スタッフブログ

プレサージュ BROOCH時計修理工房浅草店です。今回はSEIKO Presage(セイコープレサージュ) 琺瑯ダイヤルモデル【SARX051 】のご紹介をさせていただきます。

機械が見える裏型スケルトン

プレサージュ

SEIKO Presage(セイコープレサージュ) 琺瑯モデルは、セイコーが世に送り出した国産初の腕時計「ローレル」に採用された文字板素材「琺瑯」と、セイコー初の懐中時計「タイムキーパー」に用いたダイヤルレイアウトの2つの資産を引き継いだドレスウォッチです。

セイコーの歴史、職人の技が光る時計

プレサージュ

琺瑯とは「エナメル」の事。微妙な光と影の陰影を大切にする日本の美意識が反映され、シンプルですが眺めれば眺めるほど味わい深い表情が楽しめます。セイコー独自の技術と歴史が調和した、本格志向の逸品です。ぜひブローチ修理工房浅草店にて現物を見にご来店ください。

BROOCH時計修理工房は、免税対象(TAXFREE)店舗です。スイス高級時計ROLEX(ロレックス)やCARTIER(カルティエ)のアンティーク販売、日本製SEIKO(セイコー)の現行モデル正規新品を販売しているSEIKOの正規取扱店です。

また、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。

こんにちは、ブローチ時計修理工房神田店の32です。

私がレポートしたブログも10本を超えましたが、まだまだ時計の世界は未知の世界で奥が深すぎます。さて、なぜいままでこのブランドをレポートしてこなかったのか自分でも不思議に思うブランドを残していたので今回は、そちらをご紹介します!それは、【Cartier-カルティエ-】。灯台下暗しでした。。。

時計に全く知らなかった私が、Cartierに抱いた第一印象は「ネジ」でした。時計はもちろん、ブレスレットや指輪などのアクセサリー類などカテゴリー問わずさまざまなアイテムに「ネジ」が使われていたり、デザインの一部だったりと、大々的に使われていますよね。もちろん使われていないアイテムもあります。では、なぜこのようなデザインが生み出されたのか、そちらも掘り下げて行けたらと思います^^


「宝石商の王であるがゆえに、王の宝石商」といわれたCartier

カルティエは、創業者 ルイ=フランソワ・カルティエが1847年に創業したフランスの高級宝飾店として歴史はスタートしました。数年でパリにジュエリーブティックを開き、フランス皇帝ナポレオン3世の皇后を顧客とする、飛ぶ鳥を落とす勢いで急成長していったブランドです。1940年代前後には、王室御用達として15か国もの王室に愛されていました。現在ではパリ本店入口に9王室の紋章が掲げられているそうです。イギリス王エドワード7世が、「宝石商の王であるがゆえに、王の宝石商」という言葉を残した事でも有名です。この名誉あるお言葉を頂けるうえに、入口に王室の紋章があるブティックって次元が違いすぎますよね。。。

ジュエリーが原点のカルティエですが、時計メーカーとして歴史を紡ぎ始めたのは創業から約40年後でした。当時、ブレスレット部分にダイヤモンドをあしらった女性用のブレスレット型の時計を世に発表し、懐中時計が主流だった時代に女性にとってジュエリーのような時計として位置づけました。3代目ルイ・カルティエが経営に携わるようになったのをきっかけに、独自のデザインを取り入れた時計制作に踏み切ります。それまで、宝石商として培ってきた金属加工の技術は、カルティエならではの強みとなり、その経験から採用されたのが、プラチナです。他社よりも早く1900年に取り入れました。

Cartier(カルティエ)サントスオクタゴンref.187902のフェイスアップ

世界初の男性用腕時計を生み出したことも、時計を語るうえでカルティエが外せないブランドの一つとなる理由でしょう。男性用腕時計「サントス」は、当時の飛行家たちには革命的なアイテムとなります。それまで懐中時計が主流とされてきましたが、飛行中は、両手操作が基本のため、片手で懐中時計を取り出すことは難しく、腕時計に類するものはあったものの、腕を振ると簡単に外れてしまうという致命的な欠点がありました。そこで、カルティエが彼らの「飛行中にも簡単に時刻が分かる時計」という要望を実現し、サントスは誕生しました。ちなみにサントスという名前の由来は、ルイ・カルティエの友人である飛行家サントス=デュモンの名前からとったとされています。友情から生まれた時計、素敵ですよね^^

