ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店です。
本日ご紹介するのは「カルティエ マストタンク」です。
1970年代、ルイシリーズのうちの一角として誕生したのがマストタンク。カルティエというとシルバーダイアルにローマンインデックスを配したデザインが多いですが、マストタンクの魅力のうちの一つは豊富なダイアルデザイン。インデックスのみならず、カラーバリエーションなど変化に富んだ様々な表情を楽しむことができます。ちなみに現行のカルティエウォッチはロゴにブロック体が用いられていますが、マストタンクは筆記体。一方でベゼルに無駄な装飾はなく、クォーツを搭載した薄型で、華やかなシーンにもシックなファッションにもエレガントな演出を可能に。近年ではレディースであってもスポーツラインが多い中、まさに由緒正しい正統派ドレスウォッチと言えます。カルティエが世界中のみなさんから支持を得られる理由は、こういったいつの時代にも通用する審美性のがあるからではないでしょうか。
カルティエ(Cartier) マストタンク
カルティエウォッチといえばタンクシリーズ。おしゃれなタンクフランセーズ、縦長なタンクアメリカン、薄型・フラットで上品なタンクソロ・・・ジュエラーらしく豊富に派生モデルを持っていますが、いずれもタンク―戦車―をモチーフとしたスクエアシェイプのケースが特徴です。
Cartierアンティークウオッチを販売中
ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店では、Cartierアンティークウオッチを販売中です。金文字でカルティエのロゴが入っただけの極めてシンプルな文字盤にゴールドの針がとても引き立つデザインで、上品でエレガントな雰囲気が感じられます。ケースはシルバー925の銀無垢に20ミクロンの厚いイエローゴールドをコーティングしたものです。リューズにはこの時計のシンボルでもあるブルーサファイヤが使われています。付属品はCartier刻印入りの外箱と取扱説明書になります。
おすすめの1本
ルイ・カルティエ自身がデザインを手がけ、さらに自身も愛用していた「タンク・ルイ・カルティエ」シリーズ。ベルトを付け替えることのできるタイプがほとんどですので、中古にありがちな使用感も少なく済み、それでいて「カルティエ」というステータス性は申し分なし。初めてカルティエを持つ方にも、何本か所有していて、ちょっと違ったカルティエウォッチが欲しい、という方にもおすすめできるシリーズです。
こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店 スタッフNです。
今回ご紹介するのは、1960年代 ULYSSE NARDIN(ユリスナルダン)の手巻き式腕時計A1180です。
ユリス・ナルダンは1846年にスイス ル・ロックルにて創業された老舗ブランドです。
2022年で創業176周年。
なお、多くのブランドが二度の世界大戦やクォーツショックによって休眠を余儀なくされる中、ユリスナルダンはブランドの歴史を紡ぎ続け、一度たりとも歩みを止めずに今日まで時計製造を行ってきました。
創業当初から航海用のマリンクロノメーターの開発に尽力し、その高精度製品は日本を含む各国の海軍や船会社で航海の重要な役割を担う存在となりました。
マリンクロノメーターとは
航海時、船に載せられていた時計のこと。
正確な緯度・経度から船の現在位置をしっかりと把握するためには、波の揺れや海上の温度変化,そして湿気に影響されない高精度時計が求められたのです。
ユリスナルダンのマリンクロノメーターの精度・性能は当時頭一つ抜きんでており、世界中の博覧会やコンテストで賞を獲得してきた背景も持ちます。
また、1878年にパリ万国博覧会で金賞を獲得しており、19世紀当時からのユリスナルダンの、時計製造技術力を垣間見ることができるでしょう。
20世紀に入ってからは海軍向けに開発した「マリーン・デッキ・クロノメーター」が高い評価を集め、その名声を確固たるものとしました。
こういった歴史的背景から、今なおユリスナルダンはマリンクロノメーターのデザインをコンセプトにしているモデルが少なくありません。
ちなみに懐中時計製造でも名を馳せており、明治天皇もユリスナルダン製品をご愛用されました。
スタンダードで使いやすいラウンド型のシルバーカラー、盤面カラーブラックに白文字で書かれたローマ数字のインデックスにシルバーのシンプルな2針に176年続いている航海用のマリンクロノメーター開発のノウハウがギュッと詰まっていると思うと、海のロマンを感じます。
1960年代のアンティークものですが、内部のメンテナンスのオーバーホールや、見た目がピカピカになる外装磨きのご依頼もお任せくださいませ。
少しでも気になりましたら是非ブローチ時計修理工房へお問合せ下さい。
海のロマンを感じたいお客様、お待ちしています!
BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。
今回紹介する阿佐ヶ谷店のアンティーク時計は【TISSOT】ティソ ヘリテージBANANAウォッチです
こんにちは ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店で御座います。今回当店で販売しているアンティーク時計、紹介させて頂く商品は【TISSOT】ティソ ヘリテージBANANAウォッチです。
レクタングルケースの
小さな世界に創造された
完璧なハーモニー
手首に吸い付く様にフィットする独特なケース
実際に装着してみるとその独特な形状からくるフィット感がとてよ良い感じです。またケースも長さ50㎜と大きくしっかりとした迫力がある為存在感は抜群。お洒落で目立つ事お間違いなし。心地良いフィット感やシンプルでいて個性的なスタイルを備え、男女、世代を超えて使用ができるバナナ・ウォッチはどんなシーンでも装着した人を楽しませてくれる時計です。
100年以上の歴史を持つヘリテージ バナナ
ティソバナナウォッチの歴史は古く、100年以上もの歴史を持ちます。誕生は1916年でたロマノフ王朝が依頼し、発売直後から貴族たちの間で絶大な支持を得ておりました。しかし翌1917年ロシア革命をきっかけにバナナウォッチのは生産が終了。初期モデルはわずか1年のみの伝説のモデルとなりました。そして100年の時を経て蘇ったティソヘリテージバナナはティソのシンボリック時計として現在も愛されています。バナナ・ウォッチが1世紀以上を経たいまも高く支持される理由はどこにあるのでしょう。それは唯一無二のオリジナリティであり、不変であるということです。変わらず愛され続ける、支持され続けるとは間違いなくヘリテージバナナが素晴らしいデザインの完成された時計である証なのです。
実物は是非ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店まで
ブローチ時計修理工房阿佐ヶ谷店では数多く魅力的なアンティーク時計をご用意しております。今回紹介させて頂いたティソもその一つです。是非実物を見て頂いてその存在感を確かめてみて下さい。ご来店お待ちしております。
日本ダービー!ロンジンで夢の速さを測ってみませんか?
いつも注目が集まる競馬というスポーツ
近年若い人にも話題となっているコンテンツ「ウマ娘」が火付け役となって盛り上がりを見せているように見える日本競馬界。
少し上の世代になるとテレビで特集を組まれたり武豊さんがとんねるずや杉本清アナウンサーと共演して数々のバラエティに出演したり木村拓哉さんがJRAのCMに出演したり、
ゲーム「ダービースタリオン」で競走馬育成のシュミレーションを家庭で楽しんだりと昔からその人気は変わらない界隈のようにも感じます。
競馬はギャンブルという側面を持つ一方で純粋にその速さを競うスポーツの側面もとても大きいものです。
G1レースとなればその速さの計時の責任が強くなりますが11月に行われる日本のG1レース「ジャパンカップ」の公式計時は誰が行っているかご存知でしょうか。
日本競馬とロンジン
ロンジンは1869年から馬術へのサポートに注力していて19世紀の終わりごろにはヨーロッパやアメリカで
ストップウォッチやクロノグラフで馬術競技の計測を担当しはじめ、次第にそのサポートの手が広がっていったそうです。
またロンジンは馬の協議に「エレガンス(優雅さ)」「トラディション(伝統)」「パフォーマンス(行動)」の3つの価値観を見出していると言います。
パフォーマンスに関しては馬の演技や競争の速さに焦点を当てたものではなく、競馬場に赴く人々が身に包むファッションにもリンクし共有することまで意味するそうです。
そんなロンジンとジャパンカップは2014年からパートナーシップを取り公式計時もロンジンがサポート、
2016年にはアメリカのTVドラマシリーズ『メンタリスト』で主演を務めたサイモン・ベイカー氏がアンバサダーとして来日したりと厚いサポートを行っているのがわかります。
日本ダービー2022注目の馬
本日5/29(日)開催の日本ダービーはジャパンカップとほぼ同条件の東京競馬場での芝2400mです。
今年今後のレースの有力馬を見極めるのにも注目されるレースでもあるようですが、とある理由で注目される馬が1頭いるようです。
それが「オニャンコポン」です。猫を連想させるような愛らしい名前をしていますが、その由来は”西アフリカ・ガーナ地方に伝わる神様の名前”とのことです。
彼の血統をよくよく見るとお父様は「エイシンフラッシュ」、お母さまは「ヴィクトワールピサ」と良血統の正にサラブレッドだったのです。
人が応援したくなる馬はもちろん1位を取ってくれそうな早く強そうな馬もあるでしょうが、名前だったり、見た目の雰囲気だったり、
いつも惜しいところで結果を出せない…そんなところに共感したりとさまざまあると思います。
もしあなたが応援したい、そんな馬がいればお手持ちの時計でどのくらいの速さで駆け抜けるのか測ってみてはいかがでしょうか。
短くも応援してると実感できる大切な瞬間になる、きっとそう思います。
もし時計をお持ちでない、持ってる時計が動かない・遅れている、そんなお困りごとがあればお気軽にご相談下さい。
もしも、もしも大きな勝利を納めましたら記念に時計を購入するのも良い思い出になるかもしれません。
店頭にアンティーク時計を置いてお待ちしています!
