OMEGA-オメガ- seamaster Ref.116.1114オーバーホールのご依頼です。

修理ブランドOMEGA オメガ

今回は、OMEGA seamaster シーマスター Ref.116.1114オーバーホールのご依頼です。

お持ちいただいた時の症状としては、約10年間使用し、オーバーホール歴は無しとのことで、まず油切れは間違いなさそうです。時間はしっかりあっているので、電子回路の故障もなさそうです。

ですが、、リュウズの引き出しに違和感を感じました。リュウズの引き出しは本来、0,1,2段階とあり、0段階はゼンマイ巻き(今回はクオーツ時計なのでありませんが)1段階はカレンダー回し、2段階は針回しとそれぞれの段階でカチカチと止まるようになっているのですが、こちらの時計は、その止まりが曖昧で各段階でしっかりと止まりませんでした。

この症状、、、オシドリが外れているか、折れているかのどちらかではないでしょうか。。

外れているだけだといいのですが。。。

!?

残念ながら折れてしまってました。。

本来ならば折れたパーツの先端付近にあるオシドリのポストに噛み合いリュウズを引くとポストが凸凹を通り、各段階で止まる仕組みなのですが、完全に折れている為リュウズの引き出しが曖昧になっていたわけですね。

こちらのパーツを交換すればリュウズの引き出しも改善されるでしょう。

オーバーホールというのは、単に分解し汚れを除去するだけではなく、時計機械の故障個所を診断し、修理することも担っております。

分解と同時に、歯車の状態やゼンマイ・バネ・ネジ(クオーツ時計の場合はインシュレーターや回路の動作チェックなど)に至るまで破損がないか診断し、油切れによる摩耗、擦れ跡など入念にチェックします。パーツに破損が無い限りは基本的に元のパーツをそのまま使います。

異常が見当たらなければ、組み直して行くのですが、その際に時計内部で負担のかかる箇所、例えば、常に動き続ける輪列、パーツとパーツが接触する部分。こういった箇所ひとつひとつに油を指していきます。細かな調整をくりかえし、時計内部に油が浸透していき、全パーツが組み上がった時、その時計は正確に時を刻み始めます。

機械式の時計は定期的な手入れをすれば一生ものであると言われています。もちろんクオーツ時計も定期的な手入れをすれば二世代、三世代と世代を超えて受け継いでいくことも可能です。もしお使いの時計に不調が出ましたら是非とも、一度ご相談にいらしてください。

時計修理工房ではオーバーホール、ポリッシュ加工だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換など、修理全般承っております。

新潟市にある時計修理工房でオーバーホールお行いました。電池交換やコマ調整も承っております。

オーバーホール料金 ¥24,000(税別)