BROOCH時計修理工房 万代店 時計の電池交換・パッキン交換を承っています。
BROOCH時計修理工房万代店です。
当店に時計の電池交換・パッキン交換を希望されるお客様が多くいらっしゃいます。
いつも、ありがとうございます。日常使用している時計は気がつくと時計の針が止まっていたり、時計内部から水漏れ・液漏れを起こしている場合があります。
当店ではお客様の大切な時計をお預かりし、電池交換やパッキン交換を即日対応させていただきます。
お困りのお客様はいつでもお気軽にご相談ください。
今回はお客様にご相談された時計の電池交換についてご紹介させていただきます。
電池交換の作業!
時計の裏蓋を外すには、外すための工具が必要になるます。
そして、時計に傷をつけないためにも専門の時計師にご相談いただくことをオススメします。
裏蓋を外すと電池がみえますので時計内部のパーツに傷がつかないようにしながら電池を取り外します。
その後、新しい電池を入れて蓋を戻せば電池交換完了します。
電池がきれた時は、時計から使い終えた電池を取り除くことをオススメします。
理由は使い終えた電池を長時間、時計のなかで放置して置くと液漏れを起こす原因になります。
パッキンとは時計の裏蓋についているゴムのことをいいます。
このパッキンは水漏れや液漏れを防止する役割を果たしています。
ですが、長時間使っているとゴムが悪くなり、水漏れや液漏れを起こし、時計を壊してしまう原因になるので定期的に
交換が必要となります。
電池交換・パッキン交換の詳細について!
電池交換・パッキン交換のお値段
(国産製電池交換) 1つ\1100円税込み
(海外製電池交換) 1つ¥2200円税込み
また通常より長持ちするボタン電池という種類がございます。
(ボタン電池交換) 1つ¥1650円税込み
時計によって電池が複数必要な時計がございます。
その場合、金額が代わります。
(お支払い方法) 現金、クレジットカード、paypay、LINEpayが使用可能です。
料金のお支払いは先払いで対応しております。
(電池が持つ期間) 約2~3年
(パッキン交換) ¥550円税込み
(作業時間)合わせて10~15分程
即日対応可能です!
お預かりすることも可能です。
(営業時間) 11:00~19:30
(定休日) 無休
電池交換、パッキン交換の他にもベルト交換やコマ調整の対応しています。
電池交換をしても時計が動かないという場合がございましたら、オーバーホールのご相談もお待ちしています。
お客様の大切にされている時計をこれからも長く使っていただきたいと思います。
時計のことでお悩みやお困りごとがあるお客様ぜひ、お近くのBROOCHまで足をお運びください!
ブローチ時計修理工房神田店です。最近、当店では「コマ調整」にご来店される方が多くいらっしゃいます。「成人祝い」「昇進祝い」「勤続記念品」「就職祝い」「進学祝い」等の贈り物として「腕時計」をプレゼントされる方が多い時期。早速つけよう!と思っても「あれ、ベルトが大きいな」と思われてベルトの長さ調整(コマ調整)にご来店いただくお客様が多いです。ブローチ時計修理工房神田店ではコマ調整の即日納品可能です!そのため、お急ぎの場合でもお気軽にご相談ください。今回は、お客様にお待ち込みいただいたコマ調整のご紹介です。
コマ調整
コマ調整とは時計のブレスのコマを1つ1つ外したり、足したりして調整する作業のことです。ピン式やネジ式のものがあるためその時計に合った作業方法で行います。今回はハミルトン(HAMILTON)のジャズマスター(JAZZMASTER)のコマ調整です。ブルーの文字盤が凄くきれいです!12本の鋭い爪のようなインデックスがどこか遊び心をくすぐります。ビジネスシーンでもカジュアルの場でも幅広いシーンで活躍できますね。少しバンドが緩いため1コマ外してほしいという依頼で来店していただきました。
コマの種類はピンパイプ式
今回のコマはピンパイプ式と呼ばれるものでした。ピンパイプ式とはその名の通り、ピンとパイプが組み合わさってコマとコマの連結を果たしているタイプのものです。
作業時間は5分ほどで終了です。お客様へ確認していただいたところ、腕のサイズぴったりでした。これからこの時計を着けてお出かけされるとのことで、私たちも嬉しいです!
