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BROOCH浅草店おすすめVintage HERMES METEOR

エルメスの創業は1837年。創業者のティエリ・エルメスが、フランスのパリで馬具工房を開設したのが始まりです。エルメスが最初に時計を制作したのは、当時主流だった懐中時計にレザーストラップを装着させた「ブレスウォッチ」です。1920年には本格的な腕時計製作にも参入、ジャガー・ルクルトやユニバーサルなどスイスの時計メーカーと提携しさまざまな時計を展開して行きます。

エルメス名作時計Vintage HERMES METEOR

今回、エルメスの中でも名作と呼ばれる腕時計「METEOR(メテオール)」をご紹介致します。フランス語で流星という意味を持つています。その名の通りローマ数字が所狭しとランダムに散りばめられたデザインが素敵なモデル。モード感がありそれでいてクラシカル。これからシーズンにお勧めな商品です。既に生産終了の希少モデルです。

エルメス独自のデザインがお洒落なVintage HERMES METEOR

デザインとして注目するのはやはりインデックス。独特で、不規則に位置されたローマ数字。ユニークなデザインは、エルメスのエスプリを表現しています。これを身に着ける方にもきっとエレガントな雰囲気が漂います。BROOCH浅草店ではアンティーク時計のオーバーホールからケース、ブレスレットの磨きなどもお受けしています。

OMEGA_スピードマスター正面

こんにちは!時計修理工房蒲田店です。今回は現在店頭販売中のオメガスピードマスターマーク40についてご案内致したく思います。トリプルカレンダーが搭載されたスピードマスターシリーズの中でも色々な時間を測る事が出来る多機能な時計です。どんな機能が搭載されているのでしょうか?早速見てみましょう。

搭載機能


タキメーター

タキメーター

タキメーターとはクロノグラフ(ストップウォッチ機能)が搭載された腕時計に付属する機能の1つ。「タキ(Tachy)」とは「速い」という意味の接頭語で、「メーター(Meter)」はご存知の通り計算尺のことを指していますから、時速や平均速度を計測するための計算尺ということになります。ベゼルに表示されている細かな数字ですね。1㎞辺りに何㎞スピードが出ているのか測る事が出来ます。

OMEGA_トリプルカレンダー

時刻

勿論時間を測る機能です。秒針、長針、短針で構成されているのが一般的ですがこちらの時計は秒針が9時側に付いています。

OMEGAカレンダー_正面

カレンダー機能 

トリプルカレンダーと言われる機能。カレンダーがトリプル仕様となり、月、曜日、日付け、加えて24時間計とこれでもかと言わんばかりに多表示機能を搭載しています。

OMEGAスピードマスタートリプルカレンダークロノグラフ

クロノグラフ 所謂ストップウォッチ機能。

マーク40とは?


長い歴史を誇るオメガからスピードマスターが生まれて40周年の記念に製造された時計がこちらのオメガスピードマスターマーク40です。販売されたのが1997年で今から25年程前ですね。25年前で40周年モデルなのでスピードマスターの歴史の長さがわかります。記念モデルとして25年前に製造された時計なので、スピードマスタートリプルカレンダーの中でもマーク40は希少性がとても高くネットでの購入がスタンダードになっています。特筆すべきは針がロケットの形をしている所ですね。これがマーク40の特徴になります。

希少性の高い至高の1本であるオメガスピードマスタートリプルカレンダーマーク40。店頭でお目にかかれる今がチャンスです。是非一度蒲田店で確認してみて下さい。

 

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。ロレックスオメガ、等の舶来時計も大歓迎!また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

こんにちは!蒲田店スタッフのTです!
先日ブライトリングの「カリスト」(現行モデルの無いシリーズ)というモデルのオーバーホールを承りました。
カリストはクロノグラフ搭載の手巻き腕時計で内部機構がとても有名なレマニア社製のムーブメントが基になっています。
ブライトリングのカリストは手巻きでクロノグラフ搭載のモデル、この機会がとても伝説的な機構になっている
このレマニア社はOMEGAともかかわりが深く伝説的に有名なムーブメントを製造したメーカーでもあるのですが、改めて調べて記事にしたので是非ご覧ください!

