スタッフブログ

こんにちは、ブローチ時計修理工房蒲田店のスタッフNです。
今回は当ホームページでも販売しているROLEX OYSTER PRECISION(ロレックス オイスタープレシジョン)をご紹介いたします。
ROLEX(ロレックス) オイスタープレシジョン Ref.2635のオーバル型ケースです。

こちらは、1950年代に製造されたロレックスのプレシジョン、リファレンスナンバー2635、キャリバー1400を搭載した機械式(手巻き式)レディースの腕時計です。
ステンレススティール製のオーバル型ケースは外装磨きを行い、美しい光沢を放っております。
また、新品に交換されたブラックカラーのベルトの尾錠はロレックス純正のものを使用しており、ロレックスを象徴する王冠(クラウン)ロゴのワンポイント装飾が施されています。
さりげなくロレックスをアピールすることができますね!

ROLEX(ロレックス) オイスタープレシジョン Ref.2635ROLEX(ロレックス) オイスタープレシジョン Ref.2635

『PRECISION(プレシジョン)』とは

シリーズ名となっている「プレシジョン」とは英語で「正確な」という意味を持っていて、製造されてから70年近く経った現在でも正確に時を刻み続けており、その名に恥じることのない偉大さを感じます。
また、プレシジョン シリーズは2007年に姿を消してしまいました。
プレシジョンはスイスのクロノメーターの認定を受けておらず、認定がなくてもロレックス社独自の測定により高精度・高品質な腕時計であることを示しております。
2007年にはロレックスの腕時計すべてがクロノメーター認定されたため、プレシジョンの表記が消え、現在ではプレシジョンは極めて珍しい貴重な腕時計となりました。

機械式腕時計の駆動方式「手巻き式」

駆動方式は機械式時計の「手巻き式」になっていて、巻いたゼンマイで動く方式となっております。
ゼンマイは時計の3時の位置にあるリュウズと呼ばれる小さなネジをゆっくりと回して巻き上げます。
アンティークですが大きなキズや変色は無く、リュウズの動きも順調で時計の時刻合わせ・巻き上げも円滑に行えます。
お仕事、お出かけの支度の際など、リュウズを巻いてあげるときに感じるカチカチ…と音を奏で巻き上げる感触は時計の個性を感じることができ、愛着が湧いてきますね!

誰もが憧れるROLEX(ロレックス)…
日々頑張っているご自身へのご褒美に、もちろん贈り物用にも、いかがでしょうか。
アンティークの一点ものになりますので、是非お早めに。


少しでも気になられた方は、是非ブローチ時計修理工房 蒲田店へ実物も置いてありますのでお越しくださいませ。
お待ちしております。

ROLEX(ロレックス)

1905年、ロンドンでハンス・ウィルスドルフによって創設。
ROLEXの単語は上品な響きでどんな言語でも発音しやすい造語として1908年スイスのラ・ショー・ド・フォンに商標登録します。
当時、時計といえば懐中時計が一般的でしたが、ロレックスでは腕時計に着目し実用的な時計の開発に力を注ぎました。
その後、1926年に「世界初の防水ケース」として『オイスターケース』を開発し、1931年には自動巻き機能として『パーペチュアル』、1945年に0時丁度に日付が変更される日付表示機能として『デイトジャスト』を発表。
この3つの機能は機械式腕時計の基礎となっております。
レディースモデルは実用性と繊細さを兼ね備えたデザインとして世界中で愛されています。

こんにちは!ブローチ時計修理工房蒲田店 スタッフNです。
今回、よく耳にする世界三大時計ブランドについてご紹介していこうと思います。

腕時計は実用性だけでなく、ステータスや資産としての一面もあります。
腕時計ブランドは今日数多く存在しますが、高級腕時計として最も高い知名度を誇るといえば、なんといっても『ROLEX(ロレックス)』なのでしょう。
ROLEX(ロレックス) オイスタープレシジョン Ref.2635
「エクスプローラーⅠ」や「デイトナ」、「サブマリーナ」、「GMTマスター」等、知名度もあり魅力的なモデルが揃っており、『成功者の証』とも呼ばれています。
ですが、上には上がいるもので、時計業界における存在感が他のブランドと一線を画すことから「雲上ブランド」とも呼ばれていることもあります。
それが『世界三大時計ブランド』なのです!
日本では以外に知られていないように見受けられますが、そんな時計業界の御三家について、ここでご紹介していきます。

PATEK PHILIPPE(パテックフィリップ)』

パテックフィリップの時計

1839年、スイスのジュネーヴに誕生した、世界最高峰の時計ブランドです。
『世界三大時計』の中でも頭一つ抜けた存在であり、ヴィクトリア女王などの王侯貴族から、ウォルトディズニーやチャイコフスキーなど、文化芸術に精通した方々からも愛されていました。
特徴としましては、なんといっても保証された永久修理で一生使い続けられるといった点です。
また、中古での市場価値も高く保たれており、資産としてお持ちになるにも価格変動が少なく、安心感がありますね。
代表的なモデルとしては、「カラトラバ」「ノーチラス」「アクアノート」「ゴンドーロ」「グランド・コンプリケーション」などが挙げられます。
「カラトラバ」は一切の無駄がないデザインで、今日のラウンド型の腕時計の模範ともなっています。
時代に左右されないシンプルな形状かつ、この上ないエレガントな魅力が詰まっていますね。