ハミルトンの歴史
ハミルトンは1892年、アメリカのペンシルバニア州に創立された時計ブランドです。創立からまもなく、正確で耐久性に優れたハミルトンの時計は「鉄道公式時計」の称号を獲得しました。ハミルトンの高精度な懐中時計は、鉄道黎明期のアメリカで非常に大きく貢献したのです。その後、アメリカの発展と共に活躍の場を広げ、陸・海・空、全てのフィールドでアメリカ軍に時計を支給しました。1950年代以降は、世界初の電池式時計「ベンチュラ」、世界初のLED式デジタル時計「パルサー」など、常識を塗り替える革新的なタイムピースを生み出し、時計史に名を刻みました。現在もアメリカンスピリッツを取り込んだ時計は、いずれも本格仕様でありながらリーズナブルな価格帯で展開され、人気を博しています。
ブローチ時計修理工房ではオーバーホール(分解掃除)、ポリッシュ加工(外装磨き)だけではなく、電池交換・コマ調整・バネ交換・バンド交換などの作業などありとあらゆる修理・作業を承っております。「時」をもっと大切な瞬間に。お客様の大切な時計を、熟練の時計技師が修理いたします。気になる症状がございましたらお気軽にご来店くださいませ。
他、コマ調整修理事例はこちら
BROOCH(ブローチ)時計修理工房神田店です。当店にてアンティークウォッチの販売を開始しました。現行品では味わえない、時代を少して来た落ち着いた上品な佇まいを肌で感じることができます。本日ご紹介するのは「スイスの老舗腕時計メーカー・ロンジンのアンティークウォッチ204」です。
ロンジン(LONGINES)
この時計は電池を動力源とするクオーツ式の腕時計です。アンティークのクオーツはなかなか見る機会が少ないかと思います。使用されているムーブメントは「キャリバーL700.2」発売されていたのは1970年代です。当店で「電池交換」「オーバーホール」済みですので、動作も良好です。風防に細かいキズはありますが、他に大きな変色や目立つキズはありません。文字盤は、光のスジが放射線状に入る贅沢な作りこみのキョッコウダイヤルです。
スクエア型のシンプルなデザイン
インデックスはアプライドになっています。丸み帯びたスクエア型のシンプルなデザインで、高級感あるフォルムの中に女性らしさも垣間見えます。アンティークならではの趣きを楽しみつつ、カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できる時計です。ケースサイズはリューズを含まずに約24㎜です。1970年代の時計でここまで状態が良い時計は珍しいです。
尾錠はロンジン純正
ベルトは新しいものに替えさせていただいております。尾錠はロンジン純正のものを使用してます。アンティークウオッチ「ロンジン204」は税込みで7万7千円です。
アンティーク時計の魅力
アンティークウオッチとは、一般的に1970年代以前に作られた時計をアンティークとされることが多いです。アンティークウオッチの明確な定義はありません。愛好家の間では50年を一区切りにするという考え方も浸透しているようですが、一般的な基準が決められているだけです。アンティークウオッチの魅力は以下となります。
・アンティーク特有の柔らかなデザイン
・アンティークウォッチならではのサイズ感
・数十年という歴史の蓄積による味わい深さ
・ビジネスから休日のカジュアルスタイルまで愛用できるデザイン
・有名ブランドを手軽に楽しむことができる
アンティークウオッチのほとんどは、その部品がプラスチックです。プラスチック風防は強度を高めるため、わずかにカーブさせるのが当時のやり方でした。ドーム型風防が現行品とは違う柔らかい雰囲気をもっており、心をくすぐる要素の一つです。アンティーク時計はどんなファッションに合わせても映えるのが特徴です。スーツなどのキレイめスタイルはもちろん、Tシャツとデニムのようなラフな格好もお洒落な雰囲気に格上げします。日に焼けたダイヤルや風合いの良いケースなど、一度魅力に気づくと抜け出せなくなるのがアンティーク時計の世界。着用者に貫禄する感じさせるような、独特の雰囲気がアンティーク時計の魅力です。アンティーク時計は生産が終了しているため数が増えることはありません。ほとんどのアンティーク時計はお手頃価格で取引されています。気になる方は、ぜひブローチ時計修理工房までお問い合わせください。
※現在、神田店にはレディースモデルのみの取り扱いとなりますが、これからメンズモデルも入荷予定です。お楽しみに!
