【IWC】正式名は英語でドイツ職人が生み出すスイス時計
こんにちは。ブローチ時計修理工房 スタッフの32です。
私たち ブローチ時計修理工房では、日々たくさんの時計をオーナー様よりお預かりし、電池交換・パッキン交換などの即日納期可能なメンテナンスから、外装磨き(ポリッシュ)・オーバーホールなどのある一定期間お時間を頂戴するメンテナンスまで様々なメンテナンスをさせて頂いております。王道の時計と言ったら!というブランドからお子さんのお気に入りというキャラクターの可愛らしい時計までいろんな時計に出会う毎日です。そんな中、最近よく出会う【IWC】についてまとめてみたいと思います。
創設当初からターゲットはアメリカ
IWC、正式名インターナショナル・ウォッチ・カンパニーとして誕生したのは、1868年。スイス時計なのに正式名は英語なんです。スイス時計ブランドで、私個人的にあるあるだったのが、つづり通りに読んでもその読み方とは全然違うという事。。。経験がある方もいらっしゃるかもしれません。最初は、先輩スタッフに沢山笑い話にして頂きました。いまだに、見慣れていないブランドでは、やってしまいます。。。私の話は、置いといて!話を元に戻します!そのIWCが、なぜ英語を会社名にしているのか。それは、創設者のフロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ(F.A.ジョーンズ)の作戦でもありました。F.Aジョーンズは、アメリカ ボストン生まれの時計職人だった事もあるとおもいますが、彼は創設時からアメリカ市場をターゲットにブランドを立ち上げたことが会社名に英語を使った大きな要因でした。
アメリカをターゲットにドイツ職人が生み出すスイス時計
当時、アメリカの時計業界では、機械による懐中時計の大量生産が確立しており、その方法と、伝統的な職人技術を持っているがまだ比較的低賃金だったスイスに目を付け、F.Aジョーンズは、スイスからアメリカをターゲットにした質の高い時計の量産を考えたのです。工場を設けるにあたってF.Aジョーンズが目を付けたのはスイスの中でもドイツに近いシャフハウゼン。なので、スイス流とどこか一線を画しており、ドイツが近いからなのか、ドイツ職人らしい質実剛健な気質と「見やすい」「正しい」「末永く愛用できる」という時計本来の価値も守り続けています。
BROOCH時計修理工房では、高級腕時計のオーバーホール(分解洗浄)、ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨き、電池交換、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
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