ビスにも様々な意味を与えるカルティエ

盤面やケース回りは使用感のコキズ・スレ跡がわずかにあります

さて、冒頭でも少しふれましたネジや釘をモチーフにしたアイテムが多数あるカルティエ。時計のシリーズですと「サントス」にビスがデザインとして取り入れられていますよね。サントスのデザインで使われているビスは、飛行機のボディパーツを繋ぐビスから着想を得ており、初代が世に発表されてから約100年以上たった今もなお、現行ラインはさほど変わることなく現在まで受け継がれているそうです。実はこのモチーフ、カルティエのアクセサリーシリーズで有名な「LOVE」シリーズだと違う意味に変貌します。実際にマイナスドライバーで付け外しをするラブブレスは、一人で付けることが出来ません。イコール「自分には、これをつけてくれるパートナーがいる」ということを表現しているそうです。ヨーロッパの昔の風潮からヒントを得ていて、「愛の絆」と「束縛」をテーマに作られ、「永遠の愛」の象徴として愛の手錠ともいわれています。ほかにも一本の釘を意味し、見た目もまさにその名の通りのブレスレット「ジュスト アン クル」。ありふれた普段身近にあるものすら、オシャレとして改めて日常にとりいれてしまうカルティエ。当店にもカルティエのアンティーク・ヴィンテージ時計の展示販売やオーバーホールなどのメンテナンスのご依頼もお受けしております。是非一度、当店へお立ち寄りくださいませ。


神田店の外観

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックスオメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは!蒲田店スタッフのTです!
そろそろ集まりが多くなる年末年始に向けて準備をし始める時期に差し掛かっていますね。
もしもご自宅に最近出番が無く眠らせている時計があれば今年の年末年始に向けて取り出しメンテナンスはいかがでしょうか。

以前にも増して時計の注目度が上がってきている昨今、ある程度年代が経ったものこそ色々な人の目を惹く時計になっているかもしれませんよ。
今回もご依頼をお受けした腕時計のご紹介をしているので、是非ご覧ください。

 

ROLEX(ロレックス)デイデイト インデックスダイヤモデル
ROLEXデイデイトダイヤインデックスモデル、エレガントラインの中でも最上位に製造される時計

正統フォーマルラインの最上級モデルであるロレックスのデイデイト、スポーツモデルの人気に目が行きがちかもしれませんがデイデイトの洗練されたフォルムと潤沢な素材を用いた姿はまさに絢爛として人の目を惹き付けます。
こちらのモデルもオーバーホールとポリッシュ(外装磨き/新品仕上げ)を承っています。
ROLEX(ロレックス)デイデイトモデルの内部構造、内部も美しい設計構造でデザインされている

長い間保管状態にしておくと中の油が固着してパーツの回りを悪くしてしまいます。
年末年始前のこのタイミングで是非オーバーホールを行いリフレッシュした姿で集まりに備えましょう。

 

スピードマスターシューマッハモデル3色あるシリーズの黄モデル。


鮮やかなイエローがスピードマスターのこだわり抜かれたデザインにマッチしてスポーティ以上にエレガントに見えます。
OMEGA(オメガ)スピードマスター Cal.3220が搭載されたこちらのスピマスもオーバーホールを承っております。

OMEGA(オメガ)スピードマスター オーバーホール:36,300円(税込)~
ケースポリッシュ(本体部分 外装磨き/新品仕上げ):6,600円(税込)~


OMEGA(オメガ)スピードマスター デイデイトモデル

OMEGA(スピードマスター)デイデイトオーバーホール受付時の正面図
クロノグラフに加えて実用的な日付表示を備えたこちらのモデル。ブローチ時計修理工房ならオーバーホールはもちろん、外装磨き(ポリッシュ/新品仕上げ)も承ります。
今から内部から外装まで綺麗にして年末年始の集まりに備えるのがオススメです。

OMEGA(オメガ)スピードマスターデイデイト
オーバーホール:38,500円(税込)~
外装磨き:11,000円(税込)~
※状態等によって多少お値段の変動が御座います。

ROLEX(ロレックス)やOMEGA(オメガ)は高級時計の代名詞ともいえます。
そんな時計を腕にして年末年始を迎えたいですよね。
オーバーホールは1ヵ月半~2か月ほど期間を頂きますので今年の年末に合わせるなら今のうちです。
思い当たる人は、是非お気軽にブローチ時計修理工房までお問合せ下さい。お待ちしています。