伝説の腕時計の内部機構の製造メーカー「レマニア」
風防のコキズが目立ちますがOH

ムーンウォッチとして名高い「OMEGA(オメガ)スピードマスター」、
もともとは強固な防水を誇る「Seamaster(シーマスター)」というモデルを
モータースポーツ用にクロノグラフモデルとして進化した腕時計でした。
今でもシーマスターの名残である裏蓋の「Sea Hourse(シーホース)」の刻印に見ることができます。

レマニア社は当時の時計界隈の中でもトップクラスに優秀なムーブメント製造技術を誇り、
初期のスピードマスターはそんなレマニア社が手掛けた傑作ムーブメント「Cal.321」を搭載していることでも知られています。

天才の手によって完成したムーブメントCal.321
ムーンウォッチと呼ばれるオメガスピードマスター4thの機構。重力の無い宇宙空間でも動力を確保できる手巻き式になっている

オメガとレマニア社の手によって「Cal.321」が誕生したのは1942年、
30分と12時間の積算計搭載で腕時計に相応しいサイズのムーブメントの製造に取り掛かります。
完成品は直径27㎜・厚さ6.7㎜という美しいメカニズムを目で見て実感でき非常に小型なムーブメントで
秒間5回針の動く18000振動の「ロービート」と呼ばれる内部機械の耐久性を優先した機構になっています。

クロノグラフ搭載の腕時計のパーツ数は今でも200~300以上は必要になりその複雑な機構を完成させるには簡単には行きませんでした。
この偉業とも呼べる難題を達成したのはレマニア社にいた一人の天才時計師「アルバート・ピゲ」でした。
アルバートピゲは18000振動の懐中時計クロノグラフを36000振動へと造り直し、その時計は1932年ロサンゼルスオリンピックで使用され5分の1秒の計測を10分の1秒にまで精度を向上させてタイム計測に貢献しています。
更に後にはCal.321を元にして出来たパテックフィリップのパーペチュアルカレンダー搭載「Cal.CH27-70」を造り上げた功績もあります。

天才時計師の名の元で続くレマニアの道
ブライトリング「カリスト」の内部、その機構はOMEGAスピードマスター通称「ムーンウォッチ」の内部ととてもよく似ている

1884年にアルフレッド・ルグリンの立ち上げたルグリンS.A. が始まりで、クロノグラフやリピーターといった複雑機構を得意としていました。
1910年代にオメガのムーブメント供給をはじめ「レマニア」に社名変更をしたのは1932年のこと、同時期に現スウォッチグループであるSSIHの傘下に入ります。

ムーブメントを供給していたのはオメガだけではなく「EBEL(エベル)」「SINN(ジン)」「BREITLING(ブライトリング)」と各名門ブランドへも協力してたのです。
1981年にブレゲに買収され社名を「ヌーベル・レマニア」に変更、さらにブレゲがスウォッチグループに買収された数年後ブレゲのムーブメント製造部門として合併されることになりました。

レマニアとは今も天才時計師の名を冠するブランドで時計業界最前線に立ち時計を製造し続ける、職人魂を抱えたメーカーと言えるかもしれません。

改めてレマリア社に関して調べて記事にしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
ブローチ時計修理工房蒲田店ではムーンウォッチのオーバーホール・修理・メンテナンスの実績も多数ある時計師があなたの時計を丁寧に仕上げます。
大田区・品川・田園調布・川崎エリアで時計修理店をお探しの人は是非お気軽にお問合せ下さい。お待ちしています!