VACHERON CONSTANTIN(ヴァシュロン コンスタンタン)』

創業は1755年と世界最古のマニュファクチュール(自社一貫製造)であり、スイス時計を代表する存在です。
ムーブメントも自社で製造しており、卓越した技術で生み出されるコンプリケーションウォッチにも定評があります。
また、独創性のあるデザインも多くの人たちを惹き付けていて、マルタ十字はブランドのシンボルとなっております。
代表的なモデルとしては、「オーヴァーシーズ」「パトリモニー」「ヒストリーク」などが挙げられます。
私の個人的な好みではございますが、左右非対称の独特なデザインが目を惹くアシンメトリカル1972がとても魅力的に思います。
一見シンプルなデザインの中にある絶妙な非対称な形状が個性的で素敵です。

AUDEMARS PIGUET(オーデマ ピゲ)』

オーデマピゲ(AUDEMARS PIGUET)ロイヤルオークの腕時計のポリッシュ

定番デザインのステンレススチールを世界で初めて採用し、世界で最も薄い懐中時計の発明など、現在の時計業界に大きな影響を与えました。
さらには、1875年の誕生から今日までどこにも買収されず、独立性を保っているという希少な存在でもあります。
そのため、大手企業の意向に染まることなく、本来のオーデマピゲらしさを存分に感じることが出来ます。
代表的なモデルとして、「ロイヤルオーク」「ジュールオーデマ」「ミレネリー」「ハイジュエリー」などが挙げられます。
ここでも私の個人的な好みを…ミレネリーです!
なんといってもオフセンターに置かれた文字盤の配置、特徴的な楕円形のオーバルケースが魅力的なのです。
このケースはオーデマピゲのデザイナーのオッタヴィオ・ガルシア氏がイタリア・ローマの「コロッセオ」からインスピレーションを受け開発されたと言われております。
オフセンターに置かれたダイヤルをみたらいいのか、表面で大胆に動き回るテンプをみたらいいのか、心を揺さぶられますね!

今回、世界的に人気、知名度のある世界三大時計ブランドをご紹介いたしました。
どのブランドも『雲上ブランド』と呼ばれるのにふさわしいデザイン性と実用性の両方に優れた格式高いブランドとして有名です。
高い価格のコレクションが多いですが、それに見合うだけの価値がある腕時計だからこそ、世界中のユーザーから愛されているのですね。

ブローチ時計修理工房 蒲田店の外観の様子です。

今回ご紹介した「パテックフィリップ」「ヴァシュロン コンスタンタン」「オーデマ ピゲ」はもちろんのこと、ロレックス、オメガなどの海外ブランド、腕時計のメンテナンスショップをお探しならぜひブローチ時計修理工房におかませください。【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。

 

蒲田店の外観
こんにちは!ブローチ時計修理工房蒲田店です。今日は日本のブランド①SEIKO(セイコー)の続き的なかんじで二大企業のひとつシチズンについてお話したいと思います。

シチズン(CITIZEN 1918) 

貴金属商・山崎商店(現・田中貴金属ジュエリー)の製造部門・尚工舎を母体に1918(大正7)年、尚工舎時計研究所として創業します。24年に発表した懐中時計”シチズン”から名を取って30年にシチズン時計として会社化し、東京・高田馬場に本拠を構えました。52年に日・曜・月カレンダー付き、58年にアラーム機構付き、59年に完全防水仕様、 66年に電磁テンプ式”コスモトロン”と、腕時計における「国産初」を連発していきます。一方でアメリカのブローバと提携し、同社が特許を持つ音叉時計”アキュトロン”を 71年に”ハイソニック”の名で国産化しています。2008年にはそのブローバ、12年にはスイスのプロサー社(アーノルド&サンや15年に復興したアンジェラス、高級ムーブメントメーカーのラ・ジュー・ペレを所有)、16年には同じくスイスのフレデリック・コンスタントを買収。シチズンファインデバイス(旧・御代田精密)が作る MIYOTAブランドの国産ムーブメントを内外のブランドに供給するなど、海外進出にも意欲的です。別ブランドとして展開するカンパノラには、リピーターや永久カレンダーなど機械式なら数千万円コースの複雑機構をクオーツ化して手が届く価格帯に収めた通好みなモデルに加え、ラ・ジュー・ペレ製のムーブメントを用いた高級機械式も。一方ではシチズンコレクションなどには10万円以下の機械式も幅広くラインナップされています。やはり選択肢が多いとそれだけ選ぶ楽しみも増えますし、あれやこれやどれがいいかなぁと悩む時間はなんとも言えず楽しいですよね!
シチズン エコドライブ ブレスピン交換 時計修理は新潟市ブローチ時計修理工房におまかせください!
シチズン修理事例
今回ご紹介のシチズン、セイコーの日本の2大ブランドはもちろんのこと、ロレックス、オメガなどの海外ブランド、腕時計のメンテナンスショップをお探しならぜひブローチ時計修理工房におかませください。【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。