モバード正面

こんにちわ。ブローチ時計修理工房神田店です。今回は現在店頭販売中の手巻き式時計、ゼニス モバードについてご紹介いたします。現在ゼニスはホイヤーやウブロなどが属しているLVMHグループに所属している会社です。そしてモバードはCOACHやエベルといったブランドを有しているモバードグループです。過去にモバードとゼニスは時計を共同開発していた時期がありました。神田店にて販売している1本はそんな力を合わせて時計開発に心血を注いでいた2社が販売していた1品です。

モバード裏蓋

1969年


1960年代といえば腕時計職人たちが最も活躍した時代と言われています。多くの名作ムーブ、時計はこの時代に生まれました。そんな1960年代の終わり、1969年当時は多くの時計メーカーが合同で開発し、自動巻きのクロノグラフを開発していました。我先に世に発表しようと各社が競争してたわけです。ゼニスはモバードと手を組んで開発競争に参加。しかし競合他社にゼニスモバードは開発競争で1歩2歩と遅れてしまいます。どこよりも最初に発表したのはスイス4社(ブライトリング、ホイヤー、ハミルトン、デュボア・デプラ)が開発したキャリバー11。その次はの日本のセイコー。ゼニスとモバードは3番手になってしまいます。そんなクロノグラフ開発に各メーカーが躍起になっている最中、時計業界に激震が走りました、セイコーのクオーツショックです。その影響は凄まじく、開発競争どこでは無くなった各メーカーは生き残りを掛けて吸収、合併などをします。

モバード正面_神田

1969年から1975年


そんな経緯があったのでゼニスとモバードが共同開発していた時期は短く、1969年~1975年のたった6年間でした。その期間に製造されたものには、ゼニス・モバードという表記の時計があったり、モバードの時計なのにリューズやムーブがゼニスだったりとごちゃごちゃの時期があります。今回ご初回する時計もその短い製造期間に作られた1本、とても希少性が高いって事なんですね。

神田店で販売しているゼニス、モバードはミュージアムウォッチと呼ばれる時計です。1959年にニューヨークの近代美術館[MOMA]に永久所蔵された、アメリカ人デザイナーのネイサン・ジョージ・ホーウィットによるデザイン原画を、忠実に再現したことから名付けられました。モバードの代表的なデザインですがゼニスとの共同開発で作られた希少なタイプです。是非ご来店して頂いて実物を手にしてみて下さい。

 

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックスオメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

 

 

 

時代を超えて愛されるセイコーのヴィンテージスタイル

セイコープレサージュ

BROOCH時計修理工房浅草店です。今回はSEIKO PRESAGE Style60’s(セイコープレサージュ スタイル60’s)【SARY209】のご紹介をさせていただきます。SEIKO PRESAGE Style60’s(セイコープレサージュ スタイル60’s)とは、1964年に発売された「クラウン クロノグラフ」の意匠を取り入れたシリーズです。1964年に開催された東京オリンピックにあわせて開発されたモデルのオマージュで、当時の雰囲気を残しながら現代の技術での高機能を併せ持った逸品です。

ヴィンテージ感のあるアースカラー文字盤

プレサージュ

アースカラーと呼ばれる自然界の大地や植物を想起させるカラーリングを随所に採用することで、ヴィンテージ感とともにモダンテイストも併せ持ち、機械式腕時計の奥深さを楽しめますベースダイヤルとサブダイヤルで異なるカラーを組み合わせることでより深みのあるデザインになっています。

高精度の2万1600振動/時(6振動/秒)

プレサージュ

SEIKOだからこそできる高性能の2万1600振動/時(6振動/秒)。GS(グランドセイコー)などの名機を作り出す140年の歴史をもつSEIKOは、もちろんハイビートを造る技術はあります。ただ今回ご紹介しているSEIKO PRESAGE Style60’sは、「日常的に使える」気兼ねなく楽しめる機械式時計に拘り、当時のヴィンテージ感を大切にしているため敢えてのロービートにこだわっています。エルプリメロのようなハイビートも楽しいですが、ゆったり休日を過ごすとき、耳に残るロービートの心地よい鼓動も格別ですね。

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

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