スタッフブログ

今回ご紹介するのは最近当店に来たばかりのニューフェイス、Cartier(カルティエ)の定番のタンクよりデザインの一新されたタンクマストです!

金色の枠に黒い艶のある革ベルトがクラシックな印象を与える一点。現品限り231,000で販売しております。

タンクと言えば一般的なラウンド型とは違うレクタンギュラー(長方形)のつくりが個性的で、身に着けると上品な印象を与えるデザインが特徴的。本品ではリューズの部分に藍色の装飾があるのも魅力的ですね。

本日ご紹介しております神田店のタンクマストは金の縦枠部分に若干の錆が見受けられますが、光に当てることによりときには赤く、ときには青く光を反射する姿はヴィンテージならではの特徴と言えるでしょう。

今回はweb上の文面でのご紹介となりましたが、実物の質感、色合いなどは是非ご自身の目で確かめてくださいませ!

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

ブローチ時計修理工房神田店のバックルディスプレイ1

BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。
皆様、お持ちの革ベルトの時計の金具を見てください。バックルでしょうか?それとも尾錠でしょうか?
特に気にしたことが無いよという方も少なくないと思いますが、私は断然バックル派です。使ってみると分かるのですが、もう尾錠には戻れないです。
今回はそんなバックルの魅力を3つご紹介いたします。それでは見ていきましょう!

バックルの魅力3つ

腕時計の革ベルトの留め具が尾錠の時計とバックルの時計

(写真左は尾錠、右はバックルの例)

バックルの魅力はズバリ以下の3つです。

①ラク
②落下防止
③ベルトが長持ちする

尾錠タイプと比較すると、何と言っても着脱がラクです。バックルだと写真の通り、手を通して金具を折り畳むだけで簡単に身に着けられます。

ところが尾錠だと、穴にピンを通す作業が必要です。これが結構時間がかかったり面倒くさかったりします。そして滑ってしまったりすると落としてしまうかもしれないですよね。バックルだと、そういった万が一落としてしまうようなリスクも避けられます。

またベルトが長持ちします。これは有り難いです。やはり穴にピンを通す作業が必要な尾錠に比べて、バックルでの着脱は、負担を最小限に抑えられます。

逆に、尾錠のメリットを挙げるとすれば、軽さと保管のしやすさでしょうか。

バックルよりも軽いです。保管のしやすさで言うと、時計と革ベルトを伸ばした状態で平置きができます。
とはいえ身に着けていて気になるような重さではないですし、バックルを使っていて時計の保管に困ったこともありません。

ブローチ時計修理工房神田店のバックルディスプレイ2

現在、当店にあるバックルは観音開きのものとワンアームタイプのDバックルがございます。素材や形が在庫としてないものは各種取り寄せが可能です。是非ご相談ください。

着脱がラクなものが良い、細かい作業をなるべくしたくない、革ベルトを長く大切に使いたい、という方にはバックルがオススメです。いやあそれにしてもメリットだらけですね。

時計修理はBROOCH時計修理工房へご相談ください

ブローチ時計修理工房神田店のバックルディスプレイ3

いかがでしたでしょうか。今回は、バックルの魅力を3つをご紹介しました。個人的には、革の寿命が格段に長持ちするという点に魅力を感じますね。
もしバックルに興味が湧いてきましたら、是非当店にお越しください。サイズごとに在庫がございますので、バンドに合うものをご提案させていただきます。

他にも、バンド交換をしたいけど、純正の尾錠やバックルが使いたい!といったご相談も承っております。サイズや形状が対応可能なものは、ご希望に沿って対応させていただきます。

時計やバンドに関するお困り事がございましたら、ブローチ時計修理工房神田店までお問い合わせください。
お待ちしております。

SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルのフェイス1
SEIKO セイコー修理事例
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。当店では、アンティークウォッチを販売しております。現行品では味わえない、落ち着いた上品な佇まいを肌で感じることができます。本日ご紹介するのは「SEIKO(セイコー)17JEWELS」のアンティークウォッチです。