OMEGA(オメガ)ref.4532.40 のオーバーホールとポリッシュ後のフェイス
オメガ OMEGA修理事例
ブローチ(BROOCH)時計修理工房蒲田店です。私たちが普段何気なく使用している腕時計、針はなぜ左回りなのかを知っていますか?本日は時計の豆知識、「腕時計の針はなぜ右回りなのか」をお話致します。


腕時計の針はなぜ右回りなのか

ダイバーズウォッチとは?
タグホイヤー TAGHeuer修理事例
人類の初めての「時計」とは、日時計といわれています。地面に棒を立てて、その影を見て時間を計っていました。その影の動きが右回りです。これは太陽が右回りに動いているから。東から出てきた太陽は南の空を通って西へ沈みます。そのため、影は太陽の動きとともに左から右へ、右回りの動きをします。受け継がれて「時計回り=右回り」という形が広まったのです。
ここまでの話は「北半球」が前提です。南半球では太陽は北の空を通りますので、逆回り(左回り)の動きをします。時計が発明された同時は、文明の多くが北半球にだったため時計が右回りになったのです。時計が開発された当時、文明の中心が南半球であれば私たちにとって「左回りの時計」の日常が普通になっていたのかもしれません。
スマートウオッチや精密な腕時計等、時計も時代と共に進化を遂げていますので、これからも楽しみです。


腕時計修理はブローチ時計修理工房へ

蒲田で時計修理はブローチ時計修理工房にお任せを
皆様には大切な腕時計に困りごとがあった際のメンテナンスショップはございますでしょうか。蒲田・品川・大森・川崎・田園調布周辺の時計修理はブローチ時計修理工房にお任せ下さい。ロレックス」「オメガ」「カルティエ」「セイコー」「グッチ」「コーチ」等、すべてのブランドに対応しております。ご来店お待ちしております。

日本のブランド  

今日は私たちの国のブランドについてお話したいと思います。日本の機械式時計産業は群雄割拠のスイスとは打って変わって、セイコーシチズンという二大企業が他を圧倒している状況です。オリエントは現在ではセイコーエプソンの1ブランドとなっています。日本製を選ぶ最大のメリットは、やはり行き届いたアフターケア体制の充実ではないでしょうか。セイコーもシチズンも大企業だけに全国の主要都市に直営店や正規販売店(百貨店や専門店を含む)があり、アフターケアを受け付けています。特に高級モデルであればあるほどメンテナンスが欠かせない機械式腕時計にとって、この安心感があるのはとてもありがたいところですよね!

セイコー(SEIKO 1881)  

今やあらゆる精密機器の素材や部品から電子デバイスまでを手がける超巨大企業に成長したセイコー・グループは、時計メーカーとしても世界最大規模です。国内外に複数の製造拠点を持ち、製品のラインナップも複雑です。
まずはすごく簡略化した歴史から見てみます。1881(明治14)年に服部金太郎が東京・京橋に服部時計店(現・和光)を創業し、92年に製造部門として錦糸町に精工舎(現・セイコークロック)を設立。 1913(大正2)年に国産初の腕時計”ローレル”を発売し、37(昭和12)年には腕時計部門が第二精工舎(現・セイコーウオッチ)として独立し亀戸に工場を構えます。一方、服部時計店出身の山崎久夫が同42年に長野県・諏訪で創業し、第二精工舎の腕時計などの組立製造を請け負っていた大和工業が、 59年に諏訪精工舎(現・セイコーエプソン)と改名。SEIKOの腕時計は「亀戸製」と「諏訪製」が競い合うことで、機械式黄金時代の60年代に世界の頂点へと躍り出ました。機械式の国内生産は80年代初頭に一旦終了しましたが、92年に再開します。海外工場で作られていた低価格帯の機械式も、「セイコー5スポーツ」という新たなブランド名を冠して国内で生産されるようになりました。同じように、かつてモデル名だった「グランドセイコー」やシリーズ名だった「クレドール」なども現在はブランド名として独立し、「キングセイコー」も今年復活しましたね!販売はセイコーウオッチが行っています。
GrandSeiko(グランドセイコー)の電池交換はブローチ時計修理工房へどうぞ
グランドセイコー修理事例
各ブランドの高級モデルは、機械式はセイコーウオッチ傘下の盛岡セイコー工業・雫石高級時計工房、スプリングドライブはセイコーエプソン塩尻事業所(長野県)のマイクロアーティスト工房が主に製造。「亀戸・諏訪」の切磋琢磨は、「雫石・塩尻」に場所を変えて続いています。こうゆうグループ内での関係が場所やブランドを変えながら続いていくってすごく珍しい気がしますが、それだけ両社が必要としあっているというか、良い関係なんでしょうね。


グランドセイコー」はもちろん、腕時計のメンテナンスショップをお探しならぜひブローチ時計修理工房におかませください。【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。


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