ブローチ(BROOCH)時計宝石修理工房神田店です。神田で「ロレックス」「カルティエ」「オメガ」「セイコー」等の時計修理はお任せください。
さて、本日は「クオーツショック」のお話です。近代時計史において、最も重要な出来事と呼べるクオーツショック。スイスの時計産業を大きく変化させました。現在では当たり前のようにあるクオーツ時計ですが、販売開始されたのは最近です。本日は「クオーツショック」を知らない方へ豆知識としてお話したいと思います。
クオーツショックとは
セイコー(SEIKO)修理事例
クォーツショックは、日本の時計ブランド「セイコー」によってクォーツ腕時計が開発されたことにより時計に関する価値観が一変した出来事です。今では当たり前のように馴染んでいるクォーツ機構ですが、その歴史は割と新しいです。私たち家庭用に販売されてからまだ半世紀しか経っておりません。クォーツショック以前の腕時計は機械式時計であることが当然でした。しかし、1969年にセイコーからクォーツウォッチ「アストロン」を発売。これをきっかけにクオーツ時計が世界中で広まることになりました。さすが、日本技術!日本人としては誇り高いですね。
クォーツとは水晶のことで、水晶振動子という原理を用いたクォーツ時計のことを指します。電池で動くクォーツ時計は、1970年代になるとセイコーが特許を公開し、世界中のメーカーがクォーツ時計生産に乗り出します。クオーツ時計は製造コストが機械式時計に比べて安いです。そのため、腕時計の低価格化が一気に進みクォーツが世界時計の主流となりました。
スイス時計業界の崩壊
クォーツ時計が普及すると、人々は安くて正確なクォーツ時計を求めるようになります。それに伴い、機械式時計の需要は下がり、スイス時計業界は非常に苦しい状況に置かれることになりました。この影響は1980年代後半まで続き、時計の常識が変わったことにより数多くのスイス時計ブランドが閉鎖を余儀なくされました。人々は以下の理由から機械式時計を使う理由がなくなってしまいました。
・機械式時計より安価
・機械式時計を超える精度(手軽に正確な時間がわかる)
・ゼンマイを巻かないので使いやすい
当時の時計業界は、各社職人がより優れた精度を目指してましたが、クォーツ時計の精度を勝るものはありませんでした。まさに時計界における革命となり、これを切っ掛けに腕時計はクォーツが主流になっていきます。ただ、機械式時計がなくなることはありません。「嗜好品・芸術品」として蘇り、大切な人に受け継いでいく資産として機械式時計は愛されています。
スイスの時計界では、企業のグループ化が進展しました。巨大資本の傘下に入ることで、ブランドは保持しつつ市場も確保するという経営スタイルがとられるようになりました。
今後、高級腕時計を目にする時はクオーツショックに立ち向かった「職人」や「メーカー」の努力や思いも見てみると、より愛着が湧くのではないでしょうか。
時計の水漏れ・くもりについて
今回は、時計の水漏れ・くもりについてお話致します。お持ちの時計で、ガラスの内部が曇っている、時計内部に水が入った、今までそんな経験はございませんか?このくらい大丈夫だろうと思ってそのまま使用していると、時計が動かなくなることもあります。今回は、それぞれの症状が起きた際の注意点をご説明いたします。
ガラスの内部がくもる
機械内部に入ってしまった水分が、気温や湿度の上下によって水蒸気化してガラス面に表れたものです。 水分は時計内部にまで入ってしまっているため、ガラス面の曇りを拭いただけでは完全に水分を除去できません。 曇りがすぐに取れる場合はそのまま使用されて問題ありませんが、曇っている状態が長引くようでしたら修理にだすようにしましょう。 新品のお時計でも内部には空気があるため若干の水分が含まれております。そのため急激な気温の変化などによりガラス面に一時的に曇りが生じる場合がありますが、一時的なくもりであれば問題はありません。
時計の中に水が入ってガラスの中が水浸し
こちらの場合は、早急にオーバーホールが必要です。機械にサビが発生したり、文字盤、針などが傷み、交換の必要が出てきます。 手遅れになってしまう前に、早めに修理に出しましょう。
ダイバーズウォッチでも時計内部に水は入る?
写真_ジバンシー
ダイバーウォッチだからと言って、着けたまま泳いでいいと言う訳ではありません。 メーカーにもよりますが、100mや10barと書かれている時計はそれぞれ静止状態でその気圧に耐えられるという規格が多いです。 ですので、泳ぐ際に腕を動かすなどの動作は含まれておりません。 例えば水中で腕を振ったり、蛇口から出る水の水圧でも場合によっては10気圧を超える場合がありますので、水中では使用は避けた方が好ましいです。 また、リューズの閉め忘れ・しっかり閉まっていなかったことが原因によるケースが多いので気をつけましょう。海やプールで使用した場合は、水道水でよくすすいでから乾燥させておきましょう。
お風呂・温泉では時計を外して入る
理由としては、腕時計の防水性能は時計本体とガラスや裏蓋・リュウズにあるパッキンで保たれており、このパッキンが石鹸やシャンプー・温泉成分により劣化が早まる可能性がある為です。一般的なゴム製パッキンでは弾力性が防水に重要なのですが、薬品の成分で硬化したり変質したりする場合があります。