ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton) ポリッシュ修理事例
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。先日、お持ちのブレスレットを綺麗にしたいと外装磨き(ポリッシュ)をお待ちいただきました。腕時計は使っているうちに、テーブルの角などにぶつけてしまい使用キズがついてしまいます。使用キズがついてしまうと全体的に曇って見えてしまいます。それを外装磨き(ポリッシュ)を行うと新品同様の輝きが蘇ります。上記の画像を見ていただくと、違いが一目瞭然です。もちろん「この傷は思い出があるからここだけは残してほしい!」ご要望も承ることもできますのでご安心ください。本日はそんな「ポリッシュ(外装磨き)」のお話です。
ポリッシュ(外装磨き)とは?
ポリッシュ(外装磨き)とは、ケースやブレスの表面を磨き加工することです。深いキズは目立たなくなり、スジもきれいになります。ピカピカになった腕時計をすると背筋が伸びて仕事のやる気も上がりますね!
作業は上記バフを使用します。写真上のフェルトバフにはそれぞれ硬さがあり、硬いフェルトバフの使用目的はキズ取りで、一段階目で全体の傷を磨きます。柔らかいフェルトバフの使用目的は、鏡面+表面の凸凹修正。この段階でポリッシュ加工の出来栄えがほぼ決まってきます。布バフは総仕上げです。この布バフで鏡のように仕上げます。スポンジバフは、サテン仕上げに使用します。この作業の注意点としては、スジ目がバラバラだったり、縦スジが斜めになっていないか、スジ付けが甘く光っていないかなど。サテン加工の出来栄えにより鏡面仕上げがより効果的になるのでとても重要な作業と言えます。あまりに磨き過ぎてしまうとケース痩せという状態を引き起こしますので、職人の腕の見せ所です!
ポリッシュ(外装磨き)の料金
料金は以下となります。
【料金】
・ブレスレット+ケース 11,000円~
・ケース磨き 6,600円~
・ブレスレット磨き 6,600円~
納期:約3週間
当店ではポリッシュ(外装磨き)とオーバーホールを一緒にご注文いただくことが多いです。オーバーホールと一緒にご注文いただいた場合でも、納期はオーバーホール納期と一緒です。オーバーホールは腕時計の中の状態のためなかなかメンテナンスを行った実感はないかもしれませんが、ポリッシュは目に見えるのでメンテナンスを行った実感をより感じられるかと思います。もちろん、ポリッシュ(外装磨き)のみで受付も可能ですので、お気軽にご相談ください。
皆様は腕時計の行きつけのメンテナンスショップはございますでしょうか。神田のお近くで【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計のメンテナンスのショップをお探しならぜひ当店におかませください。腕時計はご自身、家族、大切な人と過ごしてきた人生の目撃者です。皆様の大切な時計を熟練の時計技師が修理いたします。