●修理を考えている時計をまず見積もりだけ出してみませんか?
もちろん可能です!!原因を探って、最善の修理方法をご提案させていただきます。
以下、時計見積もりの流れとなります。
①お持ちの時計をご持参ください。
②お持ちいただいた時計を見ながら修理内容をヒヤリング致します。必要であればその場で時計の裏蓋を開け、機械の状態を確認致します。(5~10分程)
③入力いただいた修理内容をもとにアトリエに届いた時計を診断。精度チェックや外装チェック、針回しやカレンダー送り等の動作確認を行います。
④専門の時計技師が内部を確認し、最終見積りを致します。確認後すぐにお客様にご連絡させて頂きます。
上記修理方法をお伝えし、ご了承いただきましたらご入金いただいて修理を進行致します。もちろん、他社様と比較検討される場合は、後日修理をご依頼にて問題ございません。
(時計の種類によって、③以降は見積もり料金をいただく場合がございます。詳しくは店頭スタッフまで問い合わせくださいませ。)
●日常でのお手入れ方法
1つ目は、日常生活でのお手入れです。当然ですが日々、腕時計を着けていると汚れや皮脂汚れがついてしまうため、こまめに汚れを落とす必要があります。
汚れを落とさずに放置してしまうと、サビや腐食につながってしまいます。
ステレンス素材を使ったベルトは錆びにくいですが、長年汚れが積み重なると落ちづらくなりますので、汚れを落とす習慣を身につけておきましょう。
●専門店によるお手入れ方法
2つ目の手入れは、専門店による定期的なオーバーホールを受けることです。オーバーホールとは、時計内部の機械を分解し点検洗浄することを指します。
腕時計は、100以上の小さな部品によって成り立っています。
部品に少しでも不具合があると、連結している他の部品にまで影響が及びんでしまうため、定期的に部品や内部に不具合が生じていないか点検をする必要があります。
また、裏蓋やリューズ部分の防水機能を果たしているパッキンもオーバーホールで点検し、必要であれば交換します。
オーバーホールをしないと、パッキンが劣化して時計内部に水が入ってしまう可能性があるからです。
車と同じように時計も、外観に違和感はなく通常通り使えていても内部の点検が必要です。
●ガラス、ケースのお手入れ方法
もっとも簡単で手軽にできるのが、布で汚れを拭き取る方法です。これは毎日、時計を外すときに習慣づけると良いでしょう。
やり方は、セーム革やマイクロファイバーなど柔らかい生地で、ガラスやケース、ベルト部分について汚れを優しく拭き取ります。
特に裏蓋部分やベルト部分は肌に直接触れるため皮脂汚れが溜まりやすい部分なので、こまめに拭くようにしましょう。
また「タオルで拭いても大丈ですか?」ということを聞かれますが、市販のタオルの場合、ステンレスが曇ってしまうこともあるため時計が傷つきにくい布地を選びましょう。
同じ理由で、シルバー素材の磨きクロスも一見ピカピカになるように見えますが、実際は時計の表面を削ってしまっているため、おすすめできません。
仕上げや磨き加工は専門技術がないと、ケースの形が変わったり傷がついてしまったりしまうため自己判断で使うのは、やめたほうが良いでしょう。
●金属ベルトのお手入れ方法
柔らかい布で汚れを拭き取っても、ベルトやリューズの隙間などには汚れが溜まりやすいです。
特に金属製のベルトは、小さな一つ一つのコマの隙間に皮脂汚れが溜まりやすく放置するとサビにつながってしまうため、注意が必要です。
ベルトの隙間といった細かい部分には、爪楊枝や歯ブラシを使って汚れを落とすのがおすすめです。
毛先の柔らかい歯ブラシや爪楊枝を、汚れを落としたい部分に当てて汚れをかきだすことで、皮脂や埃などの細かな汚れを落とすことができます。
このときの注意点は、力を入れてこすらないことです。ステレンス素材の丈夫な時計でも、力を入れてこすると傷になってしまいます。
●革ベルトのお手入れ方法
ベルトが革製の場合、固く絞ったタオルで汗や水滴などを拭き取ります。
靴やカバンと同じように革製品は使い続けると消耗が早くなってしまいます。
とくに夏場は汗がつきやすいため、夏は金属製ベルト、冬は革ベルトといったように使い分けると革ベルトを長持ちさせることができます。