アンティーク時計の魅力
SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルのフェイス3

アンティークウオッチとは、一般的に1970年代以前に作られた時計をアンティークとされることが多いです。明確な定義はなく、愛好家の間では50年を一区切りにするという考え方も浸透しているようですが一般的な基準が決められているだけです。
アンティークウオッチの魅力は、「アンティーク特有の柔らかなデザイン」「アンティークウォッチならではのサイズ感」「数十年という歴史の蓄積による味わい深さ」「ビジネスから休日のカジュアルスタイルまで愛用できるデザイン」「有名ブランドを手軽に楽しむことができる」ではないでしょうか。
スーツなどのキレイめスタイルはもちろん、Tシャツとデニムのようなラフな格好もお洒落な雰囲気に格上げします。日に焼けたダイヤルや風合いの良いケースなど、一度魅力に気づくと抜け出せなくなるのがアンティーク時計の世界。着用者に貫禄する感じさせるような、独特の雰囲気がアンティーク時計の魅力です。アンティーク時計は生産が終了しているため数が増えることはありません。ほとんどのアンティーク時計はお手頃価格で取引されています。

SEIKO(セイコー)

SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルのフェイス2
SEIKO(セイコー)といえば、1881年の創業、1969年に世界初のクォーツ式腕時計を発売した日本の誇るメーカーですね!
この時計はゼンマイを手動で巻き上げる手巻き式の腕時計です。文字盤は、存在感のあるグリーン文字盤。角度によって見え方が変わる、グリーンのグラデーションがお洒落でファッションの一部として楽しめます。

ぷっくらとしたフォルムが可愛らしい
SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルの風防

ケースは丸みを帯びたデザインで、アンティークならではのぷっくらとしたフォルムが可愛らしい印象を与えてくれます。当時は風防の強度を高めるため、わずかにカーブさせるのが当時のやり方でした。ドーム型風防と呼ばれるその意匠は、アンティーク時計ファンの心をくすぐる要素の一つです。風防の左側に小傷がありますが、大きな変色や目立つキズはありません。

アクセサリー感覚で楽しめます

SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルの着用イメージ
ケースサイズはリューズを含まずに約17㎜です。アクセサリー感覚で着けれる、女性らしい大きさです。

SEIKO(セイコー) レディース アンティークウォッチ ジョイフルのブレス3
ベルトはSEIKOのロゴ入り、純正ブレスを使用しております。アンティークウオッチ、SEIKO 17JEWELSは税込みで9万9千円です。
気になる方は、ぜひブローチ時計修理工房までお問い合わせください!お待ちしております。

これからの季節、梅雨になり夏を迎えますが、時計を扱うときは「水」に要注意です!!腕時計を扱うときに、最も注意しなければならないことの1つが「水」の問題です。そこで、現代の腕時計で無視できない機能が「防水」といえます。目には見えない性能でありながら防水の有無と機能レベルの差は腕時計の使用条件を決める重要なポイントですよね。ところが高級腕時計の世界では、この防水性能に大きな差があります。一般的に複雑時計やドレスウォッチ、宝飾時計などの高級モデルでは、防水意識が低いものが多いのです。3気圧防水( 30メートル防水)のことを日本では「日常生活防水」と表記しますが、多くはこの程度です。手を洗うくらいでは問題ありませんが、シャワーのときには外さなければ、というレベルです。また復刻モデルや特に審美性の高いモデル、アンティークなどでは「非防水」と堂々と表記されていることもあります。防水性能をおおなかに分けますと下のようになります。

①日常生活防水

雨や手を洗う時に少し濡れる程度に耐えられる。

②日常生活強化防水

水遊び水上スポーツ、水仕事での使用に耐えられる。

③空気潜水用防水

スキューバダイビング等、空気ボンベを使用する潜水に耐えられる。

④飽和潜水用防水

ヘリウムと酸素の混合気体を使用して更に深い潜水をする飽和潜水と呼ばれる潜水に耐えられる。
ロレックス サブマリーナ オーバーホール(分解掃除)は新潟市ブローチ時計修理工房へ! 
ロレックスサブマリーナー修理事例
オメガシーマスターコーアクシャル8500の正面フェイスの姿
オメガシーマスター修理事例

