OMEGA シーマスター プロフェッショナル オーバーホール依頼

修理ブランドOMEGA オメガ

今回は「OMEGA シーマスター プロフェッショナル」を、オーバーホール依頼でお預かりしました。

 

シーマスターはオメガが販売しているダイバーウォッチです。ほかのオメガの時計と違い、何か逸話があるわけではありませんが、とある伝説のダイバーが世界で始めて100m潜水にチャレンジしたときに着用していた実績を持つ時計です。

 

シーマスターには様々なバリエーションがあります。まず、クオーツ式自動巻きで2種類に分かれ、普通に3針しかないものからクロノメーターGMTに分かれるため多種多様なモデルが存在します。ちなみにジェームズボンドが映画で身に着けていたのはシーマスター300です。

さて、今回はオーバーホールの依頼です。オーバーホールとはムーブメント(機械)をパーツ毎に分解して洗浄をかけ再度組み直します。 洗浄することによって古い潤滑油を洗い流し、新しい潤滑油をさすことによって出来るだけ新品の状態に近づけます。この方法はパーツに破損が無い限り基本的に元のパーツをそのまま使います。定期的なオーバーホールはパーツの保護にもつながります。

 

また、オーバーホールと同時進行でポリッシュ加工を施すことも可能です。ポリッシュ加工とは簡単にいうとケースやブレスの表面を研磨することです。こうすることで表面の細かい傷が消え光沢が出て購入した直後のような美しい状態になります。

バフーモーター

研磨にはバフモーターという機材を使います。ほとんどのブレスはポリッシュ加工(時計のケースやブレスレットが鏡のように物を映し出すほどの仕上げ方。主にバフモーターを使用し、職人の手作業により磨き込まれるのが一般的。鏡面仕上げとも呼ばれる。)とサテン加工(金属部分の表面に細かな傷を非常に狭い間隔で付けることにより、映り込みを無くし方向性のある艶消し面に仕上げる加工方法。絹地(サテン)に似た質感を施すため、そのように名付けられた)が施されており、ベルトひとつひとつをマスキングし、バラしながら行います。

 

ステンレス素材は確かに頑丈ですが、汗や皮脂などの汚れをそのままにしておくと、腐食してしまうこともあります。腐食してしまった部品は我々時計師でも直すことは不可能です。特に何十年も前に製造されたモデルであれば、なおきおつけなければなりません。部品も新しく仕入れることもできないので、今あるものを大切につかっていくしかありません。保管する際はなるべく汚れを落としてから保管されることをお勧めします。

また何かご相談がありましたら、気軽にブローチ新潟時計修理においで下さい!

オーバーホール ¥25,000(税別)