ウォッチバックオープナーの練習を致しました。
こんにちは、BROOCH時計修理工房 蒲田店スタッフNです。
私まだまだ修行中なので、お付き合いのほど宜しくお願い致します。
今回は、キツく閉まっていてなかなか開けられない時に使用する、強力な『ウォッチバックオープナー』を使って、腕時計の裏蓋を開けていこうと思います。
スクリューバック式が採用されているタイプの裏蓋の多くは、ツメを入れるヘコみがあります。
その場合、時計用2爪式側開器などと呼ばれるオープナーを使い、裏蓋を開けていきますが、今回、そのヘコみのない裏蓋(八角形になっている裏蓋など)を想定して、シリコンゴム製のアジャスターを用いて裏蓋を開けていきたいと思います。
まずは、時計本体とベルトを分離させます。
そして、時計のケースの表裏に合う吸盤の様なシリコンゴム製アジャスターをウォッチバックオープナー本体の上下に取り付けます。
次に、ケースのラグ部分にピッタリ合うサイズのサイドアジャスターを探します。(今回は22のもの)
そのアジャスターをウォッチバックオープナー本体に付けていきます。(固くはまっていて取り外しに一苦労します)
そして時計本体をオープナーにしっかりと固定します。
ようやく準備は整いました。
あとは下方向に力を加えつつ、ハンドルを回していきます。
無事、裏蓋を開けることができました!
ありがとうございます。
またこちらのウォッチバックオープナー、ROLEX(ロレックス)やTUDOR(チューダ―)のギザギザのついた裏蓋も開けることができます。
その際は上部のアタッチメントをギザギザ専用のものに変更いたします。
今回はキツく閉まっていてなかなか開けられない時に使用する、強力な『ウォッチバックオープナー』を使って、腕時計の裏蓋を開ける練習をさせて頂きました。(今回は上司の時計をお借りしました)
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