかさを活かして衝撃を吸収してくれます。水を吸収しないため、錆びることがなく、ダイバーズウォッチなどに使われることが多いです。ウレタンベルトが採用されているモデルはケースに合うようデザインされているので、実用性とスタイリッシュさを兼ね備えたモノとなります。経年劣化が早いベルトとなっており、雑に扱うと汚れや破損が目立つ素材になります。カジュアル寄りの素材になっている為、ビジネスシーンには不向きというデメリットもあります。
キャンバスベルトとは
キャンバスベルトとは、帆布の生地が使われたベルトとなっており、最大の特徴が荒れ狂う海の気候にも耐えうる頑丈さにあります。破れにくく、布でありながらも水に強いという特性を持ちます。ナチュラルな風合いをいつまでもたもつことができます。カジュアルシーンにピッタリで、20・30代に人気があります。伸縮性が乏しい為ごわごわした手触りになってしますことがデメリットとして挙げられます。
熱いシーズンをお気に入りの時計と過ごすのに、革ベルトや金属ベルトを今回ご紹介したベルトに交換してみてはいかがでしょうか?当店では持込み頂いたベルト交換も対応しております!是非お気に入りのベルトをお持ちください!
いかがだったでしょうか?当店では主に革ベルトを中心にアップルウォッチにも対応する事が出来るベルトを販売しております。ベルトや時計のことでお悩みのお客様はぜひ当店まで足をお運びくださいませ!
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
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懐中時計とは(英語名:pocket watch)
ポケットやカバンに入れて持ち歩く携帯用の時計です。
懐中時計とは(英語名:pocket watch)
ポケットやカバンに入れて持ち歩く携帯用の時計です。
腕時計といえばApple Watchなどスマートウォッチの登場で更に進化を遂げていますが、
腕時計が登場する以前は長い間にわたり携帯時計として懐中時計が世界中で使用されていました。
当初はやはり海外から伝わってきました。その中で、歴史上の有名な人物が愛用された記録も残っています。
この後、1879年(明治12年)に大野規周氏の高弟、大野徳三郎氏が懐中時計の機械および側を手工で製作したのが日本で初めて生産された懐中時計と言われています。
他の人とは違うものを持ちたい。ただ時間を見るのはつまらない。そんな方々に、懐中時計は長く愛され続けています。懐中時計の歴史は、とても永く、17世紀(1600年代)にはすでに懐中時計が使用されていた記録が残されています。
当時は、懐中時計を作れる時計技師がごく少数であったため、ごく一部の王侯貴族が持つ高級品とされていました。
しかし時計技術の発達,一定のクオリティでの生産体制の確立により、市場への安定した製造と供給になり、 時代とともに多くの人々の手に渡るようになりました。
100年以上続いている歴史を持つブランドなどは、懐中時計が原点であり、現在も懐中時計の製造、販売を手がけているブランドも少数ですが存在します。
“高品質なものは芸術の域にも達する”
懐中時計はその装飾の美しさ、昔ながらのロービートなムーブメント(中の機械)も魅力の一つ。 様々なデザイン・ムーブメントが存在するため、世界中に多くのコレクターも存在します。 この場合、「時間を見る道具」というよりも「芸術品を見る」という目的で集められる方が多いです。
また、金属アレルギーの方、仕事上腕時計を着用できない方にとっては欠かせないものとなっております。鉄道時計やナースウォッチであれば職務上の携帯品として古くから支持されている懐中時計もございます。
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
SEIKO BELL-MATIC【セイコーベルマティック】
こんにちは!ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。本日ご紹介させて頂く時計はこちら!セイコーベルマティック。日本を代表する時計ブランドSEIKO。当店のアンティークラインナップに遂に投入されました。セイコーと言えばビジネスシーンの定番ウォッチ。スーツが鎧ならば腕時計は刀なんて例えがありますがセイコーというブランドは紛れもなく名刀です。そんなセイコーのベルマティックとはどんな時計なのでしょうか?
国産初となる【自動巻きのアラーム機能搭載】である歴史的なモデル。
製造は1967年から1970年後半まで製造されたシリーズ。別名『ビジネスベル』。発売当時ビジネスマンから高い注目や支持を得て話題となった時計です。今から約50年程前の時計ですがその古さを全く感じさせないデザインは流石の一言。当時のデザイナーや技術者達の拘りや時計にかける想いをしっかりと感じる事ができる素晴らしい時計です。普段使い用としてでもコレクション用としてでも 楽しめるかと思います。6時の位置にあるマークですがこちらは長野県の“諏訪工場製”であることを表すシンボルマークで裏蓋にも入っています。(諏訪工場は、第一線で時計の文化や産業の発展に貢献し続けてきた SEIKOの伝統ある拠点であり、『グランドセイコー』をはじめとする数々の名品を世に送り出した熱意ある技術者らが多く在籍した工場です。)
そしてもっとも特徴的なのがベルの名前が示す様にアラーム機能が付いています。ジリリリリリと設定したメモリに針が止まると音が鳴る仕組みです。2時方向にあるボタンで時計を止めます。50年以上前の時計でこの機能はなかなか無い機能です。カレンダー機能。アラーム。この機能を付けた職人やデザイナーがどれ程拘って製造していたのが伺い知れる時計です。阿佐ヶ谷店の数あるアンティーク時計の中でもオススメな時計です。是非お求め下さい。
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