ブライトリングのコルト・スカイレーサーの電池交換

高級機械式時計のブライトリングで人気のコルトスカイレーサーです。

高級機械式時計のブライトリングで人気のコルトスカイレーサーの裏蓋です。

ブライトリングのコルト・スカイレーサーというモデルでケースは新素材ブライトライトというポリマーにファイバーを混ぜ合わせた樹脂系素材で出来てます。この素材はチタンの3分の1、ステンレスの6分の1という軽さにもかかわらず、強靭な硬さを持ち合わせてます。ブライトリングはヘビーなイメージがありますが、こんな軽量でカッコいいモデルもあるんですね。ブライトリング、タグ・ホイヤー等のスポーツモデルの電池交換も承っております。

Cartier must 21クォーツのポリッシュ(磨き直し)

カルティエのマスト21の磨き直し(ポリッシュ)を承りました。

高級ドレス時計として人気のカルティエのマスト21の磨き直し(ポリッシュ)を承りました。

カルティエ・マスト21の仕上げ直しのご依頼をいただきました。このモデルは1986年に発表されエレガントでスポーティーなデザインから人気を博しました。幅広のベゼルに大きくあしらわれたローマ数字とラバーと金属を組み合わせたスポーティーなベルトが特徴です。このマスト21はすでに製造が終了しており状態の良い個体を見かけることが少なくなってきました。今回長年の使用によってついてしまった傷をできる限り磨き直しピカピカにしてほしいとのご要望でポリッシュ再仕上げを行いました。皆様の時計も再仕上げをしてリフレッシュしてみてはいかがでしょうか?

BELL&ROSS(ベルアンドロス)のクォーツ電池交換

BELL&ROSSで人気のクォーツBRシリーズです。

BELL&ROSS(ベルアンドロス)BRS-64-CMBl クォーツ腕時計の電池交換を承りました。
今回お持ち込み頂きましたBELL&ROSS(ベルアンドロス)のモデルはBRシリーズで四角いケースの中に丸型のベゼルに盤面が収まっています。コックピットクロックを抜き出したようなデザインは時計好きの注目を集めるだけでなくラルフローレンが広告で起用するほどアイコニックなフェイスです。

BELL&ROSS(ベルアンドロス)のムーブメント

BELL&ROSSで人気のクォーツBRシリーズのムーブメントです。

フェイス正面のネジはケースを通って背面のネジの受けになっていて、これを外すことでベゼルを外し盤面を取り出せるようになります。リューズを引き出し外した盤面を裏返すとムーブメントが露わになり、ここにある電池を交換して元に戻すことで電池交換完了です。

堅牢な造りのBELL&ROSS

ケースの全面と背面でムーブメントを挟み込む構造になっているので耐衝撃や着用して肌に密接する部分からの耐水性が高い堅牢な造りになっています。その分当日の電池交換等請け負えるお店も少ないのかな、という印象になっています。台東区エリア、浅草近郊、浅草線・銀座線沿線で時計修理店をお探しの人は是非お問合せ下さい。

ROLEXの歴史を感じるW&D【ウィルスドルフ&デイヴィス社】の刻印

ロレックスの創業者であるハンス・ウィルスドルフは24歳の時アルフレッド・ジェームズ・デイヴィスと共同経営の時計会社を設立。1908年:「ROLEX」という商品名(ブランド名)が、スイスのラ・ショードフォンで商標登録され、時計の製造をはじめます。ここからロレックスの歴史が始まります。裏蓋に刻印されているW&Dはロレックスの歴史の中では重要な刻印と言えます。

Vintage ROLEX W&D 初期トレンチウオッチウオッチルーツを色濃く漂わせるロレックス

懐中時計のデザインを残しつつケースに375(18KYG)を使用するなどジュエリーとしてのロレックスも表現されている商品になります。文字盤にも繊細なギョーシェ彫りがほどこされ当時職人が一本一本手作業で彫刻しているものが多く、まさに芸術品の美しさです。

20~30年代デザインがお洒落なVintage ROLEX W&D 18kyg

30年代の繊細なデザインが新鮮なロレックス,フォーマルな装いにもカジュアルな洋服にもぴったり合わせられるかわいい時計です。BROOCH浅草店ではアンティーク時計のオーバーホールからケース、ブレスレットの磨きなどもお受けしています。

 

 

 

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