BROOCHブローチ時計・宝石修理工房 > ブログ > 蒲田店 > ウォッチバックオープナーの練習を致しました。
スタッフブログ

こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店スタッフNです。
私まだまだ修行中なので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。

今回は、キツく閉まっていてなかなか開けられない時に使用する、強力なウォッチバックオープナーを使って、腕時計の裏蓋を開けていこうと思います。
スクリューバック式が採用されているタイプの裏蓋の多くは、ツメを入れるヘコみがあります。


その場合、時計用2爪式側開器などと呼ばれるオープナーを使い、裏蓋を開けていきますが、今回、そのヘコみのない裏蓋(八角形になっている裏蓋など)を想定して、シリコンゴム製のアジャスターを用いて裏蓋を開けていきたいと思います。


まずは、時計本体とベルトを分離させます。


そして、時計のケースの表裏に合う吸盤の様なシリコンゴム製アジャスターをウォッチバックオープナー本体の上下に取り付けます。


次に、ケースラグ部分にピッタリ合うサイズのサイドアジャスターを探します。(今回は22のもの)


そのアジャスターをウォッチバックオープナー本体に付けていきます。(固くはまっていて取り外しに一苦労します)

そして時計本体をオープナーにしっかりと固定します。
ようやく準備は整いました。
あとは下方向に力を加えつつ、ハンドルを回していきます。

無事、裏蓋を開けることができました!
ありがとうございます。

またこちらのウォッチバックオープナー、ROLEX(ロレックス)TUDOR(チューダ―)のギザギザのついた裏蓋も開けることができます。
その際は上部のアタッチメントをギザギザ専用のものに変更いたします。

今回はキツく閉まっていてなかなか開けられない時に使用する、強力な『ウォッチバックオープナー』を使って、腕時計の裏蓋を開ける練習をさせて頂きました。(今回は上司の時計をお借りしました)

ブローチ時計修理工房 蒲田店の外観の様子です。

BROOCH時計修理工房では、オーバーホール(分解洗浄ポリッシュ加工(ケース・バンド)外装磨きだけでなく、電池交、コマ調整、バネ交換、バンド交換など、ありとあらゆる修理・作業を承っております。
また、修理だけでなくアンティークウォッチの販売、革ベルトの販売、ベルトオーダーなどの販売も行っております。
ベルト交換やアンティークウォッチの購入の際はBROOCH時計修理工房までお越しください。
大切な人から頂いた時計、思い入れのある時計、お使いの時計に不具合等ありましたら、是非一度ブローチ時計修理工房へお越しください。
ご相談だけでも承っております、お気軽にご相談下さい。

閉じる