Cartier(カルティエ)パシャのベルト交換のご依頼
ご依頼内容
有名ブランド「Cartier(カルティエ)」。Cartierの中でも根強い人気を誇っているのが「パシャ ドゥ カルティエ」です。このシリーズは1985年に登場しました。タンクやパンテールなどとは違い、存在感のある大きめのケースとチェーンがついている特徴的なリューズが多くの人を魅了しました。このパシャという名前は「船長」を意味するトルコ語が由来だそうです。Cartierを導くパシャシリーズにピッタリの名前ですね。今回は、パシャのベルト交換をご依頼頂きました。通常の白のラバーが汚くなってしまい、革ベルトへの交換をご希望されていました。
修理内容
①ベルトの選定
Cartierパシャはベルトを装着するラグ幅が18㎜であったため、18㎜のものから探していきます。革ベルトにも型押しのもの、ステッチのあるもの、光沢のあるものなどたくさんの種類と色があります。店舗にあるものの中に気に入るものが無ければ、カタログより取り寄せることが可能です。
②ベルト加工
パシャは通常通りにベルトを装着しようとすると12時側・6時側の出っ張りが邪魔してしまいます。このため、ベルトを加工し装着できるようにする必要があります。この加工には1~2日頂く場合があります。
時計師のコメント
パシャシリーズは今でもとても人気の高いシリーズです。今回のお客様のように自分好みにベルトを付替えて、楽しんでいただければと思います。Cartierでは展開していないグレーの型押しベルトも、とても可愛く違った雰囲気を見せてくれますね。
他のCartierの修理事例
今回のCartierのような症状以外の修理も承ります。時間の遅れ、突然止まった、水没してしまった等や、電池交換から、オーバーホール、ポリッシュメントなど、時計にかかわる様々な不具合やメンテナンスに対応しています。気になる点がありましたら是非ご相談ください。
BROOCH時計修理工房
BROOCH時計修理工房では、アンティークウオッチ販売、オーバーホール(分解洗浄)は、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。