腕時計の仕様上、水は最大の敵ですよね。内部に水分が入ってしまうと、精密機械はすぐに動かなくなりますから、防水性能の高い商品を選ぶのに越したことはないわけです。趣味でスキューバダイビングやマリンスポーツをする方ならば③や100メートル防水というように、用途に応じた性能を選ぶことが望ましいですね!また、すでに持っている腕時計に関しても、日常心がけて使ってもらうにこした事はないですが、うっかりというのがありますよね。お客様で時々いらっしゃいます。着けたままシャワーを浴びてしまったとか。。だれしもそうゆうことはあると思うのでいっその事、気使うのがめんどうくさいよ~と言う方はダイバーズウォッチとかを検討してみるのもひとつかもしれませんね!ご購入のお手伝いも出来ますので、ぜひ一緒に選ばせてください!!
ブローチ時計修理工房タグホイヤーSEIKOの正規代理店でもあります。そのほか【電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。


早すぎた発明「耐磁ケース」  

部品のほとんどが金属製の機械式時計は、磁力が大敵です!特にヒゲゼンマイをはじめ脱進機の部品が磁気を帯びてしまうと精度が下がり、場合によっては動かなくなってしまいます。昔の人が「腕時計はテレビの上に置いてはいけないよ」と言っていたらしいですが、それはスピーカーの磁石や電磁波が時計を帯磁させるからです。当時はほとんどの時計屋さんに、磁気を抜く「消磁器」が置いてありました。この問題を解決すべく生まれたのが、軟鉄などの防磁素材で作られたインナーを持つ「耐磁ケース」です!! IWCが1955年発売の”インヂュニア”で採用。フランス語で技術者を意味する名の通り、モーターなどが発する強い磁界に囲まれた環境を想定し、当時としては画期的な8万A/mの磁場(磁束密度でいえば1005ガウス)に耐える仕様。翌56年には、ロレックスが同様の耐磁ケースに入ったその名も”ミルガウス”を発表しました。ところが、当時の一般的な日常生活ではそこまでの耐磁性能は求められなかったせいか、金属製のインナーがある分だけ重く大きく、外から見ても効果がわからない耐磁ケースは爆発的な人気とはならず、クオーツ式の台頭もあってミルガウスは87年に一旦、生産中止になってしまいます。インヂュニアも耐磁ケースを使わないモデルが作られるようになっていきます。現代でしたらスマホやPC,電化製品など普及しているのでもはや必ず必要なスペックと言っても良いですが、先取しすぎちゃったんですね。このようなケースってどこの世界、業界にもありますもんね。そして90年代に機械式の人気が復活し、IT化が進んで電磁波が飛び交う時代になると、腕時計の耐磁性能が再び見直され、2007年にはミルガウスが生産再開します。しかしこの頃になると今度は帯磁しにくい新素材が登場し、必ずしも耐磁ケースに頼る必要はなくなりました。オメガは 2013年に発表した“シーマスター アクアテラ”で耐磁ケースを使わず1万5000ガウスの耐磁性能を実現。今では同社の多くのモデルが同様の性能を誇っています。ちなみに1000ガウス=8万A/mです。
ノートPCのスピーカーが最大8000A/m
iPhoneのスピーカーが最大1万A/m
家具のドア・マグネットが6万4000A/m
磁気健康枕が最大4万8000A/m
電気カミソリが最大1万400A/m
磁気ネックレスが最大9万6000A/m
ネックレスがやはり高いですが、1,000ガウスあればとりあえずは安心できそうですね。1万5000ガウスもあればほとんど怖いもの知らずといった感じですね!(笑)
消磁器の画像、斜め
磁気帯び修理事例
それでももし磁気を帯びてしまったら、この消磁器を使って磁気を取ることが出来ますのでご安心ください。
神田店の外観
上記で紹介の磁気抜き以外にも腕時計のメンテナンス、修理はぜひブローチ時計修理神田店におかませください。電池交換】や【オーバーホール】、【研磨(ポリッシュ)】【ベルト交換】など、腕時計修理全般を承っております。他店で断られた腕時計もお気軽にご相談ください。

閉じる